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GTX670M&高色域液晶搭載『NEXTGEAR-NOTE i770SA1』

2013年01月09日 13時00分更新

NEXTGEAR-NOTE i770SA1
●マウスコンピューター(関連サイト
●実売価格 11万9700円前後

NEXTGEAR-NOTE i770SA1

中量級ゲームでも平均60fpsに迫る

NEXTGEAR-NOTE i770SA1

↑670Mに合わせてMSAAの最高画質で比較して、2割以上性能が向上。重量級のゲームは設定をやや下げる必要がある。

暖色系の表現力が向上

NEXTGEAR-NOTE i770SA1
NEXTGEAR-NOTE i770SA1
旧モデル(NEXTGEAR-NOTE i760SA1)
NEXTGEAR-NOTE i770SA1

↑X-Rite製『i1Pro 2』を使い、色温度D65での色域を測定。色が付いた範囲が表現できる色域を示している。新液晶は一般的なsRGBの液晶よりも広い。

最新高画質化技術
〝TXAA〞に対応

 最新GPU『GeForce GTX670MX』を採用したゲーミングノート。これまでのノート用GeForceは、680Mもしくは660M以下が最新のケプラー世代だった。670MXの登場で、ハイエンドレンジながら680Mより価格を抑えられたのが本製品だ。
 GPU性能は、『3DMark 11』で670Mに対して約2割向上。『コール オブ デューティブラックオプスⅡ』なら18%高い平均59fpsを叩き出す。注目すべきは、『アサシンクリードⅢ』など最近発売された最新ゲームで採用されている、高画質アンチエイリアス技術“TXAA”が利用できること。将来性を考えれば、旧設計のGPUを採用するノートPCを買うメリットはない。
 さらに、NTSC比95%の高色域液晶パネルを新採用。同社製旧モデルの液晶は青灰色がくすむが、本製品は赤や肌色の鮮やかさが自然。安い液晶ディスプレーではわかりにくい淡色の階調も見えるのは驚き。ただし、グレア液晶で写り込みが多く視野角も狭いため、正確な色を見たい人には向かない。
 相対的な性能は680M搭載ノートには劣るが、実売12万円以下でSSD+HDDという構成を考えれば十分満足できるモデルだ。

SPEC
CPU Core i7-3630QM(2.4GHz)
液晶ディスプレー 15.6インチ(1920×1080ドット)
メモリー PC12800 8GB
ストレージ SSD 128GB、HDD 500GB(5400回転)
グラフィック GeForce GTX670MX、HD4000(Optimus対応)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
インターフェース DisplayPort、HDMI、DVI、USB3.0×3ほか
OS Windows8(64ビット)
サイズ/重量 374(W)×264(D)×44(H)mm/約3.16kg

※比較機の『NEXTGEAR-NOTE i760SA1』のスペックは、CPU:Core i7-3630QM(2.4GHz)、メモリー:PC12800 8GB、ストレージ:SSD 128GB、HDD 500GB(5400回転)、グラフィック:GeForce GTX670M、OS:Windows8 Pro(64ビット)。

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