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シグマは『DP3 Merrill』を発表 当たれば場外ホームラン:CES2013

2013年01月08日 20時14分更新

『DP3 Merrill』
シグマ(外部サイト)
●予想実売価格 未定(2月発売予定)

DP3

 35ミリ換算で28mmの『DP1 Merrill』、45mmの『DP2 Merrill』に続き、中望遠となる75mm相当のレンズを搭載した。中望遠だけでなく、マクロ撮影も可能。レンズ以外は、DP1やDP2と同等のスペック。顔優先AFモードとモノクロームモードを新たに搭載した。

 センサーは『DP1 Merrill』と同じ大きいAPS-Cサイズ。その“Foveon X3ダイレクトイメージセンサー”は、RGBすべてを3層のセンサーが取り込む独特の仕様。偽色が発生せず、群を抜く高精細さが魅力だ。

DP3

 また、モノクロームモード搭載にあわせて、シグマのRAW現像ソフト『SIGMA Photo Pro』も2月にバージョンアップを予定。新バージョンでは、RAWデータをモノクロ写真に特化したプロセスを開発して付加する。

 RGB全色を3層で取り込む、その実力は折り紙つき。今回のアップデートでは、これまでのカラー処理をしたあとにしていたモノクロ処理を、カラー処理を一切行なわずにモノクロに最適な処理を施すというもの。RAWデータのため、あとからカラーへ戻すことも可能だ。『DP3』だけでなく、MerrillシリーズならDP1でもDP2でも利用できるとのこと。

 言い方は悪いが、“当たれば場外ホームラン”という個性の塊ともいわれるDPシリーズ。それに新しい武器となる75㎜の単焦点レンズを積んだ最新機、そして、そのモノクロ画像にも注目です!

■関連リンク
・DP3 Merrillプレスリリース
・DP3 Merrill製品ページ

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