私は大学時代にバイトしていたときからMac派だ。一時期、ウィンドウズを使ったこともあったが、MacBook Airが発売されて以降はMacに戻っている(といっても、今は状況が状況なので手書き)。
そんなお気に入りのMacで不満なのが文字入力。OSに入っている『ことえり』は、最近になってずいぶん良くなってきたとはいえ、20年前から相変わらずのレベル。
「プログラマーなら問題ないんじゃ?」と思う人もいるだろうが、なんだかんだで日本語変換がクソだと厳しい。これはMac派のなかでは有名な話なので、なじみのユーザーは日本語入力システムの『ATOK』を利用するのである。
そのATOKで新しいサービス『ATOK Passport』が始まった。日本語入力ソフトを月額300円でダウンロードし、1アカウントでMac、ウィンドウズ、アンドロイド用のATOKを計10台まで使用できる。
しかもクラウドを使って、辞書を同期できるのがすばらしい! ちなみに担当が調べたところ、最近のATOKはパッケージ版でもクラウドで辞書の同期が可能とか。
できれば、iPhoneのすべての入力までATOKを使用できればいいんだけど、それはiPhone側の問題でできないっぽい。一応『ATOK Pad』というアプリもあるんだけど、そのアプリ内でしか使えない。2年後の出所までに改善されていることを切に望む。
■今週のガジェット■
『ATOK Passport』
完成度には定評のある日本語入力システム『ATOK』を月額300円で使えるサービス。
※画面はPC版の『ATOK』。 |
ウィンドウズ/Mac/アンドロイドに対応。自動アップデートや辞書の追加なども随時行なっている。
発売 ジャストシステム(関連サイト)
価格 300円/月
■今週の近況■
Adobeがモバイル向けFlash Playerの開発を終了し、HTML5に注力するようだ。iPhoneはFlashの閲覧はできないが、HTML5であれば問題なく動く。これ、iPhone、つまりAppleがFlashに勝ったってことだよね? うーん、今後iPhoneはますます強くなるだろうなぁ。
※この連載は週刊アスキー2012年1月24日増刊号(12月19日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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