2012年06月01日14時00分

森田涼花卒業ライブレポ「青春時代はアイドリング!!!で過ごしました」

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 ついにこの日が来た。われらがすぅちゃん、アイドリング!!! 11号の森田涼花が、5月30日のライブ『さらば11号すぅちゃんの旅立ちング!!!』をもって、アイドリング!!!を卒業した。

 2期生として2008年4月に加入した森田は、その可愛らしさと天然キャラでファンからの高い支持を得てきた。女優としても活発に活動し、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンイエロー(花織ことは)として人気を得たほか、数多くの映画やドラマに出演し、アイドリング!!!のフロントメンバーとして活躍を続けてきた。

 そんな森田の卒業が発表されたのは5月3日の深夜、『フジテレビからの!』の番組内でのことだ。「いち森田涼花として歩んでいくことを決意しました」と語り、卒業ライブが5月30日に行なわれることも発表された。それから4週間弱。その日はやってきたのである。

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全メンバーが勢ぞろいして卒業ライブがスタート。22人でのライブはこの日が最後だ。

選曲も森田自身のアイデアで

 平日にもかかわらず、東京・台場のZEPP ダイバーシティ東京には数多くのファンが詰めかけた。冒頭でこれまでの歩みを紹介する映像が流され、ステージに貼られた巨大なスクリーンが落ちた瞬間、卒業ライブは幕を開けた。

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ライブ序盤、森田は客席全体を見渡すような視線が多かった。アイドリング!!!として親しんできた風景を惜しむかのように。

M1 baby blue
M2 手のひらの勇気
M3 目には青葉 山ホトトギス 初恋

 まずは3曲を披露。メンバーの表情に、卒業の寂しさは感じられない。心に秘めた感情を抑えつつ、いいステージで森田を送り出したいという気持ちが伝わってくるかのようだ。

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3号、6号、9号、11号と並ぶ光景も、このステージが見納めとなる。 卒業ライブゆえ、この日の全曲に参加した森田。2曲目ではまだまだ表情にも笑顔があふれている。
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『目には青葉 山ホトトギス 初恋』と言えば、この決めポーズ。ドゥ、ドゥ♪ ドゥピドゥ♪ このシーンを観るのも最後かと思うと、なにか特別な光景に見えてくる。

 そんなこの日のセットリストは森田自身のアイデアにより、春夏秋冬をイメージした曲順になっていた。

森田「色とりどり、季節も色とりどりで、いろんな色とりどりなものを、いまこの瞬間、この空間のライブに凝縮しました」

M4 レモンドロップ
M5 告白

 夏らしい曲を2曲披露すると、メンバーが舞台袖に下がり、ステージには森田ひとりが残る。いよいよこの瞬間が来たと、ファンの間に緊張感が走る。これから森田が発するであろう言葉を、一言一句聞き漏らすまいという覚悟が、ホールに充満していた。

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初夏の雰囲気をまとった『レモンドロップ』。ちょうどいまの季節にふさわしい曲だ。
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ナンバリングが隣り合う9号・横山ルリカとこんなシーンも。手に手を取る姿が微笑ましい。 同じ2期生として苦楽を共にしてきた15号・朝日奈央と。お互い天然系のとても素敵なコンビだった。

森田「自分のこれから歩んでいく道のなかで、思い出しては『素敵だったな、幸せだったな』との思い出が増えると思うと幸せで。こうやって最後の時間をみなさんと過ごせることがすごく幸せです」

 そう語る森田が突如、目頭を押さえる。癒し系キャラ、天然系キャラで知られた森田の目に、光るものが流れる。

森田「こんなところで泣いちゃだめだから。まだ始まったばっかりだし」

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5曲目の『告白』を終え、メンバーが舞台袖に。今日の主役、森田がひとりステージに残る。 卒業は未来への旅立ち。そんな幸せな瞬間をお祝いに来てくれたファンに、森田は笑顔を送る。
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突如こみあげる感情が森田を突き動かす。「こんなところで泣いちゃだめだから。まだ始まったばっかりだし」

 噛みしめるように、自分に言い聞かせる森田。そんな森田は、ライブの思い出を語りだす。

森田「ウチは番号覚えるのが大の苦手で、本当は6番にいなきゃらないのにこんなドセンターで、メンバーには『なんですぅちゃんこんなところにいるの』って言われることも多々あって、ハプニングだらけのライブだったんやけど、それって楽しかった」

 ここで再び笑顔を見せた森田。会場には森田の天然キャラぶりに微笑む余裕が生まれる。ここでメンバーを呼び込み、卒業ライブは続く。

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立ち位置を示す番号を指さし、「ウチは番号覚えるのが大の苦手」と説明する森田。その姿を見守るファンの視線は実に温かい。 ここからはユニット曲のメドレー。森田が「いまから歌うユニットのみなさん、どうぞー」と仲間たちを呼び込んだ。

M6 放課後テレパシィ
M7 バッキューン!
M8 GO EAST!!! GO WEST!!!

 夏をイメージした曲、そして森田たちのために書き下ろされたユニット曲を披露し、しばしのインターバル。森田が加入した当時のことを知る1期生と2期生がステージに集い、思い出話に花が咲く。

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夏らしく甘酸っぱい『放課後テレパシィ』。客席ではタオルを回して盛り上がる姿も。
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ブーンと手を広げつつ、走る先には。 20号・大川とハイタッチ! この日、他のメンバーと手を合わせたりとボディタッチのシーンが多かった。

森田「オーディションのときというか、初顔合わせのときいたなあと思って(会場笑)」

遠藤「でも私、すぅちゃん加入前に見てるんですよね。ライブのときにすぅちゃんが観に来てくれていて、2階席に可愛い子がいるのを目撃してたんですよ。その子が初顔合わせのときにいたから『あの子入ったんだ!』って、うれしかったですね」

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19歳トリオによる『バッキューン!』。関西弁を取り混ぜた歌詞に森田らしさが表われている曲だ。 「うううううううううううう」
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「バッキュ―――――ン!」。女優になってもこんなハッチャけた森田を見てみたい。

 2007年8月のそのライブのとき、森田はまだ、アイドリング!!!のオーディションを受けることさえ知らなかった。そんな状態で森田は、アイドリング!!!を「キラキラしていると思った」という。

 また、同じ2期生の三宅からは「こんなに天然な人は生まれて初めて観ました」と評されるも、「ウチ、天然って言われるんですけど、思ったことがないから」と返す森田。この天然ぶりこそ、森田がみんなに愛される理由なのだと、会場の全員が実感していた。

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ライブで盛り上がる定番曲の『GO EAST!!! GO WEST!!!』。「SAY YEAH!」と森田が拳を突き上げる! 同じ2期生の盟友、酒井と肩を組みながら熱唱。だって2人は友だちだ〜か〜ら〜。
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1期生と2期生がステージに残り、「すぅちゃん、入ってきたときに柔道を披露したじゃないですか」(外岡)などと、加入したころの思い出話に花が咲く。

M9 やらかいはぁと
M10 S.O.W. センスオブワンダー
M11 SISTER
M12 犯人はあなたです♡
M13 eve

 『SISTER』を歌う前、森田が残したセリフを紹介したい。

森田「私は今日でアイドリング!!!を卒業しますが、みんなと少し離れても、こんな関係でいれたらなと思います。聴いてください、『SISTER』」

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両手でハートマーク。曲はもちろん『やらかいはぁと』だ。 メンバー全員が、大きなハートで森田を包む。いかにすぅちゃんが愛されていたかを感じさせるポーズだ。
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オリジナルメンバー全員が残っていたユニット『フリフリアイドリング!!!』で歌えるのも今日が最後。曲はもちろん、『犯人はあなたです♡』。
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森田の「I love you」で始まるイントロが印象的な『eve』。アイドリング!!!で過ごした日々は、果てない夢だったのか。 真っ直ぐな視線で客席を指さす森田。その視線の先にはどんな未来が待っているのだろうか。

 秋の歌、冬の歌を経て、ライブは終盤に。ここでステージには5人が残る。森田、橘、大川、倉田、野元。そう、関西アイドリング!!!の面々だ。となれば曲はもちろん『まけへんで』である。

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本編のラストは、関西アイドリング!!!による『まけへんで』。星は空にしかない、かのようにスポットライトが森田たちを照らす。

森田「みんな関西やねんなあ♪」

「でも貴重な京都出身のすぅちゃんが。な、ホンマに卒業すんの、すぅちゃん!?」

大川「いままで、おって当たり前やってんやから」

野元「ひとり減るって考えたら、もうメチャクチャさみしくて……」

倉田「でもさあ、さみしいけど、すぅちゃんに大好きって気持ちを込めて、楽しも!」

森田「ありがとう。ウチも最後の時間、こうやってここにいることがすっごい幸せ。ありがとうございます! どこにいても、空を見上げればおんなじ青で。その先はみんな繋がっているから。聴いてください。『まけへんで』」

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関西アイドリング!!!のなかでも世代の近い3人が、別れを惜しむかのように素敵な笑顔で微笑み合った。

アンコールではまさかのサプライズが連発!

 『まけへんで』が終わり、全員がステージをあとに。いつものライブならここで“アンコール”のコールが発生するところだが、今日のアイドリンガーはいつもと違う。自然発生的に「すぅちゃん! すぅちゃん! すぅちゃん!」のコールが巻き起こった。

 そして登場した2期生7人。彼女たちが身に付けていたのは同じTシャツ。11号・森田の卒業記念グッズだ。

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アンコールでは全員が、森田の「11」のTシャツを着て登場。森田のみ襟元を切っていたって気づいてた?

菊地「すぅちゃんは、あと何曲かしかないけど、これが終わったら明日からアイドリング!!! 11号じゃなくて森田涼花になるから」

森田「リハーサルのときに、いつもすっごい一番注意されるんやけど、最近はあまり注意されへんくなってきて、少し成長したのかなあって」

菊地「すぅちゃんの卒業ライブだから、誰も注意しないよ(笑)」

酒井「でもすぅちゃん、それを成長できてるって思えてるから(笑)」

森田「(泣き顔で)ひとりひとり、ホントに成長してて、なんかね。ウチ、学校あまり行ってなかったんですけど、高校あまり行ってなかったんですけど、でもこれから『青春時代は何?』って聞かれたら、『アイドリング!!!で過ごしました』って」

EN1 モテ期のうた~season2~
EN2 恋の20連鎖!!

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2期生が参加した最初のライブで「聴けない音程の悪さ」だった『モテ期のうた〜season2〜』を披露。いまやこの曲も会場全体がノリノリになる定番曲となった。
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「モッテモッテ!」とステージをハチャメチャに走り回るメンバーたち。このお祭り騒ぎがアイドリング!!!らしい。 森田も積極的に観客をあおる! こんなふうにすぅちゃんにイジられるのも、この日が最後なのだ。

 アンコール2曲を終え、ライブもいよいよ最終局面。ここで残るメンバーからの花束贈呈だ。事務所の後輩でもある24号・野元愛、そして同期の仲間である15号・朝日奈央からの花束贈呈は、観る者の涙と笑いを誘う、実にアイドリング!!!らしい光景だった。

野元「すぅちゃんはメリーゴーランドみたいな人でした。ずっと頭がクルクルしてて。すごい回転してて、そのなかで心優しい人で、いつもいろんなことを勉強させられました。すぅちゃんが先輩で、こうやっていっしょに2年間いろんなこと感謝します。これからもアイドリング!!!全員、すぅちゃんのことずっとずっと思っているので、すぅちゃんも忘れないでください!」

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24号・野元愛からの花束贈呈。事務所の後輩でもある野元ゆえ、感情がほとばしるなかで送辞を述べた。 しっかりと抱きしめあう森田と野元。彼女たちの絆は卒業を乗り越えて、紡がれていくことだろう。

朝日「すぅちゃんと初顔合わせしてから何年か経ったんですけど、すぅちゃんはすごい思いやりがあって、人を幸せにしてくれる存在で、ファンの方もたくさんの方がすぅちゃんに癒やされたと思います。本当は卒業してほしくないです」

森田「でももう、決まっちゃったから」

朝日「そうなんですよね。すぅちゃんを合格させてくれたスタッフさんに感謝したいと思います。だって京都に住んでるし、アイドリング!!!に受かってなかったら会うこともなかっただろうし、だから、門澤さんありがとうございます!」

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同期の盟友、朝日からの贈る言葉を聞き、思わず感極まった森田。 なるべくガマンしていたはずの涙が森田の頬を伝う。それでも気丈に森田は、涙をぬぐってみせた。
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そして固いハグ。後ろのメンバーたちももはや感情を抑えられなかった。

 メンバー全員が涙にくれるなか、ここで森本アナから「今日は仕事で来られなかった方が、なんとか間に合ったみたいです」とのアナウンスが。まさか、まさか!?

升野「すぅちゃああああん!!! オレのすぅちゃん! いやあ、間に合った。まあ、来ますよ。なにを差し置いても来ますよ。当たり前じゃないですか」

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「オレのすぅちゃあああん!」。サプライズで登場したバカリズム升野の絶叫がホール中に響き渡る。ここで思わず、笑いながらも涙腺の緩んだファンは少なくなかったはず。

 ファンもメンバーも待ち望んでいた、番組MCバカリズム升野の登場だ。いつものバカリズムらしく、コント仕立てのセリフ連発ではあったが、そこには4年間にわたって森田を見守ってきた者の愛が、十二分に感じられた。

升野「ボクとすぅちゃんの仲は永遠です!」

森田「でも、升野さん人見知りやから、楽屋で話したことあんまりないです」

升野「ちゃんと心で話しあってたでしょ」

森田「そうですねえ。心ではすごい会話してたから。それはすごくわかります」

メンバー全員「ウソでしょ!」

升野「これからもオレたちは心でつながっているから、心でまた文通をしましょう。卒業おめでとう!」

 バカリズムの登場で、ファンのあいだには大きなカタルシスがもたらせられた。だが、これで終わらせないのがアイドリング!!!流だ。まさかのサプライズゲストがもうひとり、森田を祝福にやってきたのだ。

 ここで舞台袖から登場したのは、ロングヘアの女性。見た目は20代。口調は関西弁だ。その登場に多くのメンバーと客席が驚愕した。残りはポカーンとしていた。そう、ミラっちょこと、元アイドリング!!! 5号、滝口ミラである。元メンバーがステージに登場するのは、非常にレアなケースと言えよう。

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第2のサプライズは、まさかの卒業生登場。事務所の先輩で同じ関西出身の5号・滝口ミラが、過去の数々の所業を詫びてみせた。 中央が滝口。右の6号・外岡えりかは当時まだ高1だ。2007年8月に開催されたこのライブこそ、MCで遠藤が触れていた「2階席に可愛い子がいるのを目撃してたんですよ」という、森田加入前のライブなのである。

滝口「知らない方が多いと思うので、自己紹介させてください! アイドリング!!! 1期生、生きるレジェンド、アイドリング!!! 5号、滝口ミラでーす! すぅちゃんとはずっと同居させていただいていて、こんな小さい時からずっと……」

升野「よくおめえ、セキュリティかいくぐって来れたな!?」

 絶妙な升野のツッコミは、まるで滝口がいまでもメンバーであるかのようなフィット感を醸し出していた。これぞアイドリング!!!である。滝口は卒業を祝うに当たり、番組でも時折り触れられる、これまでの数々の所業を森田に詫びてみせた。

滝口「すぅちゃんの大事に買っていたグレープフルーツを勝手に食べたとか」

森田「あったあった」

滝口「先輩としてはひどい先輩だった思います。でも京都からすぅちゃんが来て、ウチも大阪から来て、すごい心細かったんですけど、可愛い後輩ができてすごく楽しかったです。すぅちゃんもホントにがんばってきて、いちばんの努力家で、落ち着いていて、ウチも先輩なんですけど、尊敬しています。いつもテレビとかで見てます! (会場爆笑)」

森田「ありがとうございます! ビックリ~。まさかのサプライズ。うれしい」

 森田自身がいちばん驚いたであろうサプライズで、会場はすっかりホンワカ気分に。そんななか、森田にとって最後の瞬間が近づいてきた。

森田「これから私は、アイドリング!!!とは違った別の道、新しい道を歩んでいくんですけど、またみんなで新しい道を作っていきたいと思います。ひとりでは作れない新しい道。これからもお付き合いのほど、応援のほど、よろしくお願いいたします」

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ラスト曲は、まさに森田を送り出すにふさわしい『さよなら・またね・だいすき』。多くのメンバーが涙を抑えきれなかった。

EN3 さよなら・またね・だいすき

 まさに、この卒業ライブを締めくくるのにふさわしい曲。曲の合間には、メンバーひとりひとりと森田がハイタッチを交わし、曲のあとにはハグをして別れを惜しんだ。

 ハグをするメンバーたちは、気丈に送り出す遠藤や外岡をのぞき、全員が涙を隠せずにいた。付き合いの長い2期生たち、森田のおかげで先輩に溶け込めた3期生たち、加入以来の2年間を濃密に過ごした4期生たち、そしてまだ数ヵ月の付き合いでしかない5期生も顔を真っ赤にして、森田との別れを噛みしめていた。

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「またね、またね、またね」。この日ばかりは、メンバーの感情と歌が100%リンクしていたことだろう。 全曲を終え、メンバーひとりひとりとハグで別れていった。リーダー遠藤はいつものように、笑顔で送り出す。
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男気あふれる表情で送り出した外岡。ずっと仲間だよという気持ちが伝わってくるようではないか。 いっぽうで涙を抑えきれなかった横山。自身のブログでも、惜別の辞と呼ぶのにふさわしいエントリーを残していた。

 そしてメンバーたちが別れを告げ、ステージにひとり残る森田。中央でスポットライトを浴び、客席からの視線を一身に浴びる。

 そこで森田はおもむろにTシャツを脱ぎ、ドレス姿になってみせた。高校生が制服を脱ぐかのように、幼虫が脱皮して成虫になるかのように、薄青い色の鮮やかなドレスに身をまとう11号。そこにいたのは、女優・森田涼花であった。

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ステージにひとり残り、スポットライトを浴びて立つ森田。アイドリング!!! 11号として最後の挨拶だ。 おもむろにナンバリングTシャツを脱ぎ、ドレス姿に。脱皮という形で自らの卒業を鮮やかに表現してみせた。

 森田は客席に背を向け、ステージ奥の階段に向かって歩みだす。しかし、途中で歩みを止め、客席を振り返る。

森田「振り返ればみなさまが。だから私は、また前を向いて歩いて行ける」

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この日、ステージ中央にあつらえられながら、誰も使わなかった階段。そんな未来への階段を森田は一段一段、噛みしめるように昇っていった。

2012年5月30日。森田涼花、卒業。彼女は毅然と、美しく、旅立っていった。ありがとう、そして、さらば、すぅちゃん。「さよなら・またね・だいすき」

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まばゆい光のなか、アイドリング!!! 11号は旅立っていった。さらば11号すぅちゃん。 森田涼花。1992年9月7日生まれ。ホリプロ所属。職業:女優。

テレビ放送のお知らせ

森田涼花卒業ライブ『さらば11号すぅちゃんの旅立ちング!!!』は、フジテレビONEにて6月24日18:30、ならびに6月27日17:00に放送されます。

●関連サイト
すぅちゃんの Lovely Life(森田涼花 公式ブログ)
アイドリング!!! 公式サイト
Tokyo Idol Festival 2012

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