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このトゥギャリはつぶやきの宝石箱や~

【トゥギャッター通信】第68回「まとめまとめと雪と犬」

2012年03月03日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、今年も開催された『トゥギャッターまとめまとめ』や雪が降っても元気な犬たちなどなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

トゥギャッターの公式イベント開催、あの人気ユーザーも登場

 先月25日、トゥギャッターの公式イベント『ツイッターメディアサミット2012 トゥギャッターまとめまとめ vol.2』が東京カルチャーカルチャーで行われた。このイベントでピックアップされた記事や、登場したゲストなどを、現地からのツイートを交えてまとめたのが本記事だ。

 イベントのメイン企画は、トゥギャッターの記事を、『ツイートエンターテインメント部門』『ツイートメディア部門』『ツイートコラムニスト部門』『ツイートドキュメンタリー部門』の4部門に分けてピックアップし、優秀作を表彰するというもの。各部門に関連するゲストも登場し、会場を多いに盛り上げていた。中でも、コラムニスト部門のゲストとして招かれた子役の“はるかぜちゃん”は、その可愛らしさと、ツイートの内容に違わない発言の深さで好評を博していたようだ。

 なお、参加者がイベントについてつぶやく用のハッシュタグ、#tgeventでつぶやかれたツイートのまとめ「tgevent タグ実況ざっくりまとめ(全時間帯)」もあるので、合わせてチェックされたし。

Togetter:トゥギャッターまとめまとめvo2作品紹介(詳細解説付き)

 

古株パーツショップ、クレバリー1号店閉店

 '96年12月から営業を続けていた、秋葉原のPCパーツショップ『クレバリー1号店』が先月26日に閉店した。同じブロックで営業していた2号店も先月29日に閉店し、これまで3店舗あった同社系列店は3月から1店舗に集約された。秋葉原でも古株の店舗だけあり、閉店を惜しむ人も多かったようだ。Togetterでも、最後の営業日について写真つきでまとめられていた。

 閉店時間の19時30分を過ぎても店内に人が集まって営業を続けている状況や、閉店の際に店員さんが深々と礼をする様子が伝わってくる。客側と店側の双方の思い入れが感じられ、ちょっと感動的だ。秋葉原で青春を過ごした自作派ユーザーは必見のまとめだろう。

Togetter:クレバリー1号店、15年の歴史に幕

 

雪でも元気な犬たちの様子

 3月になっても、まだまだ肌寒い日が続く。未だに雪が降り続いているという地方も多いだろう。こうなると外に出るのも億劫になってしまいがちだが、動物たちにとっては事情は違うようだ。本まとめは、雪の日でも元気な犬を紹介するツイートをまとめたもの。

 白く雪が残っているところに足あとを残したり、積もった雪にすっぽりと埋まりながらも平然としていたりと、寒さなどお構いなしの犬たちがなんとも可愛らしい。見ているだけで心がほっこりしてきそうなまとめだ。

Togetter:《雪の日》雪でテンションのあがる犬達の写真まとめ

 

220年前に生まれた作曲家は、今年で53歳!?

 ジョアキーノ・ロッシーニは、『ウィリアム・テル』序曲などでその名を知られるクラシック作曲家の一人だ。そのロッシーニが、今年で53回目の誕生日を迎えたという。しかし彼の誕生年は1792年、つまり220年前に生まれたはずなのに、何故2012年が53回目になるのだろうか?

 その秘密は、閏年にあった。4年に1度の閏年で増える日付、2月29日こそがロッシーニの誕生日なのだ。220年を4で割れば55となるが、4で割り切れても閏年でない年が2回(1800年、1900年)あるので、誕生日が今年で53回目になるというわけ。ちなみに本記事には、なぜ1800年と1900年を除外するのかという理由にも触れられているので、読んでおくとためになることうけあいだ。

Togetter:220年前に生まれたロッシーニの誕生日、なぜ53回目?

 

漫画家のスカウトが登場するかも? その背景とは

 イラストが上手い人や、絵を描くのが好きな人なら、「漫画家になったら?」と言われたことが一度くらいはあるだろう。しかし今日では、画力があるにもかかわらず、漫画家を志望する若者が減ってきているという。このことに関して、編集家の竹熊健太郎氏が、デザイン学校で漫画の非常勤を受け持った時の体験を連続ツイートしていた。

 そこではプロレベルの漫画を描く女学生がおり、竹熊氏はその技術力から、彼女が当然漫画家を目指しているものと思っていた。ところが、彼女は漫画の投稿や編集者への持ち込みを一切行なわず、ただ趣味として描くだけだったという。同人誌環境が整っている現在では、趣味で漫画を描ければ仕事にしなくてもそれでいい……と考える人が増えてきているようだ。

 竹熊氏は「ただ編集部で座っているだけでは才能は来ないし、即売会や学校で出張編集部を開くだけでもおそらく不十分」と主張。野球界や角界のように、素質と能力がある人をスカウトして育成する「専門スカウトマン」が、漫画界にも登場するのではないかと予想していた。漫画の道を志す人だけではなく、編集や出版業界に携わる人も読む価値があるまとめだ。

Togetter:編集家・竹熊健太郎氏「漫画界の新人発掘・育成システムが疲弊している」

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

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「彼は生まれつき、顔がビデオカメラだった」

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モーニング島田編集長の、「あきらめなければ夢は必ずかなう」ほど悪質な言説はない、という話について

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協力:Togetterトゥギャッたん

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