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『カオスだもんね!』カジノディーラー虎の穴で凄腕ディーラーを目指せ!!

2013年02月01日 15時00分更新

 今回のカオスは、カジノディーラーの養成機関に行ってきました。その名も『日本カジノスクール』

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 でも、日本にカジノなんてないのになんでこんな学校が? という疑問を解くべく、このスクールに体験入学(無料)です。

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 体験入学は19時からということで、少し早めにセミナールームに到着。

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 待っている間にもぽつぽつと様々な年齢の体験入学者さん達が集まりだし、今回は我々カオスチームの3名を含む、10 名ほどが参加するようです。

 19時をまわり、いよいよスタート。まずは講師の内田先生から、映像を見ながらカジノ文化とカジノスクールについての説明。

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 ひととおり説明が済んだところで、校長である大岩根先生が教壇へ。

 開口一番、“なぜ日本にカジノはないのに、この学校を作ったのか?”について話してくれました。

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 大岩根先生いわく、「現在の日本の状況から考慮して、おそらくあと3年後に日本でカジノは正式に認可されると推測している」とのこと。

 ただ、そうなった場合、ディーラー数が圧倒的に不足する事態がおきるそうです。ちなみに、カジノは基本的に24時間営業で、ひとつのテーブルにつき4人の交代制。普通のカジノであれば、最低でも2000人のディーラーが必要なのに、日本にいるディーラー資格者は約400人ほど。

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 世界に比べ圧倒的に少ない日本のディーラー数に危機感を感じたからこそ、来たるべき日本でのカジノ解禁に備えて、この学校を9年前に開校したのだそうです。

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 すでに、日本カジノスクールの卒業生はアメリカやマカオのカジノで働いたりしているそうです。また、日本国内では、豪華客船『飛鳥Ⅱ』の船上カジノや、お台場のアミューズメントカジノでも活躍されているとのこと。

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 ちなみに、気になるカジノディーラーのお給料ですが、だいたい公務員の約1.5倍ほどだとか。ただし、そのぶん厳しい世界でもあり、チップを1枚でもなくせば、クビになる可能性も……。

 流れるようなゲーム進行とお客さんへの丁寧な接客能力が求められる、プロフェッショナルな仕事なのだそうです。

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 と、このスクールの概要をだいたい理解したところで、いよいよディーラーの実技体験講習へ。

 実習室に移動するとそこには各種トランプ用のテーブルやルーレット台が。なお今回体験するのはブラックジャックのディーラーということで、ブラックジャック用のテーブルに着席。

 まずは大岩根先生のお手本を拝見。お客さんの前でしっかりカードをシャッフルし、配り出す始点をプラスチックのカードを使ってお客さんに決めてもらう。以降は専用ケースに入れて、配るとき以外は一切触れないのだそうです。

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 カードを配る際には、左手でカードを取り出し右手に持ち替え、表にしてお客さんの前に出すなどの細かい手順が。

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 その後、お客さんがチップを賭けた際の対応、ゲームが終了した際のチップの回収方法などを教わり、いよいよディーラー体験開始!

 トップバッターはアカザーさん。

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 アカザーさんの場合はカード配りは一発でマスターしたのですが……ミズグチさんの挑発に乗り、うかつな「巻き上げてやるよ!」発言が。 

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 ディーラーはあくまでも中立の立場で、お客さんを楽しませなくてはいけないので、こういう態度は完全にアウトなのだそうです。

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 続いてシャクライは大きなミスはなかったのですが、ちょっと自信なさげな感じに見えたようで、ディーラーはもっと堂々と流れるように行なったほうがいいとのことでした。

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 そして最後にミズグチさん。ミズグチさんはさすがに今まで二人の注意ポイントを見てきたせいか、大きなミスなく終わりそうだったんですが、最後の最後で気を抜いたのか、うっかりチップより先にカードを回収。

 これはあとで客がごねる可能性があるので、絶対にチップ>カードの順に回収しなくてはいけないのだそうです。

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 ディーラー実習を受けた後は、テキサスフォールデムポーカーの体験プレー。こちらはプレイヤー同士で戦う、心理戦ポーカーです。

 いかに冷静さを保ち、相手をうまく騙すかが勝負の鍵を握るゲームでした。もちろんカオスチーム1の頭脳派ことシャクライが、アカザーさんとのサシの勝負を征し勝ちました。クスッ。

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 そして、最後にプレゼント抽選を兼ねたルーレット体験をして、カリキュラムは無事終了。

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 ゲームルールに加え所作や語学など、覚えることはたくさんありそうですが、カジノディーラーは今後日本でも脚光を浴びそうな、やり応えのある職業という感じがしました。

カジノディーラー養成スクールへの体験入学レポートは、週刊アスキー2/12号(1月29日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!

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