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シャープは60V型4Kテレビをデモ:IFA2012

2012年08月30日 23時55分更新

 シャープは、IFA会場の一部を先行オープンする形でプレスカンファレンスを開催した。創業100周年のメモリアルイヤーになる同社の今年のオーディオ&ビジュアルの取り組みは、日本でも展開しているBIG AQUOS。最大90インチにもなるAQUOSの大画面テレビの迫力と、大画面を生かして放送を小窓で表示するネット連携をアピール。日本ではすでに技術発表の行なわれている高解像度IGZO液晶パネルの展示も欧州からの来場者の注目を集めていた。

シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑プレスカンファレンスにはミスIFAも登場。手にしているのは日本未発売のスピーカー。
シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑最大90インチの大画面ラインナップをアピール。
シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑日本では技術発表を行なったIGZO技術もデモ。

 注目の4Kテレビは、昨年から日本でも試作機を展示しているICC 4Kテレビ(60V型)の参考展示を実施。シャープ製の4K液晶パネルにアイキューブド研究所による映像クリエーション技術の第2世代技術を投入し、映像信号から人が実物を見ているかのような、全域にフォーカスしたようなリアルで立体感ある映像を再現するもので、昨年の展示よりもさらに様々な映像ソースへの適応力を高めているという。製品化はシャープからの液晶テレビとしての発売となるが、2013年第2四半期に発売を予定しているとのことだ。

シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑昨年から引き続き出品されたアイキューブド研究所による4K液晶のICC技術。
シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑より画面全体をクリアーに超解像をかけて実像を再現するICCの技術。

 太陽光パネルとコンセントに取り付けるメーター、スマートフォンのアプリによって電力をモニタリングするスマートエナジーのソリューションも展示。日本の家電メーカーらしく、CO2に配慮した製品をよりスマートに連携する製品づくりによって差別化していく姿勢が表われていた。

シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑コンセントに接続して使う電力モニタリング用システム。
シャープは2013年発売の60V型4Kテレビをデモ
↑タブレット用アプリで電力をモニタリングするデモ映像が流されていた。

シャープ(関連サイト)

●関連リンク
IFA2012



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