週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone5用Bluetooth極薄キーボード付きケースを試す

2013年01月25日 17時00分更新

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード

 CESでお披露目され、ちょっと話題になっているiPhone5用極薄Bluetoothキーボードを速攻で海外から取り寄せてみましたよっと。

 こやつ、たんなる薄いキーボードではなく、携帯時にはiPhone5本体と一体にできるケース付き。これまでのケース一体型キーボードって、iPhoneに装着するとかなり厚みが増すのが不満で、好きじゃなかった。

 で、この『EX Hybrid Controller for iPhone 5』。キーボード本体の厚みはなんと2.5ミリ! 薄ッ!! こんなに薄くてどうやって装着するかというと、iPhone側に装着する専用のケースにキーボードがマグネットで合体する仕組みなのだ。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑ご覧のとおり、キーボードの厚みは2.5ミリ。このなかに回路やバッテリーなども全部入っているのは驚き!

 キーボードの位置決めもマグネットでやっているので、およその位置に合わせれば“パチン”とちょうどよい位置に貼り付く。例によってiPhoneとキーボードの接続はBluetoothだ。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑専用のケースをiPhone5に取り付けることで、キーボードのマグネット装着に対応する。強力な磁気はこのケースでシールドされているので、iPhoneにも安心。

 キーボードのキーはタクタイルスイッチといって、表面に極薄のステンレス版を貼ったタイプ。各キーの間にラバーを貼ることで、指によるキーの位置確認と、押しやすさに配慮。文字はエッチングで印字されているので、酷使しても文字が消えてしまうことはない。ボディーはアルミ製なので、見た目よりもしっかりとした構造とキータッチが素晴らしい。メーカーによると簡易防水&防塵構造とのことだ。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑質感も上品で安っぽくないのがよい。配列は一般的なUS ASCII配列。
うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑裏面はフラットなデザイン。カラーは黒と白の2色が用意されている。入手した黒はiPhone5の黒に似た、ややガンメタル調の黒。

 キーボード本体への充電は専用チャージングステーションを用いる。充電時間は約1時間。内蔵バッテリーでの連続使用時間は約40時間。スタンバイで約160時間と必要にして十分だ。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
うすうすだけど感度抜群!…なキーボード

↑バッテリーの充電は付属のチャージングステーションから。電源はマイクロUSBケーブルでオーケー。iPhoneに装着したままでもキーボードの充電ができる(iPhone本体の充電はできない)。

 キーボードに対しiPhone本体は、横方向だけでなく縦方向でも装着できる。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑位置決めはマグネットでやっているので、適当な場所に合わせれば適切な位置で固定されるので安心。

 ユニークなのは、QWERTYキーボード以外にゲームパッドも用意されていること。キーボードと同じように縦横に装着できるので、さまざまなゲームに対応可能だ。

 前述のとおりiPhoneとの接続はBluetoothによる無線なので、たとえばiPhoneをスタンドに立て、キーボードまたはゲームパッドだけを持っての操作もできる。もちろんキーボードはiPadほか、あらゆるBluetooth対応機器で利用できる。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑こうやって使うならiPadはもちろん、ほかのPCやスマホでも使える。いわゆるフツーのBluetoothキーボードだから。

 携帯時には専用のプラスチックケースを覆うようにキーボードを重ね一体化できる。さらにゲームパッドも一緒に重ねて合体できるので、同時に2つ携帯してもいい。

うすうすだけど感度抜群!…なキーボード
↑2枚重ねても携帯できるのがこれまでにないスタイル。

 新興メーカーの製品だが、つくりも非常にしっかりしているし、何よりアイデアが素晴らしい。今後、どこかの代理店経由で日本へも入ってくるかもしれないが、私やACCNのように待つことが苦手……というかできない人は、下記リンクで日本向けの発送を行なっているので、自己責任でポチッってくだされ。

Hybrid Controller for iPhone 5

EX Hybrid Controller for iPhone 5
価格:59.90ドル
製品販売サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう