2012年01月04日18時00分

『申し訳ないと』に潜入、アイドリング!!!とバニラビーンズのライブを密着レポ!

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 J-POPに特化した深夜クラブイベントとして、すでに10年の歴史を誇る『申し訳ないと』。メインはDJプレーだが、旬のアイドルが出演することでも話題のイベントだ。

 会場は代官山UNITを中心に、札幌や新潟など地方都市でも開催。アイドリング!!!も2009年12月28日の『(有)申し訳ないと忘年会SP@代官山UNIT』を皮切りに、定期的に出演しており、ファンならずとも気になるイベントとなっている。

  とは言え、「深夜のクラブイベント」という点に二の足を踏んでしまう人がいることもまた事実。そこで今回、昨年の12月28日に開催された『申し訳ないと』に潜入し、アイドリング!!!とバニラビーンズのステージを中心に密着、その魅力をお伝えすることにしたい。

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申し訳ないと主催者のミッツィー申し訳(左)と、宇多丸申し訳Jr.ことRhymesterの宇多丸という豪華な2人がアイドリング!!!を呼び込んだ。 代官山UNITのステージにアイドリング!!!が登場! 客席とステージの近さを見よ!
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ふだんのステージとはライティングもひと味違い、アダルトな雰囲気。大人組が深夜にふさわしいステージングを見せてくれた。

アイドリング!!! ライブ

 大人組の選抜メンバーが出演したアイドリング!!!。6人という変則編成だが、実際に目にすると、コンパクトなステージにちょうどすっぽり納まっているように感じられるのが不思議だ。

 出演メンバーは3号・遠藤舞、12号・河村唯、14号・酒井瞳、16号・菊地亜美、17号・三宅ひとみ、19号・橘ゆりか。菊地までの4人は2年前の初回から参加しており、クラブナイトの雰囲気もじゅうぶんに理解している。

 そこに三宅と橘が加わった新編成は今回が初めてとなったが、三宅と橘は緊張を感じるどころかふだんのライブでは見られない大人の雰囲気すら漂わせ、見ごたえ十分のステージとなっていたぞ。

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グループ最年長のリーダー、3号・遠藤舞は、深夜といえどもさほどふだんと変わらないテンションで熱唱。 一段と艶っぽさを感じさせた12号・河村唯。ふだんはおばさんキャラでも、深夜のクラブイベントにはぴったりのお年頃だ。
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こちらも安定したホーム感を出していた14号・酒井瞳。初期からの申し訳メンバーで、伸び伸びとしたパフォーマンスが印象的だった。 客席から「売れっ子!」の声も飛び出した16号・菊地亜美。この日は大人組メンバーの高いテンションにまぎれ、うざキャラぶりも大人しめ。
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17号・三宅ひとみは今年度から深夜イベントにも参加できるようになり、初めての申し訳ないとを満喫できていたようだ。 同じく新大人組の19号・橘ゆりか。3期生以下では唯一の申し訳ないと参戦可能組で、楽屋からすでに深夜っぽいテンションだった。

MCの内容を大紹介!

「年末のお忙しいなか、申し訳ないとに遊びに来てくれて、どうもありがとうございます! アイドリング!!!のことを知っている方も知らない方も、今日は盛り上がっていきましょう!」

「それではさっそく今日のメンバーの自己紹介に行こうと思います。長所と短所!」

3号・遠藤舞
【長所】ひとり遊びが得意なところ 【短所】お酒が弱いところ

12号・河村唯
【長所】ライブが大好きなところ 【短所】オバサンっぽいところがあること

14号・酒井瞳
【長所】運動神経がいいところ 【短所】筋肉質なところ

16号・菊地亜美
【長所】いっぱいあるが、パッと見が可愛いところと、愛嬌があるところと、愛想がいいところ 【短所】ちょっとだけ歯が出てるところ

17号・三宅ひとみ
【長所】裏表がないところ 【短所】せっかちなところ

19号・橘ゆりか
【長所】アニメ声ができるところ 【短所】手足が不器用なところ

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コンパクトなステージと少人数、そして照明のすべてがいかにもクラブイベントっぽく、ふだんのアイドリング!!!とは違う光景をつくりあげていた。

三宅:(『4U』を披露したあとで)今日はあまり時間のないなか練習をしたので、次はもっと練習してルーリーととんちゃんに近づけるようにがんばっていきたいです。

酒井:申し訳ないとのライブは、今年は北海道と新潟でもやってきたんですよ。そしてひぃちゃんとゆりっぺは、この代官山での(深夜)ライブは初めてなんですよ。

三宅:大人になりましたよー!

橘:こないだ、風邪をひいたときに19歳を迎えました。これだけ多くの方がいらっしゃるんで、新規ファンの方もどんどんつかんでいきたいと思っています!

酒井:(年末年始の告知として)『爆笑ヒットパレード』、そこにも出演しますよ!

遠藤:アイドリング!!!、売れかけてるぞー!

観客:(菊地に対し)売れっ子!

遠藤:(それを受けて菊地に)バーターでもいいから出してくれ! ウチら4人くらい、バーターで呼べるでしょ!? 呼べー、呼べよー!

菊地:(困った感じで)ホントにがんばりましょ! ひぃちゃん、起きてる?

三宅:起きてるよー(苦笑)。

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大人組の表情をアップでどうぞ。3号・遠藤舞。 12号・河村唯。やはりこの人は美人なんです。
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14号・酒井瞳。いまの髪型はクラブにも映える。 16号・菊地亜美。売れっ子ならではの存在感だ。
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17号・三宅ひとみはこの日一番、弾けていた。 19号・橘ゆりかは濃い顔に年齢が追いついてきた。

 なお週アスでは、出演メンバーに『申し訳ないと』の雰囲気についても聞いてみたぞ。

菊地:アイドリング!!!のなかでも18歳以上しか出られないので、いつもと違う感じになっていて私たち自身もすごく楽しいです。

河村:お客さんもみなさんお酒が入っているし、前列だとアルコール飛んできますよ。

橘:たしかにあんなに乱れているファン様、見たことない(笑)。

菊地:いつもは曲を聴いて盛り上がってくださいますけど……。

河村:縦ノリ! そして夜ノリです。

酒井;ウチらもその雰囲気に呑まれて、むだに「イェーイ!」って言っちゃう(笑)。

河村:むだにテンション上がる魔力があるよね。

遠藤:MCもなんかおかしくなるよね。

菊地:みんないつもより声を張り上げちゃう感じ。だからいつものライブよりもあっという間に終わる感じですね。

三宅:私は未成年だからお酒飲めないですし、他のメンバーも別にお酒を飲んでライブに出るわけじゃないんだけど、この時間帯は眠すぎて逆にテンション上がっちゃう。

河村:素面でハイになろうとすると、それが空回りしてしまって、でもお客さんがアルコール入っているからそれでちょうどよくなる(笑)。

橘:大人って感じです!

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ふだんあまり目にしないこんなフォーメーションも。河村の手の表情がなんとも妖艶です。 『4U』では三宅と河村のデュエットが実現。申し訳ないとに参加した人だけが観ることができた、いわばボーナストラックだ。
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MCでは菊地のスマホで「申し訳ないとライブなう( ´ ▽ ` )ノ!!」とつぶやく場面も。 ツイッターにアップした画像は、他のメンバーを客席ごと背後から撮影したものだったのだ。
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週アス連載“パソコンが好きだ!”でもおなじみのギュウゾウ(電撃ネットワーク)にお願いして記念撮影。DJイベントでは次の出番の人がステージ上で準備をはじめるのが一般的なので、こういうことが可能なのだ。

 メンバーからこんな感想を聞くことができたように、確かにステージ上のアイドリング!!!はいつものライブとは少々違った雰囲気だった。

 とくに2回目のMC(菊池がツイートをアップしたほう)は、進行表では2分のはずが、なんと9分超も費やすという脱線ぶり! それが許容されてしまうのもまた、深夜クラブイベントのおもしろさだろう。

●セットリスト

恋の20連鎖!!
MC①
GO EAST!!! GO WEST!!!
キャラメルラテ飲み行こー!
4U
MC②
StarGirl★StarBoy

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深夜ライブを終え、満足げな表情の選抜メンバーたち。ふだんとどこかしら、表情が違いますよね!?

バニラビーンズ ライブ

 いまではすっかり申し訳ないとの常連と化したバニラビーンズだが、実は初出演はアイドリング!!!よりも後。ただ、自分たちのワンマンライブもここ代官山UNITで行なっていることもあり、ホーム感をかもし出しているのも納得だ。

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m.c.A・Tが名曲『Bomb A Head!』などで客席をヒートアップさせたところに掟ポルシェが登場。興奮そのままにバニラビーンズを呼び込んだ。 深夜3時近くになって登場したバニラビーンズ。北欧なら時差の関係でまだ夕方なので、絶好調だったようです。

 今回のライブでは、1月18日発売の新曲『トキノカケラ』とカップリング曲の『イェス?ノゥ?』を披露。衣装も5日前にお披露目したばかりの新作を身に着け、バニビファンも多い客席を魅了していたぞ。

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このところ、とみに表現力が増してきたリサ。長い手足をキレイに見せるポージングが実に様になる。 バニビのアイドル性を裏打ちするレナ。夜でもふだんと変わらぬテンションで魅せていた。
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代官山UNITのコンパクトなステージをめいっぱい使ってのパフォーマンスを見せたバニラビーンズ。

――もうすっかり、『申し訳ないと』の常連ですね。

レナ:3年前の私たちでは考えられないことですよね。出たいなと思っていたイベントに出られるなんて。

リサ:いつかは申し訳ないとのアイドルライブにバニラビーンズを呼んでいただきたいと思っていたんです。ひっそり願いながら、自分たちで遊びに来てうろちょろしてました(笑)。それで1年くらい前に初めて出させていただきました。

レナ:その時はすごく緊張しました。意外とバニビでも緊張するんですよ(笑)。すごいDJのかたがたくさんいて、アイドリング!!!さんもいっしょで、私たちのライブってふだん休憩時間が多いじゃないですか。だから盛り上げられるかどうか心配だったんですが、お客さんがすでに暖まっているんですよね。

リサ:私、『タマフル』()のめっちゃヘビーリスナーなんです。毎週必ず聴いてるし、番組内で申し訳ないとが流れるじゃないですか。「これ流れるよ!」って思ったらめっちゃ緊張しました。だから初めてのライブのときも、あとで『タマフル』で聴いて感動しました(嬉)。

タマフル:TBSラジオで土曜21:30-24:30に放送されている人気ラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』の略称。同番組内に申し訳ないとのコーナーがあり、主催者のミッツィー申し訳も出演している。

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しっとりした歌から打って変わっての軽妙なトークで、半分酔っ払いの観客をしっかりつかんでいた。 1月18日発売の新曲『トキノカケラ』で、これまでとはひと味違ったポージングを披露。リサがいかにもアイドルっぽい動きを見せるのもまた楽しい。

――ステージ上から見た『申し訳ないと』はどんな印象ですか?

リサ:申し訳イベントって、お客さんもそのイベントを楽しもうと思って来ている人たちばかりだから、私たちがどんなライブをしても「うぉー!」ってノッテくれるんです。だからやりやすいしうれしいし、あったかいなあって思います。

レナ:客席を見ると、ふだん見るファンの方もいますが、9割がたは初めましての方ですね。

リサ:タマフルのリスナーも多いだろうし、いろんな方が来てくださっている感じですね。

レナ:みなさん、ポージングを振りコピするというより、音にノッてくださる感じです。だからふだんのライブとはノリがかなり違いますね。

リサ:歌うときの音源はいつもといっしょですけど、場の雰囲気のためか違った感じに聴こえます。

レナ:アイドルライブとは盛り上がり方が全然違うので、勉強させてもらってるなあって思います。振りコピする人は全然いないです。みなさんお酒入ってるんで、この時間を楽しもうっていう雰囲気です。

リサ:夜のイベントっていうのはあるでしょうね。

レナ:お客さんの感じをつかむのは難しいけど、いつものバニラビーンズらしさを忘れずにとは思っています。でもお客さんの雰囲気に飲まれることは多いですね。雰囲気が良すぎて、私たちまで「イェーイ!」って言っちゃいますもん。

リサ:言いたくなっちゃうんですよね。「盛り上がってるかい、イェーイ!」って(笑)。

レナ:こんなにハッチャけているバニラビーンズ、そうは見れないですよ(嬉)。

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ステージの途中から、次の出番の掟ポルシェがセットアップを開始。途中ではしっかりポージングをコピっていたぞ。

――今回は新衣装ですね。

リサ:12月23日にお披露目したばかりの衣装です。

レナ:まだ人前で着るのは3回目くらいですね。ポイントは、シルエットがAラインでありながら、腰のところに切り返しがあるところ。この切り返しはいままでのバニラビーンズにはなかったデザインで、人形っぽくではなく、少し人間っぽく、女性のカラダのラインを表現していて、お気に入りです。

リサ:色の使い方や柄が、2人で微妙に違うんです。

レナ:私がUネックで、リサがVネックになっています。

リサ:でもキレイなVネックじゃないんですよ。左右非対称なんです。

レナ:Uネックも片方が広くて反対が狭くなっています。

リサ:今回はこの髪飾りもポイントです。これまでは帽子が多かったので。

レナ:布製でひとつひとつ手づくりなんです。

リサ:これ1個しかないんで、なくせないです(笑)。

――申し訳ないとで新規ファンをつかんだ実感はありますか?

レナ:音楽好きなお客様が多いので、「バニラビーンズってピチカートのカバーやっていたんだ」とか、「これまで聴かず嫌いだった」という声を聞いたことがあります。だからアイドルを聴かず嫌いの方でも聴いていただけるステージだと思います。

リサ:今日は盛り上がりの時間が早いですね。私たちもこれまで出番が1時台だったのが、今日は3時近いし。

レナ:深い時間でもライブができるアイドル、バニラビーンズです!(笑)

●セットリスト

ニコラ
ベイビィ・ポータブル・ロック
トキノカケラ
イェス?ノゥ?
東京は夜の七時

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順番が前後しますが、出番を終えたアイドリング!!!とバニラビーンズが記念撮影。もうすっかり仲良しさんです。

掟ポルシェ

 バニラビーンズの次に登場したのは、アイドルファンにはおなじみの掟ポルシェ。ハロプロ!の楽曲をメインに、アイドル好きなら存分に楽しめるステージを展開してくれた。もはや説明不要のそのステージを写真レポでお楽しみいただきたい。

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バニビに続いて登場した掟ポルシェ。その胸には「アイドリング!!!様 控え室」の張り紙(本物)が! 途中で客席にプレゼントしていました。 掟ポルシェといえば、アイドル曲のプレー中に見せる数々の振りコピが定番。しっかりついてくる観客もすごい。
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出た! 定番中の定番『大きな愛でもてなして』(℃-ute)。もう5年半も前の曲だって信じられる? DJブースから飛び出して『大きな愛』のアイ! 客席は老若男女を問わず、みんなで振りコピ合戦だ。
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さらには客席に飛び込んでのパフォーマンス。掟ポルシェが通るところに道ができる! 本人も客もめいっぱいクラブナイトを満喫。これが申し訳ないとの楽しさなのだ。

 こんな感じで2組のアイドルがステージを満喫した『申し訳ないと』。もちろん観客もアイドリング!!!とバニラビーンズをはじめ、さまざまなステージを楽しんでいた。そんな『申し訳ないと』に興味を持つ読者諸兄に、同イベントの特徴を知ってほしい。

・主催者がアイドルに優しい、というかアイドル大好き!

 アイドル好きで知られる宇多丸や掟ポルシェといった面々がメインメンバーのため、アイドルが決してアウェイにならない雰囲気が魅力。出番を待つアイドリング!!!らもリラックスした様子だった。

・J-POPしかかからないので気が楽!

 ドラムンベースとかトランスなんて言葉を知らなくても問題なし。いろいろ聴いていれば必ず、自分の知っている曲がかかるはずだ。m.c.A・Tの『Bomb A Head!』なんて感動ものですよ! アウーサー!

・わりと出入り自由!

 会場がメインフロアとサルーン(サブフロア)に分かれており、自由に行き来できるほか、適当な場所でマッタリしていても全然平気っす。

・みんな楽しく酔っ払い!

 大人オンリーイベントなので、ビールをはじめ呑んでいる人が大多数。おかげで雰囲気はゆるゆるだ。もちろん呑まなくても全然問題ありません。

・お客さんがわりとふつう!

 「クラブってこういう人種がいるところなんだあ」といったアウェイ感に悩むことなし! ごくふつうのカップルや若者、アイドル好きの中年など、ふだん目にするような人たちがたくさんいます。

 こんな感じの『申し訳ないと』。実はけっこう頻繁に開催されているので、ぜひ次の開催をチェックしてみては?

●関連サイト
申し訳サイト(申し訳ないと公式サイト)
申し訳ないとフロム赤坂(TBSラジオ)

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