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au新モデル 日本特別仕様の『HTC J ISW13HT』を徹底レビュー

2012年04月21日 20時30分更新

 すでに大きな話題となっている、HTC×KDDI共同開発の日本特別仕様スマホ『HTC J ISW13HT』。実機をじっくり触りました。

■ホワイトモデルには白、レッドモデルとブラックモデルには黒の高音質ヘッドホンが付属

『HTC J ISW13HT』発表会
『HTC J ISW13HT』発表会

 Beatsとの協業による、Beats by Dr Dre urBeats In-Ear Headphonesを同梱。ホワイトには白、レッドとブラックには黒のヘッドホンが付属する。
 このヘッドホンを装着すると、最適化されたエンハンサー“Beat Audio”を選択可能に。中域から低音が豊かになり、大口径ドライバー採用ヘッドホンで聴いているかのような印象を受けた。
 ヘッドホンはワンセグ視聴時のアンテナとしても利用する。

■明るいレンズと裏面照射型CMOSの高性能カメラ、撮影機能も充実

『HTC J ISW13HT』発表会

 カメラの標準画面にシャッターボタンと録画ボタンが並び、ワンタッチで1080PのフルHD動画を撮影できる。動画撮影中のオートフォーカスと手ぶれ補正に対応。動画撮影を継続しながら写真撮影も可能だ。
 LEDライトの点灯設定も変更できる。

『HTC J ISW13HT』発表会

 シャッターボタンを長押しすると連写となり、撮影後に気に入った写真を選んで保存できる。

『HTC J ISW13HT』発表会

 右上の青いボタンを押すと、トイカメラふうなど各種エフェクトを利用可能。味のある写真に仕上がる。

 カメラはF値2.0のレンズと800万画素の裏面照射CMOSを搭載した高感度仕様。
 LEDライトは明るいだけでなく、調光精度が高めで被写体が真っ白になることがない。
 また、撮影メニューがシンプルで使いやすく、動画や連写、エフェクト、HDRなどいずれもカンタンな操作で行なえる。
 店頭などで触る機会があれば、この楽しいカメラ機能をぜひ試してみてほしい。

WiMAXテザリングに対応

『HTC J ISW13HT』発表会

 下り最大40MbpsのWiMAXに対応。最大8台接続のテザリングも利用できる。

端子カバーには水の侵入を防げるパッキン付き

『HTC J ISW13HT』発表会

 本体上部には電源ボタンとヘッドホン端子を搭載。防水仕様をうたってはいないが、ヘッドホン端子にはパッキン付きのカバーが付けられている。

『HTC J ISW13HT』発表会

 側面のマイクロUSB端子にもパッキン付きのカバーを搭載。本体の厚さ10ミリと、大容量バッテリー搭載のハイエンドモデルにしては非常にスリムだ。
 

『HTC J ISW13HT』発表会

 背面は上から800万画素カメラ、赤外線ポート、LEDライトを搭載。下部にはおサイフケータイのFeliCaチップを備える。

バッテリーは安心の1810mAh

『HTC J ISW13HT』発表会

 SIMカードは標準サイズ。マイクロSDカードスロットも搭載。バッテリーは1810mAhと大容量だ。

スマホの画面をワイヤレス出力できるアダプターも発売予定

『HTC J ISW13HT』発表会

 MWC 2012で発表された『Media Link HD』にも対応。HTC Jで再生している動画や写真などを、Media Link HDに接続したテレビなどにワイヤレス出力できるアダプターだ。HTC Jと同時期の発売を予定しているが価格は未定。

OSは最新のAndroid 4.0

『HTC J ISW13HT』発表会

 本体下部のボタンはAndroid 4.0のGALAXY NEXUSと同じく、右側のメニューボタンがアプリ利用履歴に変わっている。ただし、アプリの選択画面は横スクロールになっており、タスク終了は上スライド操作となっている。

『HTC J ISW13HT』発表会

 設定メニューはAndroid 4.0標準に近いデザインだ。WiFiは802.11a/b/g/nに対応し、高速な5GHz帯も利用可能。

『HTC J ISW13HT』発表会
『HTC J ISW13HT』発表会

 アプリ選択画面は、従来のHTC端末と同じタブメニューを採用。右上にPlayストアやメニューボタンを用意するなどAndroid 4.0の要素も取り入れている。

『HTC J ISW13HT』発表会

 auのEメール用絵文字は、先日発表されたドコモと共通デザインのものになっている。

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