2013年01月05日16時00分

5インチスマホ、FHDタブレット、タブPC多数!? CES見所予測:CES2013

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CES2013見どころ予測

 「今年もPC/IT業界の恒例年始イベント、『International CES』=コンシューマーエレクトロニクスショー取材に向かうシーズンが到来。」と成田空港に向かうNEXの座席で書き始めたイトーです。

 毎年、「今年はどんなCESになるんだろう?」と多方面から集めた情報を元にCESの内容を想像するわけですが、2013年は色々な意味で時代の変わり目を感じるCESになる気がしています。家電ショーといっても、白物からPC/IT、オーディオまで、電器量販店にあるものすべてが対象になるのがCESです。もちろん中心となるのは”ソフトウェア”ではなく”新製品”ですが、ハードウェアとソフトウェア(サービス)を分けては語れないこの時代、クラウドを使った新しいサービスが出てくるかもしれません。
 今年は昨年(関連リンク)とは趣向を変えて、開幕前にちょっと勝手な予測をしてみましょうか。

●気になるポイント1 15年ぶりのMSじゃない前夜祭基調講演はどう演出されるのか?

CES2013見どころ予測
↑昨年のCES2012 MS基調講演での一コマ。CESの運営団体CEAのシャピロ会長からMSのバルマーCEOに、15年の思い出をまとめたパネルが手渡された。

 まず、わかりやすい点でいえば、昨年まで15年間、前夜祭基調講演を努めて来たマイクロソフトが、今年は基調講演から姿を消します。昨年時点でCES2012を最後に出展をしない(=MSブースもない)決断をしたためで、これは、やはり北米を代表する大規模な家電イベントにとって大きな変化でしょう(昨年のMS基調講演レポートはコチラ)。

 代わって前夜祭基調講演を務めるのは、スマートデバイス向けSoCの雄、クアルコム。クアルコムの基調講演が、果たしてユーザー体験の未来を見せてくれるのか? 現時点ではまったく想像がつきません。

●気になるポイント2 スマートデバイスとWindowsタブレット

CES2013見どころ予測
↑NVIDIAの基調講演に登場したASUS社CEOのJerry Shen氏。手にしているのは$249.99という当時としては驚異的に安価なクアッドコアタブレットの試作機。この発表の10ヵ月後、GoogleからNexus7が発売された。

 週アス的に注目する要素としては、「Windows系デバイス」と「スマートデバイス」の勢力図がどうなるか。前者については、まずWindows8の発売直後ということで、各メーカーの新製品が出払ってしまっている状況のなかで、隠し球を持っているのはどこか?ということ。

 特に、タブレット型(含むトランスフォーム端末)の新デバイスがデビューするか?(おそらく何かはあるでしょう。特に身軽な台湾、韓国、中国メーカー)。
 マイクロソフトの出展がないということはWindowsPhone8関連の情報が薄くなる可能性も高い。この大事な時期にもったいない、という気は正直感じざるを得ません。直近でCES以外の独自イベントの予定もありませんからね。

 後者のスマートデバイスは、昨年から勢いを増している中国メーカーの存在に注目。もちろん、ここ数年、必ずCESで新製品をお披露目している“シード”である某国産メーカーは別格です。今年も大きなニュースを提供してくれると期待します。
 それとは別に、ファーウェイ、ZTEがどう動くのか? たとえばファーウェイの発表会場は、早くも満席状態らしく、日本担当が席の確保に奔走しているという情報も伝わって来ています(ちなみに昨年も満席)。ファーウェイと競合関係にあり、着実に歩を進めているZTEの動き方も気になるところ。
 昨年、$200ドルの価格帯のタブレットの発売がいち早く発表されたのもCESです(NVIDIAのカンファレンス内での出来事。記事はコチラ)。タブレットについても、10インチではなく7インチ、あるいは7インチと4~5インチの間をつなぐ微妙なサイズの機種(しかもフルHD、というのは私の勝手な希望)が参考出展されるんじゃないか? そんな予測もあります。

気になるポイント3 リビングでの日本企業の北米でのプレゼンスはどう発揮されるか?

CES2013見どころ予測

 それから、日本のメディアとして注視したいのはソニー、パナソニック、東芝、シャープといった電器メーカーがどんなテレビを見せるのか? フルHDの4倍の解像度をもつ“4K2K”というキーワードは少なくとも足掛け3年もテーマにしてきており、目新しさはない。昨年、これは凄いと話題だったソニーのCrystal LED(昨年の西田宗千佳氏による寄稿記事はコチラ)のような文字通り”革新的”な何かが見られるか? シャープのIGZO液晶技術に新展開があるか。今年こそはCrystal LED自体の量産製品の披露があるのか? 北米のお茶の間の主役であるテレビ市場を韓国メーカーに押されている日本企業にとっては、テクノロジーで未来をリードし、人々を魅了することは、やはり大切なことです。

 最後に個人的に気になること。これはUEIの『enchantMOON』(関連記事)など、スタートアップの空気を堅持する若い企業の、ソフトとハードが融合したデバイスたちの存在。

 そんな期待の入り交じった原稿を書いていたらフライトの時間がやってきました。週アスPLUSでのCES2013記事の本格更新は1/7から始まります。今年も全力更新で記事投下していくのでTwitter公式アカウント@weeklyasciiをチェック!ってことでよろしくお願いしますね。
 もちろん、CES2013最新情報を速攻掲載する週刊アスキー本誌もお忘れなく。
 では、行ってきます!

CES2013見どころ予測

CES2013まとめ:世界最大家電ショウ

●関連リンク
2013 International CES公式サイト
ソニー Crystal LEDの公式情報(2012年時点)

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