2012年12月10日13時00分

WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた

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 ここ最近、Windows Phoneの日本語公式サイト(外部サイト)が話題となっています。日本では未発表のWindows Phone 8についての情報が日本語サイトに掲載されている点について、様々な憶測を呼んでいます。そこで、日本マイクロソフトの広報担当者にその理由を聞いてみました。

WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた
↑Windows Phoneの日本語公式サイト。Windows Phone 8の情報が満載だ。

日本語サイトにWindows Phone 8の情報が載っている理由としては、「グローバルで一括して制作したものを翻訳したから」(日本マイクロソフト広報)とのことです。各国のWindows Phone公式サイトを見比べてみると、米国・英国・フランス・ドイツなどは新しいデザインとなっています。それ以外の国はシンプルなデザインですが、Windows Phone 8の情報が各国語に翻訳されています。

 また、一時期日本語サイトにはHTC 8Xと8S、Nokia Lumia 920と820の端末画像と、詳細なスペックが掲載されていました。これらもグローバルサイトの情報をそのまま翻訳したものだったようです。

WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた
↑Windows Phone端末としてHTC 8XやNokia Lumia 920が掲載されていた。

 無用な混乱を避けるためか、現在では国内唯一のWindows Phone 7.5端末であるIS12Tのみが掲載されています。

WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた
↑現在ではWindows Phone 7.5のIS12Tのみに差し替えられている。

 ちなみに、各国のWindows Phoneサイトを見比べてみると、なかなか丁寧にローカライズされていることがわかります。

WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた
↑こちらが日本語版のサイト。
WP8日本発売間近? なぜ日本語公式サイトができたのかMSに聞いてみた
↑香港の繁体中国語版。画像は使い回しだが、人名などをローカライズしている。

 このように、Windows Phoneの日本語サイトはグローバルのサイトにデザインを合わせる形で更新されているというわけです。具体的な日本国内での展開については、「現時点ではコメントできない。正式に発表できるまで待ってほしい」(日本マイクロソフト担当者)とのことです。

■マイクロソフトがWindows Phone 8の国内展開にコメントできない理由

 マイクロソフトは、なぜWindows Phone端末の国内展開に言及しないのでしょうか。簡単に言えば、Windows Phoneはマイクロソフトの製品ではないからです。マイクロソフトはWindows Phone向けにOSを開発し、OEMメーカーにライセンスを供給しています。しかしWindows Phone端末を販売しているわけではありません。

 いつどこでWindows Phone 8端末を発表し、どのように販売していくのか、それを決めるのはキャリアやOEMメーカーです。日本では特にキャリアに決定権があります。その代わり、発表会を開催し、プロモーションを実施し、全国に端末を展開し、顧客に販売し、端末代金を回収し、修理やユーザーサポート、時にクレームを受け付けるのは、すべてキャリアの仕事です。

 つまりマイクロソフトから見れば、キャリアやOEMメーカーは顧客に相当します。顧客企業の新製品スケジュールは重要秘密であり、納入業者としてのマイクロソフトがそれを知り得たとしても、とてもコメントできることではありません(取材する側としては、それを知りつつマイクロソフトに尋ねるのですが……)。

 この状況が変わる可能性があるとすれば、マイクロソフトが噂の“Surface Phone”のような自社ブランド端末を手がけるタイミングです。あるいは将来的にWindows Phoneの市場シェアが高まり、キャリアとのパワーバランスが変化することも考えられます。それまでは、キャリアからの発表やリーク情報がWindows Phone 8の国内展開を最速で知る方法となるでしょう。

山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ

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