週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

2012年11月21日 12時00分更新

 以前ご紹介したポケットいっぱいでスマホがざくざく入るリュックタイプのバッグ。しかし元々旅行用なのでポケットサイズがスマートフォンにはやや合わず、薄い素材のためIT機器を入れるには心もとない出来でした。そんなことからスマートフォン持ち運びに特化したバッグを作っちゃおう! と思い立ったのは今年4月のこと。そのときの記事はこちら。

まるで歩くカプセルホテル? 18台のスマホを個別収納できるバッグを発見

クリスマス前までに間に合った!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 工場とやり取りして素材を選んだり試作品を作成したりと試行錯誤を繰り返し、ようやく生産に入ったのが今月頭。そしてついに筆者の考えていたバッグが完成しました! 今回は出来たてホヤホヤのこのバッグをご紹介します。

これが『博士が喜ぶスマートバッグ』!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 これまでにも筆者はいくつか自分で使いたいものをプロデュースして名前を付けてきました。いずれも商品名には筆者のブランドってことで“博士”を付けています。今回は「こんなバッグがあったらとってもうれしい! 喜んじゃう!」ってことから……

『博士が喜ぶスマートバッグ』

 ……と命名。ま、長ったらしいので『スマートバッグ』と呼んでもOKです(笑)。スマートとはもちろんスマートフォンのことですが、たくさんのスマートフォンを“スマートに”持ち運べる……そんな意味も込めてみました。

しっかりした素材でスマホを収納
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 製造をお願いしたのは「うちはPCバッグをよく作っているよ」という工場。さすが手馴れたもので素材やらクッション、そして肩掛けベルトなどPCやスマートフォン利用に最適なものを選定してくれるので試作品も十分合格な品質でした。本生産品も素材などはほとんど手直ししていません。このようにバッグの表面は細かいメッシュの入った耐久性ある素材で、PCバッグやIT系のかばんっぽい仕上がりです。

リュックタイプで飛行機にも持ち込み可能
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 『博士が喜ぶスマートバッグ』のコンセプトは背面や側面のポケットにスマートフォンがたくさん入れられること。ポケットを背面に3段×3列として、また側面と上部にもポケットを配置した結果、サイズは高さが約48センチ、幅が約31センチ、高さが約11センチとなりました(ポケット厚み除く)。布素材ですからちょっと上から押せば飛行機の機内持ち込み可能な高さ45センチに収めることができます。

下の2段ポッケはGALAXY Noteも楽々
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 それでは各部分を見ていきましょう。まず下側の2段、背面の6個と左右それぞれ4個、合計10個のポケットは高さ約15センチ。GALAXY Note/Note IIなどの5インチオーバー端末も収納できます。またiPhone 5は若干大きいケースを付けていても問題なし。最近の大画面スマートフォンもこのポケットに入れることが可能です。なおポケットの横幅は約9センチ、厚みは約2センチ。

上のポッケはiPhone 4がジャスト!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 そして一番上の段のポケットは背面3個、側面が左右それぞれで2個、さらにバッグ上部に2個。この合計7個のポケットは高さ13センチ。こちらは4インチ以下のスマートフォンに適した大きさです。iPhone 4はもちろん、WiFiルーターなどを入れるのにもいいかも。

側面と上部にもポッケがあるのが便利
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 通常リュックタイプのバッグは側面にポケットがひとつあるくらいですが、この『博士が喜ぶスマートバッグ』は側面も上までぎっしりと3段、そして上にも2つとバッグ全体を無駄なく使っています。

肩掛けベルトはしっかりタイプ
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 バッグに端末をたくさん入れたとき、肩掛けベルトが貧弱だと切れてしまったり肩に食い込んでしまったりしがち。ですがこのあたりはさすが手馴れた工場が作ったものなので、ベルトはしっかりとした幅を持っていて、バッグとの縫製もしっかりしています。

 大量のデバイスを入れてもこれなら肩は疲れないかも。そして背中が当たる部分は穴の大きいメッシュ素材で、汗を逃がしてくれます。なおベルト部分には取り外し可能な小モノ入れのポーチも。これは工場からのアイデアでそのまま採用させてもらいました。

さっそく17台のデバイスを入れてみよう
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 てなことで身の回りにある端末をかき集めてみました。さすがにすぐにはスマートフォンが17台は集まらなかったので、デジカメやらWiFiルーターも混じっていますが、これだけのものを各ポケットに入れることができちゃうわけです。

みごとに収納完了!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 それぞれをポケットに入れてファスナーを閉めれば、まさかこのバッグに17台ものデバイスが入っているだなんて誰も気がつかないでしょう。そう、まさしく“スマート”に持ち運びができるってわけですよ。

実は内部にもヒミツがあった!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 さて外側17個のポケットだけではなく、実は中にもヒミツがあるのです。まずファスナーを開けるとポケット側の背面は大きく開けることができます。ファスナーを全開してもポケット部分が完全に開いてしまわないように、ボタンで留めるベルトも付いています。

ノートPCは17インチ級まで収納できる
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 内部の背中側にはノートPC用の大型ポケットを装備。バッグの下部にはクッションもあるので、バッグを床に置いたときでもノートPCを衝撃から守ってくれます。ノートPCはMacBookの17インチも入っちゃうほどの広さなので、市販されているノートPCはたいてい入ります。

最大のヒミツは『博士と一緒にオフ会バッグ』
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 ところで以前、スマートフォンを11台入れられちゃうポーチタイプのバッグ『博士と一緒にオフ会バッグ』なんてものをプロデュースしたことがあります。詳細はこちらの記事をどうぞ。

博士の異常なこだわりと愛情でつくられたマニア必須のモバイルバッグ

 今回の『博士が喜ぶスマートバッグ』は、なんと内部にこの『博士と一緒にオフ会バッグ』が2つ入る仕様にもなっているんですよ!(そろそろ“博士”、“博士”と書くのが面倒になってきたなぁ……笑)

表のポケットの裏の内部には中サイズポッケが上下2つ
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 ファスナーを完全に全開すると、表のポケットのある裏側には中型サイズのポケットが上下に2つ。ここにそれぞれ『博士と一緒にオフ会バッグ』が入るわけです。もちろんピッタリ入るように設計したのでジャストフィット! まずは下側に入れてみましょう

上段にも入れれば恐るべし収納力を発揮!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 続けて上のポケットにも同じく『博士と一緒にオフ会バッグ』を入れてみましょう。入れた後はポケットが広がらないようにちゃんとベルクロベルトで止めておくこともできます。なお下のバッグには端末や重いもの、上のバッグには小物類を入れておくのが通な使い方。

合計40台ものスマホとPCが運べてしまう!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 なんとなく説明でイメージできないかもしれないので、内部の様子を側面から説明しましょう。図のようにノートPCが背中側に入り、外部ポケット側は『博士と一緒にオフ会バッグ』が上と下に入るのです。この結果どうなるかというと……

●スマートバッグ
  スマートフォン17台+ノートPC1台
●オフ会バッグ(上段)
  スマートフォン11台
●オフ会バッグ(下段)
  スマートフォン11台

 つまり、合計40台のスマートフォン&ノートPCが入ってしまうのですよ! もはやすごいというよりも「こんだけ入れるデバイス持っている奴なんているのか?」、「全部入れたら重くて腰を痛めそう」など、作った筆者も疑問がわいてきちゃいましたけど、ま、気にしない気にしない(笑)。

さっそく香港で活用中!
最大40台!? スマホ17台収納バッグがついに完成!

 こんなバッグ誰が使うんだ? と思われる方はおそらくスマートフォンを10台以上お持ちでない方でしょう。てか持っているほうがフツーじゃないんでしょうけどね(笑)。

 さすがの筆者も普段の持ち運びはせいぜい5台くらいですが、WiFiルーターやケーブルやACアダプター、さらにはフリスクやメモ帳やティッシュなど非IT系なものを入れてみると意外と17個のポケットがすぐに埋まります。

 また「17個も入れるものがないなぁ」と最初は思うかもしれませんが、やがて「今日も絶対17個埋めてやるぞ」と義務感が生まれてくるかもしれません!

 さて『博士が喜ぶスマートバッグ』は工場で生産、最低オーダー量が100個以上で大量に作ってしまいました。こんなバッグが欲しいという筆者のような方のために、下記で販売を行なっています。

電脳中心買物隊(外部サイト)
スマートフォン17台収容!「博士も喜ぶスマートバッグ」

 また11月25日に秋葉原で開催される“冬のASCIIフェス2012”で筆者は特設ステージイベントに出演します。そして会場にも終日スタンバイしている予定ですが、背中に『博士が喜ぶスマートバッグ』をしょっていますので、実物が見たい人はぜひご来場ください!

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう