2013年01月22日20時00分

Xperia Z SO-02Eはソニーモバイル渾身の最強スマホだ

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 今年のCESで発表された、ソニーモバイルの最新スマートフォン『Xperia Z』。CESでは日本を含めグローバルで発売されることが発表されていたが、本日ドコモから日本向けモデル『Xperia Z SO-02E』(以下、Xperia Z)が正式に発表となった。

Xperia Z SO-02E

 Xperiaシリーズは、旧ソニー・エリクソン時代から続く人気ブランドで、その新製品は日本でもつねに注目を集める存在となっている。そして、今回発表されたXperia Zは、ドコモの2013年春モデルの中でもイチオシの製品とされており、注目度は非常に高い。

 Xperiaシリーズといえば、デザイン性に優れる点を挙げる人が多いだろう。日本ではじめて発売された『Xperia SO-01B』は、直線と曲線を組み合わせた、当時としては非常に洗練されたデザイン性が話題となった。それ以後も、背面が弧を描くような独特のデザインを採用した『Xperia arc SO-01C』、背面まで透けて見えるとともに、LEDで鮮やかに輝く『Floating Prism』を採用した『Xperia NX SO-02D』など、常に一歩先を行くデザインが実現されてきた。また、直線と曲線を組み合わせたデザインも、Xperiaシリーズで脈々と受け継がれてきた特徴と言える。

Xperia SO-01B Xperia arc SO-02C Xperia NX SO-02D
Xperia Z SO-02E レビュー Xperia Z SO-02E レビュー Xperia Z SO-02E レビュー

 それに対し、今回登場したXperia Zは、直線的で、前面・背面ともにフラットなボディとなっている。初めて見たときには、これまでのXperiaシリーズと比べ、かなり異質な印象を受けたのも事実だ。また、右側面に置かれた大型の電源ボタンが大きなアクセントとなってはいるものの、見た目のインパクトはあまり強くなく、どちらかというとおとなしめのデザインといった雰囲気となっている。ただ、背面にも強化ガラスを採用することで、樹脂素材を採用している製品に比べて、質感が圧倒的に優れている。確かに、従来以上に指紋が目立つといった副作用も若干気になるところではあるが、右側面の電源ボタンにもわざわざアルミ素材を採用するほどのこだわりようで、質感の高さはXperiaシリーズ随一と言っていいかもしれない。

 また、背面にガラスを採用しているのは、質感を高めるためだけではない。Xperia Zは、ハイエンドスペックを詰め込みつつ、7.9ミリという薄さを実現しているが、背面にもガラスを採用しているため、この薄さながら優れた強度も両立できている。ただ単にデザイン性を追求するだけでなく、使いやすさもしっかり考慮されている点は、Xperiaシリーズらしい魅力だ。

電源ボタンはちょうどいいアクセント
Xperia Z SO-02E レビュー

 まず注目したいのが5インチフルHD液晶だ。この液晶は、従来のXperiaシリーズでも採用されている、液晶パネル内の空気層を樹脂で埋めた『オプティコントラストパネル』で、クリアで高コントラストな映像が表示される。また、高画質化技術『モバイルブラビアエンジン2』も搭載されており、映像の表示品質は他のスマートフォンを圧倒。もちろん、フルHD表示に対応しているため、フルHDムービーなど、映像コンテンツもクオリティを落とすことなく表示できる。ほかの5インチスマホと並べて見比べるとその違いがはっきりとわかるほどで、表示品質は間違いなくトップクラスだ。

 また、カメラも見逃せない特徴のひとつ。このカメラでは、撮像素子に積層型構造の新しい裏面照射型CMOSセンサー『Exmor RS for mobile』を世界で初めて採用している。従来の裏面照射型と比較して暗所での撮影能力が向上しており 実際にテーブルの下などの暗い場所で撮影してみても、粒子状のノイズが非常に少ない鮮明な写真が撮影できる。また、ソニーのデジタルカメラ“Cyber-shot”シリーズでおなじみの自動撮影機能“プレミアムおまかせオート”も搭載し、カメラ任せで綺麗な写真が撮影できるように配慮されている点も嬉しい。ほかにも、枚数制限のない高速連写機能やHDRムービー撮影機能など、新機能が満載だ。

背面にはカメラと赤外線ポート、FeliCaのマーク
Xperia Z SO-02E レビュー

 そして、もう1点押さえておきたいのがバッテリー容量だ。これまでのXperiaシリーズでは、デザイン性やスペック面に対し、バッテリー容量の少なさが欠点となることが少なくなかった。しかしXperia Zでは、2330mAhと旧端末を大きく上回る大容量バッテリーが搭載されている。個人的には、もう少し厚さが増えてもいいので、3000mAhに近い大容量バッテリーの搭載があってもよかったように思うが、それでもこれだけの容量があれば、残量を気にしなければならない場面はかなり少なくなると考えていい。バッテリー容量の少なさからXperiaの購入を見合わせていたと言う人にとっても、これなら安心なはずだ。

新しいXperiaシリーズ最強端末
Xperia Z SO-02E レビュー

 見た目やスペック表を見てのインパクトは、これまでのXperiaシリーズに比べるとやや薄いかもしれない。しかし、実際に手に取り触れてみると、さまざまな部分からシリーズ最強機種であることがひしひしと伝わってくる。実は、Xperia Zは旧ソニー・エリクソンからソニーモバイルに変わって、初めていちから作られた機種だ。デザイン性が変わったのも、そこに大きな理由があるとも言えるが、Xperiaの伝統を受け継ぎつつ、ソニーモバイルとして新しい一歩を踏み出すに相応しい機種を作り上げるという、開発者の強い意気込みが伝わってくる。そして、この意気込みが続く限り、今後登場してくるXperiaシリーズにも大いに期待が持てそうだ。

※2013年1月23日21:20追記 初出時、積層型構造CMOSセンサーについての解説が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。

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