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HTC Desire Xはカメラがまた進化 by山根博士:IFA2012

2012年09月02日 20時58分更新

 IFA2012に合わせHTCは新製品『Desire X』を発表しました。4インチディスプレー搭載のミッドレンジクラスの製品ですが、カメラと音楽機能に優れています。

●コンパクトサイズで高機能なDesire X

 HTC Desire Xは新しい画像処理関連チップ“HTC ImageChip”を搭載した、コンパクトでカメラ周りの動作が軽快なスマートフォンです。OSはAndorid 4.0。本体サイズは62.3(W)×9.3(D)×118.5(H)ミリ、重量は約114グラム。ディスプレーは4インチで、解像度は480x800ドット。カメラは従来のHTC Oneシリーズ同様に高機能で、1秒以内の起動、F2.0の明かるいレンズ、28ミリの広角レンズを搭載。動画撮影中の静止画撮影や、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影にも対応しています。

HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑HTC Oneを中心にしたHTCの展示。
HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑Desire X。カラーは黒と白の2色。
HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑背面はカメラ周りに特徴のあるデザイン。
HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑コンパクトな本体。厚みは9.3ミリ。

 さらにはHTCの上位モデルでは標準採用されているBeats Audioの高音質なオーディオ機能も搭載。価格は300ユーロ以下の予定で、ヨーロッパでは9月上旬に出荷され、アジアやインドなどでも発売予定とのこと。ドイツではIFA2012の閉幕後にすぐ通信キャリアや家電店で発売が始まるそうです。

HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑展示モデルには日本語ロケールが搭載。
HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑Beats Audioももちろん搭載。

 なお展示品には日本語ロケールも搭載されていました。スマートフォンとしてのスペックはミッドレンジですが、音楽とカメラに関しては同社の上位モデル、HTC Oneシリーズと遜色ないレベルのものを搭載しています。日本向けにカジュアルな音楽&カメラ端末として、低価格での販売を期待したいところです。

HTC Desire Xを山根博士が会場インプレ:IFA2012
↑既存のHTC Oneシリーズも展示。

 ほかにはHTC One X、One S、One Vなどの上位モデルも展示。すべての製品にBeats Audioヘッドホンを接続し、音楽再生機能を大きな売りとして展示していました。

 またカメラ機能やハイビジョンTVへの画面出力、高速なプロセッサーによる快適な操作性、そして同社独自のインターフェース“HTC Sense”の最新バージョンの説明なども行なわれていました。

HTC(関連サイト)

●関連リンク
IFA2012

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