「草食系男子の攻略法は？」芸人しずるがユニークな恋愛術を伝授

2012年02月12日 21時30分更新

人気の若手お笑いコンビ・しずるがティーン女子の恋のお悩みを解決するイベント『魔法のiらんどSweets presents しずるの恋愛相談室♥原宿スペシャル』が、東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで2月11日に開催。恋が遠い日の花火となってしまったおっさんライター加藤が取材してきました！



↑人気お笑い芸人“しずる”。向かって左が池田一馬さん（趣味は料理）、右が村上純さん（趣味はグラビア鑑賞）。

　会場はティーンを中心とした女性ファンで満杯。恋愛相談室という名のとおり、『魔法のiらんど』のウェブサイトをとおして一般ユーザーから寄せられた恋愛のお悩みをしずるが華麗に解決していくというもの。

　最初のお悩みは16歳女子からの「大好きな先輩にバレンタインチョコを渡したい。男の子はどういう告白のシチュエーションが好きなの？」というもの。

　これに対して池田さんは「いつもはふつうに話してるのに、バレンタインの前だけあえて冷たくするのは？　変化球だけど、先輩の気を引けるかも」と回答。・・・・・・ふーん、意外とマジメに答えてますね。



↑まじめな回答が目立った池田さん（左：恋愛話は苦手!?）と、オトコの本音を小出しにしていく村上さん（右：恋愛経験は豊富!?）。

　いっぽうの村上さんは「男は単純なんです。チョコはいらないから、その先輩の前でお尻をプリプリ振ってパンツを見せたらいい」と芸人らしいアドバイス。会場の女性ファンは若干引き気味でしたが、数少ない男性陣（私も含む）は苦笑いとともに深くうなずいていました。

　その後も「自分が恋愛対象なのか、相手の気持ちを確かめる方法は？」や、「草食系男子の攻略法は？」なんていうお悩みが続きます。



↑“恋愛相談中っぽい”という理由で、2人とも足を組んで相談に答えてみたり。

　池田さんは「相手の男に、逆に恋愛相談して反応を見て」とか「もう時代は変わったから、女子がリードすればいい」など、基本的にマジメな答えを連発。一方の村上さんは、「いっしょに歩いてるとき、唐突に立ち止まって目をつぶって相手からキスするように仕向ける」などとボケ気味の回答。押したり引いたりで徐々に会場を盛り上げていきます。

　せっかくなので今回の恋愛相談で判明した、しずるの恋愛絡みの事実を列挙しておきます。

「村上は高校のとき、階段を上る女の子の足がキレイでその子を意識するようになり、そのまま好きになった」

「池田は高校時代、あまりに草食系で彼女にキスもしようとしなかったためフラれ、その後、その（元）彼女は別の男と付き合ってすぐにキスをしたことを知って、ひどくショックを受けた」

「村上が好きな女の子の仕草は、美味しいものを食べたときに、口の中が一杯なのに思わず出てしまった『おいひい！』」

「池田は、何かにコンプレックスをもっている女の子が好き。それを隠したり、恥じたりする行動に惹かれる」

「村上の理想のデートは、高校時代に戻って、赤いオープンカーでお迎えに来た年上のキャリアウーマンとドライブ」

「池田のおばあちゃんはモテない池田を気遣って、バレンタインデーには冷蔵庫をトッポで埋めてくれた」

「池田の彼女はコスプレ愛好者」



↑自分の過去の恋愛を村上にバラされ、動揺して水をガブ飲みする池田さん。

　最後は会場のファンからのお悩みにも答えたしずる。KDDIデザイニングスタジオはステージと客席の距離が近いので、ファンにはかなり幸せなひとときだったはず。ボケたりファンや司会者をいじったりしながらも、最後はていねいに答える姿勢も好印象でした。

　ちなみにこのイベントは日本最大級のケータイ小説サイト『魔法のiらんど』が主催するもの。同サイトでは現在、キャンペーンイベント“魔法のiらんどpresents ハッピーバレンタイン大作戦2012 in HARAJUKU”を東京・原宿で開催中。

　恋にまつわる願いを投稿したり絵馬にも書ける“恋叶！恋愛神社”のほか、『魔法のiらんど文庫』や『魔法のiらんど単行本』の全書籍を展示する“魔法の図書館竹下通り出張所”、プリクラ無料券が入手できるQRコードラリーなど、さまざまな企画が展開されています。開催期間はバレンタイン当日、2月14日まで。

　現在、『魔法のiらんど』では、一般参加コンテスト“iらんど大賞”も開催中。腕に覚えのある方は、作家デビューの可能性に挑戦してみてはいかがでしょうか。第5回最優秀賞の『見てる。＜ストーカー＞』（作者：蜜柑）は、3月26日発売で書籍化も予定しています。

　……と、この話を聞いた村上さんはケータイ小説に興味をもったようで、「ぜひ書かせてください！」と『魔法のiらんど』担当者にアピールしていました。実際に、短編小説は執筆経験があるそうなので、そのうちに本当に実現するかもしれませんね。