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堀江貴文のJAILぶれいく第48回 録画番組をスマホに持ち出せるレコーダー

2012年07月27日 10時00分更新

文● 堀江貴文 構成●杉原光徳(ミドルマン) 編集●相川 イラスト●桜玉吉

堀江貴文のJAILぶれいく

 テレビやレコーダーの最新夏モデルが各社から続々と登場したが、機能面では3Dだとかインターネット接続といったレベルで、目新しい視点が取り込まれたものは少ない。

 そんななかで気になったのが、マクセルの『iVハードディスクレコーダー』。

『iVハードディスクレコーダー VDR-R3000』
堀江貴文のJAILぶれいく

 機能的にはダブルチューナーのHDDレコーダーだが、録画した番組をネットワーク経由でカンタンにスマートフォンへ移動させることができる。で、こいつがおもしろいのは、録画をする媒体が内蔵のHDD(1TB)だけでなく、『iV』というカセットハードディスクを使用できるところ。これなら容量も多いし番組も好きなだけためられる。欲を言えば、全チャンネル録画ができたり、カセットをほかの機器に接続できたりと、いろいろな部分がオープンに遊べれば、もっとおもしろいんだけどね。

 というのも、今後こういうレコーダーが普及すると、テレビをオンタイムで視聴する必要がないので(番組内容にもよるが)、結果、テレビ自体にチューナーがバンドルされている必要もないということになる。そうなるためには、機器が安価になり一般に普及する必要があるが、今回紹介しているHDDレコーダーの販売価格は5万円程度。そのほかのモデルでも2万円程度で買えたりするので、価格破壊はすでに進んでいる。

 これからは、ディスプレーにチューナーをバンドルさせることが古い時代がくるかもね……。
 

■今週のガジェット■
iVハードディスクレコーダー VDR-R3000

堀江貴文のJAILぶれいく

 最長800時間録画できる1TBのHDDを内蔵したハードディスクレコーダー。iVDRスロット搭載で、カセット型HDD『iV』を増設し容量を増やせるほか、ストリーミング経由で録画番組の再生も可能。デジタルチューナー2基搭載で、2番組の同時録画ができる。録画した番組はスマホでも楽しめる。

堀江貴文のJAILぶれいく
堀江貴文のJAILぶれいく

 カセットハードディスク『iV』。1TBモデル『M-VDRS1T.E』は、実売1万5000円前後。

発売:日立マクセル(関連サイト)
実売価格:5万円前後
 

■今週の近況■

iOS6の新機能でアップル製マップは想像どおり。Siriはクルマの運転中に使う人が多いアメリカ人向けだな。ハンズフリー操作が目的の主軸。地味に新アプリPassbookがおもしろい。早いところ、世の中から紙チケットやプラスチックカードを全廃してほしい。多すぎてウザい。

堀江貴文のJAILぶれいく

※この連載は週刊アスキー2012年8月7日号(7月24日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。

●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』

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