2012年01月11日12時00分

【海外端末】ハイエンド中華スマホ『Meizu MX』が海外進出!

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 昨年あたりから海外でも存在感をじょじょに現わしている中国のスマートフォン。そのなかでも型破りのスマートフォンメーカーとして中国国内で人気のMeizu(魅族)が海外にも直営店をオープン。まずは香港やシンガポールなどアジアから世界進出を着々と進めています。

香港にオープンしたMeizu直営店
【海外端末】ハイエンド中華スマホ『Meizu MX』が海外進出!

 Meizuは過去にデザインの模倣でAppleから訴訟を起こされ、そこから海外でもちょっと有名になったという過去があります。

 当初は独自OSを開発していましたが、いまではAndorid OSにカスタマイズしたUIを搭載しており、その使いやすさが評判にもなっています。昨年発売した『M9』は中国のガジェットマニアにも大評判。ただその人気はあくまでも中国国内だけのものでした。

1月1日に最新モデル『MX』が香港でも発売開始
【海外端末】ハイエンド中華スマホ『Meizu MX』が海外進出!

 そのMeizuが最新機種『Meizu MX』を1月1日から発売開始。しかも中国だけじゃなく香港などの直営店でも同時に発売されたのです。

 Meizu MXのスペックはデュアルコア1.4GHzのCPU、4インチ 960×640ピクセル(WVGA)のディスプレー、8メガピクセルカメラを搭載し、HSPA+対応など、なかなか優れたもの。

 とは言えしょせんは“中国のスマホ”です。1月1日の発売開始時間、朝9時に香港の直営店へ行けば余裕で購入できると思いました。

早朝からずらりと行列が続く
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 到着したのは朝8時すぎ。昨晩は新年のお祝いで一騒ぎした香港人も多いことから、せいぜい10数名くらいが並んでいるんじゃないかなぁと思っていました。

 ところが数えてみると事前予約客だけで50、100、いや200人以上。そして予約客のぶんが余れば購入できる当日客の列が10名くらい。

 えーとここはAppleストアでもないし、今日はiPhoneの発売初日でもありません。1月1日の早朝からなんでみなさん並んでいるの!?

予定より遅れて10時半ころオープン
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 そうこうしているうちに行列はどんどん増え、予定されていた発売開始時間の9時を過ぎてもお店は開きません。ここまで人が集まることを予想していなかったのかもしれません。

 ようやくシャッターが開き、Meizu MXの販売が始まったのは10時半過ぎ。さあいよいよ実機を手にすることができるぞ!

店内も人が入りきれないのでいったん撤収
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 店内にはまず予約客の列から順番にお客さんが入り、順番に端末を受け取っていきます。しかし200名以上の客をさばくのにいったい何時間かかるのでしょう?

 私のような当日客は予約客全部が終わってからの購入となりますが、こりゃいつになるかわかりません。11時になってようやく当日客用の整理券が配られ「14時に来るように」と言われました。

 いったん撤収して昼食を取って、14時には購入できるなぁと、そのときは安易に考えたのです。

午後になっても客足は止まらず数百名に
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 そして14時、お店に行ってみると客の数がさらに増えています。しかもどこに並べばいいのかわからない混乱ぶりです。どうにか当日客の列を見つけましたが、この時点で整理券の番号は500番台に突入。

 複数台購入している人もいるので、お店には1000台以上在庫があるってこと? 中華スマホなのになんでこんなに人気があるのか不思議!

お店の入り口付近に到着するのに1時間
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 行列客のなかからはスタッフに文句を言う人も出てきました。そりゃそうです。香港を含めアジアは今日はお正月ではありませんが(旧正月を祝いますが今年の旧正月は1月23日)、せっかくの祝日を1日つぶされてしまうんですからね。

 Meizuとしては1月1日発売で話題を取ろうと考えたのでしょうが、お客さんを処理しきれない状況になるとは考えていなかったのでしょう。当日客の列にようやく並んだものの、お店の入り口付近に到着するまで1時間もかかってしまいました。でもまだまだ店内には入ることができません。

事前予約で12台も買う客までいるとは!
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 並んでいると、香港の広東語ではなく中国大陸の北京語を話す客の数も多いようです。MXは香港の価格は約3万1000円なのに対し、中国では約3万6000円と値段が高いのです。そのため香港に隣接する広東省のスマホマニアはこぞって香港に買いに来ているようです。

 また、この価格差を利用して仕入れに来ている客もいて、10台以上を事前予約しているケースもあるとのこと。こりゃなかなか処理が進まないわけです。

朝の行列から9時間! iPhone人気を超えた?
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 お店の前で並ぶこと1時間、そして店内に入って1時間。外も少し暗くなってきた17時ころにようやくレジの前に到達することができました。

 朝から9時間、整理券番号は700を超えているようで、今日1日だけで2000台以上は販売したのではないでしょうか。この数って香港のiPhone 4S販売初日にもしかして匹敵する?

 行列中にほかのお客さんとも雑談をしたのですが、香港のスマホマニアも多く並んでおり、このMeizu MXは中国製ってことを抜きにして注目されているようです。こりゃ今年後半にはほかの国でも販売される可能性は高いかも!?

美しいパッケージはMeizuならでは
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書籍タイプのパッケージは珍しい
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 ようやくゲットしたMeizu MXですが、まずパッケージがとても美しいのです。最近のスマートフォンはみんなiPhoneライクな直方体のパッケージが多いですよね。ところがMeizu MXのモノはというと、とても薄くて書籍のようなスタイル。Meizuカラーのブルーの帯も書籍らしさを出しています。

 パッケージを開けるとMX本体が入っており、裏返すとマイクロUSBケーブルが入っているというシンプルな構成。ACアダプターは別売なのですが、USBケーブルさえあれば充電もできるし、なくても困らないでしょう。

 こんなおしゃれなパッケージに入れてくるとは、Meizuが本気でMXを売ろうと考えている姿勢がよーく伝わってきます。

iPhoneに似ているようで似ていない
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シンプルにまとめた背面
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 このMeizu MX、どことなくiPhoneに似ているのですが(笑)、比べてみるとそこまで似ているわけでもないことがわかります。

 サイズはGalaxy S IIに近くやや大きめ。背面のデザインも“MEIZU”のロゴの上にカメラとフラッシュが並ぶシンプルなもの。なおSIMカードはマイクロSIMカードを採用しています。

特徴的なポインティングデバイス
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ソフトキーはバックライトで表示が変わる
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 またMeizu MXの最大の特徴はディスプレー下のポインティングデバイス。トラックボールのようでこれは押しボタンとして動作します。

 また左右のソフトキーはバックライト表示されており、アプリ起動時などは矢印で戻る表示になるあたりはカッコイイかも。

ちょいiOSっぽいUIに特徴アリ
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 さてOSはAndroidなので使い勝手はほかの機種とあまり変わりません。ところがホーム/メニューのUIはMeizuオリジナルのよう。

 ホーム画面に直接アプリアイコンが置かれ、フォルダーの作成も可能。なんだかこれってiOSっぽいのですが、Meizuが元々目指していたのがiPhoneだったのでこのようなものになっているのでしょうか。

 ただしフォルダーを開くと、そのなかに収められているアプリアイコンはディスプレーの下部に1列に横に並んで表示されます。

とてもクールな充電中の表示
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 買ったばかりの状態ではバッテリー残量が少ないのでここでマイクロUSBケーブルをつないで充電してみましょう。

 そのままちょっと放置するとロック画面になりますが、ディスプレー下中央のUSB端子の上あたりがほんのりと緑に光り、そこから緑の丸い玉がディスプレー中央のバッテリー表示に向かってゆらゆらと上っていくんです。

 電気を送っていますよー、って感じがよくわかるアニメーションはなかなか凝っているぞ!

ロック解除はこんな感じ
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 そのロック画面を解除するには鍵アイコンを指先で上にスクロールするのですが、下からホーム画面がぬるぬるとスライドして出てくるのも楽しい感じですね。

 とにかくあれこれと考えてUIを設計しているようです。またMeizu独自のアプリストアも用意されていて、主に中国系のアプリがダウンロードできます。

メインスマホとしてバリバリ使えそう
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 デザインがじゃっかんアレではありますが、スペックや使い勝手、そして質感などはもう大手メーカー品と遜色のないレベルに仕上がっています。

 今後はクアッドコアCPU搭載の製品も噂されているなど、あなどれないメーカーになるかもしれませんよ。2012年はMeizuにもぜひ注目してください!

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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