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このトゥギャリはつぶやきの宝石箱や~

【トゥギャッター通信】第74回「ザクとうふとセクシー納期」

2012年04月14日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、ザクとうふの容器を利用したアレコレや「キツイ」、「際どい」を「セクシー」に言い換えてみると……などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

後片付けはしっかりと! アフターお花見の惨事

 先週から今週にかけて、東京などでは気温がぐっと上がって、いよいよ春本番という雰囲気になってきた。この季節の代表的なイベントといえば、やはりお花見だろう。満開の桜の下で仲間と集まれば、食事やお酒も進んでしまうというもの。しかし、いくら楽しくても宴の後片付けは忘れずに。

 本記事では、花見会場のゴミ捨て場や、後片付けをせずに帰ったと思しきゴミの山の写真がまとめられている。満開の桜の下にブルーシートとゴミが散らばってる惨状には、思わず目を覆いたくなってしまう。自分で出したゴミは、決められた場所に捨てるか、持ち帰る。当たり前のことをしっかり守ろうと思い返すきっかけになるまとめだ。

Togetter:【ゴミは持ち帰る!】花見の後の公園の景観がひどすぎる

 

『ザクとうふ』容器の使い道を考える

 先月28日に、とうふメーカーの相模屋食料より『ザクとうふ』なる食べ物が発売された。その名の通り、『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ“ザク”の頭部や色を忠実に再現した枝豆味のとうふなのだ。早くも“14万機”を出荷したうえ、生産ラインの拡大がすぐに決まったほどの売れ行きだという。Twitterでもその人気は高く、ザクの頭部の形を模した容器を、食べ終わった後にどう活用するかという話題で盛り上がっていた。

 主流だった案は、プリンやゼリーなどのお菓子の型にするというもの。誰でも簡単にザクスイーツが作れる、なかなかに実用的な案だ。しかし中には、掃除機『ルンバ』に取り付けてしまう、“本家”のガンプラにかぶせてしまうといった、ちょっと笑える用途もある。ガンダムファンならずとも必見のまとめ。

Togetter:ザク豆腐の容器を有効的に使う方法まとめ

 

ヴィレッジヴァンガードのポップのレベルが高すぎる件

 専門店や雑貨店でよく見られるのが、店員の手書きで制作されたPOP(ポップ)広告だ。メーカーから配布されたポスターなどと違って、書いたスタッフの個性や、商品に対する思い入れがうかがい知れるものになっていることが多い。そのポップの中でも、お洒落な若者に人気の雑貨店、『ヴィレッジヴァンガード』のものが強烈なクオリティー揃いだという。そのまとめ記事をTogetterで発見した。

 ネットで人気の“川越シェフ”こと川越達也氏のインパクト大な似顔絵、「僕のムネに飛びこんできて下さい」と書かれた非常口の案内など、見ているだけで楽しくなるポップが目白押し。「万引きするとこうなります」というメッセージとともに縛り上げられたぬいぐるみなどもあり、店員の意気込みが伝わってくる。このまとめを読めば、ヴィレッジヴァンガードに行きたくなること請け合いだ。

Togetter:【面白すぎる!!】ヴィレッジヴァンガードの迷キャッチコピー・迷POP写真まとめ

 

原稿の締め切りが「セクシー」!?

 色っぽかったり、きわどかったりするさまを、「セクシー」という言葉で表現する時がある。主に魅力的な意味で使われることが多いこの「セクシー」に対して、ちょっと変わった使い方をTwitterで紹介しているユーザーがいた。その人が所属する部署では、本来の意味をもじって、キツい・きわどい状況を「セクシー」と言うのが流行っており、「納期がセクシーすぎる」のように使うという。

 このツイートを受けて、「体調がセクシーです」や「牛乳の消費期限がセクシーだった、むしろアウトだった」など、さっそく多くの人が「セクシー」を利用し始める。状況自体はそんなに変わっていないものの、表現を変えるだけで、何となく前向きな感じになってくるから不思議だ。このアイデアを利用することで、毎日のピンチも乗りきれるかもしれない……。

Togetter:キツい、際どい等を「セクシー」と言うのが部署内で流行っています。使用例:「納期がセクシーすぎます」

 

スマトラ島沖で地震、その時研究者は

 インドネシア・スマトラ島のアチェ州沖で、今月11日にマグニチュード8.6もの巨大地震が起きた。このニュースを聞いた時、22万人とも言われる死者を出した2004年の地震や、先の東日本大震災を思い出した人もいるのではないだろうか。日本でもこのニュースは大きく報道されて、Twitterで地震や地質学の専門家が反応していた。

 幸いにも今回は、巨大な津波が発生しなかった。その理由について、専門家たちは断層のタイプが縦に激しく揺れない“横ずれ断層”で、海底の地殻変動もあまり起こらなかったので、海面が隆起しなかったと語っていた。もうひとつ注目したいのは、海溝をはさんで2004年の震源地とは逆側で今回の地震が起きたことを指摘する声だ。この地震も過去の地震に誘発されたものなので、日本でも大きな余震を年単位で警戒しなければならない……という意見も出ていた。報道の情報で、事態をしっかり把握する研究者の見識はさすがというべき。防災知識を深めるために、ぜひ読んでおきたい。

Togetter:スマトラ沖M8.6地震について、研究者の皆さんのリアルタイムつぶやき

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。トゥギャ通が好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

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協力:Togetterトゥギャッたん

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