2012年10月26日23時30分

米国で『Windows8』販売開始!~マイクロソフトプレスイベントレポート~

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 米ニューヨーク市でマイクロソフトは、Windows8やSurfaceの販売開始にあたり、プレス向けのイベントを開催した。イベントは、ニューヨーク市マンハッタンの端にあるPier 57。倉庫のような建物である。数百人のプレスを収容し、展示などを行なうためか、会場は大きな倉庫のようなところ。
 

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↑イベントが行なわれたPier 57。マンハッタンの端に位置し、内部は巨大な倉庫のような空間。

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↑イベントを意味する巨大なパネル。中にはこうした壁面がつくられて会場となっていた。

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↑スタッフもWindowsカラーの靴を着用。4色あるのだとか。

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↑最初に登場したのはWindows8の開発総責任者であるシノフスキー氏。

 最初にWindows8の開発を担当するシノフスキー氏が登場し、Windows8について語る。とはいえ、すでにRTMの配布も始まっているWindows8。今日は、一般販売が行なわれる日であり、すでに情報としては公開されているものがほとんどだ。

 

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↑デモでは、Windows Phone 8端末などをチラ見せ。

 シノフスキー氏は、Windows8は、チップセットからユーザー体験までを含めてWindowsを再イメージしたものだと述べた。Windows8は、これまでのWindowsの中で最高のリリースであり、高速な起動、長時間のバッテリー寿命を実現することができるという。また、このWindows8によりタッチでもマウスでも操作でき、タブレットやコンバーチブル型、クラムシェルなどさまざまな“形態”が可能になると述べた。こうしてWindows8を概観したあと、OEMメーカーのWindows8プリインストールマシンを使い、機能を紹介するデモを見せた。また、近々登場予定のWindows Phone 8端末も実機を見せていた。
 

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↑最後にバルマー氏が登場。今回はおとなしい話し方だった。

 最後に登場したのは、スティーブ・バルマー氏。Windows8には、BingやMSN、Skydrive、Xbox Musicなど、マイクロソフトの“すべて”が入っているという。同氏は常々、“PC”、“モバイルデバイス”、“テレビ”のすべてに対応する“3スクリーン”戦略を唱えていたが、Windows8自身が大きく消費電力を減らしモバイル利用に対応するとともに、携帯電話向けのWindows Phone 8のベースともなった。そしてXbox Live系のサービスを取り込んだ。現状のXboxの内蔵オペレーティングシステムは、古い世代のWindowsをベースにつくられたが、その標準アプリケーションやサービスには、“Windows8スタイル”が取り入れられつつある。ある意味、Windows8は3スクリーンを完成させるものといっもよい。

 今回は、いつものように大きな声で叫ぶようなことはなかったが、タブレットなどの操作やその変形などを「Filp、Dock、Convert、Attach」と、リズム感のある言葉で表現した。

 

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↑ニューヨークの中心でもあるタイムズスクエアがWindowsカラーに染まっていく。 
 

 さて、米国でも、Windows8の“深夜販売”が行なわれた。マイクロソフトは、ニューヨークの中心ともいえるタイムズスクエアに『ホリデーストア』を開設、ここでWindows8とSurfaceの販売を行なった。数日前から行列ができていたというが、当日には2百人程度の人々が列をつくっていた。

 

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↑10時のオープンを前にカウントダウンイベントが行なわれる。マイクロソフトストアのホリデーストアは、巨大な布に包まれている。

 深夜販売といっても、店舗自体は10月25日の午後10時にオープン、SurfaceやWindowsの販売は行なわれるが、商品の引き渡しが午前0時以降という形だった。

 タイムズスクエアは、大きな広告用パネルが多数ある場所なのだが、マイクロソフトは、その大半を買い占め、ホリデーストアのオープンのカウントダウン時には、ほとんどの広告パネルがWindows8の表示に切り替わった。株価のニュースなどでよく取り上げられる『NASDAQ』もWindows8、タイムズスクエアの三叉路にある広告のいちばん上はもともと東芝が広告を出していたが、そこもWindowsになった。

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↑カウントダウン終了で、店舗を覆う布がはがされていく。多数の人が集まってきて、店舗前の道路も一時、車の通行を止められた。

 ニューヨークは、地下鉄が24時間動いており、もともと夜中でも出歩く観光客の多いところだが、ホリデーストアのオープンには、多くの人が詰めかけ、カウントダウンのときには、車の通行も遮断され多数の人が店舗の前に集まった。通常は誰もいない深夜の秋葉原に人が集まるのとは感じが違い、新宿や銀座あたりで深夜販売のイベントを行なうような感じである。多数の人を集め、大きな話題をつくるといった点では、マイクロソフトの戦略はうまくいったようだ。

■関連サイト
マイクロソフト

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