WiFiスポットを安心して使えるiPadアプリに惚れた！

『Cloak』
バージョン：1.2
App Store価格：無料
（バージョンと価格は記事作成時のものです）

　不心得者の手にかかれば、どんなネットワークだって安全とは限らない。ましてやパスワードのかかっていない見ず知らずのWiFiで作業するなんてリスキーすぎる！ かといって、自前のVPNサーバーを構築するのはたいへんだし。なら、せめて『Cloak』で自己防衛しなよ！

まずは公式サイトでユーザー登録

　CloakはiPadで簡単にVPNを利用できるようにするアプリ。まずは公式サイト(関連サイト)　でユーザー登録しよう。

　月8ドル～の有料プランに加入しなくても、接続時間月2時間またはデータ通信量月1GBまでなら無料で利用できるのがうれしい。無料プランならクレジットカードを登録する必要がないのも良心的。ただし、アプリから公式サイトを開く手段ぐらいは用意してほしかったな。

登録後はアプリからログイン

使用状況を確認

　最大の魅力は「これでもか！」というほど事前準備が簡素化されている点。設定らしきものは皆無だよ。アプリにログインし、下部の“Install Settings”ボタンをタップするだけ。あとは画面の指示に従うだけで必要なプロファイルをインストールできる。現在の使用状況をリアルタイムに確認できるのもわかりやすくていいね。

　ちなみにインストールしたプロファイルは『設定』アプリ→“一般”→“プロファイル”で確認したり、不要になったら削除も可能。

『設定』アプリでVPNをオン

　プロファイルのインストールが完了したら、あとはWiFiスポットに接続するたびに『設定』アプリでVPNをオンにすればオーケー。左上に“VPN”のマークが表示されたらうまく接続できてる証拠だよ。

　「え？毎回VPNをオンにするの？めんどうくさいし忘れそう」なら“always on”がオススメ。事前にこれを選択しておくことで、WiFiに接続した直後に自動的にVPNがオンになるのでラクチン。ちなみにVPN接続はWiFiのみでなく、3G回線でも利用できるよ。

使用上限が近付くとプッシュでお知らせ

　毎月の使用上限が近づくとプッシュ通知で知らせてくれるのも親切。また、誤ってアプリを削除したとしても、プロファイルを削除しない限りVPNは引き続き利用できるので、心配は無用ですぞ。

　不満といえば、アプリでアカウント管理ができない点。使用状況の表示内容が、アプリと公式サイトで微妙にズレるのも気になる。

　でもまあ、Mac版もあるし、iPhoneでも利用できる。いつでも実践投入できるよう、今スグ準備しておこう！

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『Cloak』
バージョン：1.2
App Store価格：無料
（バージョンと価格は記事作成時のものです）
(c) 2011 Bourgeois Bits LLC
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※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています。
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