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このまとめは読まないと損かも!

架空インコと天体観測【トゥギャッター通信】第113回

2013年01月12日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、架空のインコを考えながらみんなでつくるかわいい図鑑やBUMP OF CHICKENの『天体観測』から読み取る真実などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

ファイル管理も進化したWindows8

 Windows8は、タッチパネルでも使える画面構成やアプリを販売する“Windows Store”などの新機能が注目されがちだが、基本となるファイルシステム“Windows Explorer”も地味に進化している。ここが便利というつぶやきをまとめた記事がTogetterで公開されていた。

 例えば、Windows 8で複数のファイルを一度コピーするときには、ひとつのウィンドウにまとめて表示してくれるうえ、作業の一時停止も可能。進歩度合はグラフで確認できるので、トラブルがあったときにもわかりやすい。ソフトの切り替えやCPU・メモリの使用状態の監視を行なう“タスクマネージャー”の進化や、タブのクリックでメニュー内容を切り替えられる“リボンUI”の使いやすさなども評価されていた。まだWindows 8に乗り換えてない人なら要チェック!

Togetter:Windows8のエクスプローラーの新機能見ると皆口を揃えて「むしろなぜ今までこれ実装してなかったし」と言う。 by @EH500_Kintarou #win8jp

 

 

まさかの「ハンバーグ屋をやめました」

 飲食店が自店の営業内容を変えるとなれば、そのことを多くの人に知ってもらいたいもの。東京の阿佐ヶ谷にある元ハンバーグ屋、現イタリアンバールというお店は、その宣伝方法がユニークで「これは期待せざるをえない」や「どこに向かってるんだw」とTwitterで話題になっていた。

 通常、店先の看板では新メニューなどを「始めました」とアピールするところを、いきなり「ハンバーグやめました」と宣言。それだけでは伝わらないと思ったのか、「いや!! ハンバーグやめました」や「やっぱりイタリアンバールにしました」など、毎日のようにメッセージを変えていた。「何もそこまで」といいたくなるような商売人の情熱(?)をリンク先の画像で感じてみるべし。

Togetter:地元の(元)ハンバーグ屋が迷走しすぎててヤバい

 

 

天文好きが読み解く、『天体観測』の歌詞

 BUMP OF CHICKENの『天体観測』は、天体観測をテーマにした楽曲だ。そのドラマティックな歌詞について、天文好きの二人がTwitterで雑談して「実はカップルがガチで天体観測をしていた内容」と大胆な予想を立てていた。

 「大げさな荷物しょってきた」という部分は、電波観測には多くの荷物が必要になるため。「ほうき星」という言葉が出てくるのは、電波で観測できるのは明るい天体に限られるから。歌い出しの「午前二時」は架線の送電が止まっていて電磁波の影響が最小限にになる時間帯。「2分後」というやたら正確な時間を覚えているのは露光時間を気にしていたから……など、次々と飛び出すそれっぽい理由に思わず説得されかけてしまう。ファンならずとも読んでおきたい爆笑まとめだ。

Togetter:BUMP OF CHICKEN「天体観測」はガチ天文屋の曲?という雑談。

 

 

これは飼ってみたい! 架空のインコをみんなで考えよう

 もふもふとした毛をまとった“アルパカインコ”、眼鏡と頭部の毛が特徴的な“教頭インコ”──。これらのインコは実際に生息するわけではなく、みんなで新種のインコを空想して『架空インコ図鑑』を作ろうというプロジェクトから生まれたアイデアだ。新インコをつぶやくと、誰かがイラスト化してくれる流れも生まれていて、まとめ記事を見ているだけで和んでしまう。アナタも思いついたら、この企画のハッシュタグ“#架空インコ”でつぶやいてみては!?

Togetter:みんなで『架空インコ図鑑』をつくろう

 

 

研究者にとっての目標、競争とは?

 アカデミックの世界に生きる研究者はもちろん、仕事や趣味などでも、自分なりのテーマを持って研究に取り組んでいる人はいるだろう。しかしときには、目標を見失ったり、周囲との競争に疲れたりして、悩んでしまうことがあるかもしれない。そんなときに読んでほしいのが、京都大学大学院情報学研究科の教授、西田豊明氏が研究者の生き方について熱く語っているこのまとめ。

 西田氏は、「研究者にとっての最も重要な目標は、生涯テーマに近づく」ことだという。それによって、同じテーマに取り組む人と触れ合い、親近感や競争心がわく。しかし、研究における競争原理は、多くの人がトップに憧れる一方で、その中から抜け出すことはなかなか難しい世界でもある。そんなときには、自分なりの競争を見つけたり、あるいはそこから離れた新しいモデルを作ったりしてみては……という提案がされていた。研究者ならずとも、自分の道に迷っている人は読む価値がある記事だ。

Togetter:西田豊明先生が語る,研究者の生き方

 

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。トゥギャ通が好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

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協力:Togetterトゥギャッたん

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