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2万円アンダーのお手ごろGPU『RADEON HD7770』、『RADEON HD7750』登場!

2012年02月15日 14時01分更新

ミドルロークラスのGPUが登場し、ますます選択肢が拡がります。
『RADEON HD7700』シリーズは、28nmプロセス製造など、リネーム品ではない完全新作。

『RADEON HD7770』
RADEON HD7700
『RADEON HD7750』
RADEON HD7700

登場したのは『RADEON HD7770』と『RADOEN HD7750』の2モデル。HD7770は2万円前後で、HD7750が1万5000円前後の予定です。
ハイエンドの『RADEON HD7900』シリーズは“Tahiti”コアを搭載していましたが、HD7700は“Cape Verde”コアと異なっています。しかし、オーバークロックの自由度や低消費電力性能は受け継がれており、HD7900シリーズが高評価だけに性能が気になります。

製品名 RADEON HD7770 RADEON HD77500 GeForce GTX550Ti
製造プロセス 28nm 28nm 40nm
SP数 640基 512基 192基
コアクロック 1000MHz 800MHz 900MHz
メモリークロック 4500MHz相当 4500MHz相当 4100MHz相当
メモリータイプ 1GB GDDR5 1GB GDDR5 1GB GDDR5
最大消費電力 80W 55W 116W
補助電源 6ピン なし 6ピン

 

スペック面では、SP数がハイエンドの半分以下になっており、消費電力もひと桁以上下がっています。

さっそくゲーム性能をGeForceのミドルローと比較してみました。
ちょっとキビシイですが、『バトルフィールド3』で画質設定を最高にしてみました。

RADEON HD7700

最高設定ではギリギリ30fpsを下回りましたが、現行のGeForceミドルローには勝利。最低フレームレートでみても、20fpsを切りませんでした。
注目したいのは、HD7750のコストパフォーマンスの高さ。バトルフィールド3で画質設定をひとつ下げた“高”にすると、平均33fpsと十分遊べるレベルになります。しかも補助電源無しで1スロット仕様なので、小型ゲーミングPC自作の鉄板になるかもしれません。

次はミドルハイクラスのGPUが気になるところです!

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