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【海外通販】格安放出中のソニエリ高級Bluetooth腕時計をゲット!

2011年08月31日 12時00分更新

 数あるBluetoothアクセサリーの中でも、データを表示できるデバイスはスマートフォンと組み合わせることで便利に活用できます。本連載でも以前、腕時計型のBluetoothデバイスをご紹介しました。またその時紹介したソニエリのLiveViewは日本でも7980円で発売されています。

腕時計型Bluetoothデバイスがおもしろい!
リアルスパイグッズ! Android用腕時計型端末『LiveView』が日本で正式発売!!

EXPANSYSが『MBW-150』を放出!
【海外通販】格安放出中のソニエリ高級Bluetooth腕時計をゲット!

 そのLiveViewはAndroid端末とペアリングすることでメールやTwitterの表示ができたりカメラのファインダーにもなるなどとても便利。付属のアタッチメントをつければ腕時計のようにも使えます。でも毎日腕時計として常用するには本体の質感が傷がつきそうだったり、アタッチメントのベルトがやや弱いなど気になる点も出てきます。腕にはめた小さいデバイスであらゆる情報を見ることができるのはすごい便利なんですけどね。

 なんて思っていた2011年の夏、海外通販サイトのEXPANSYSでLiveViewのオリジナルともいえるBluetooth腕時計『MBW-150』が格安で放出されているのを発見!

 価格は8000円前後でLiveViewとあまり変わりません。しかもMBW-150はさすが販売当時3万円以上もしただけあって質感がしっかりしています。これは腕時計として買っても悪くはないかも。ってことで早速ゲット!

ぱっと見は完全に腕時計
【海外通販】格安放出中のソニエリ高級Bluetooth腕時計をゲット!

 MBW-150は腕時計の文字盤の下にわずか英字2行表示のディスプレイを備えており、日本語は1行しか表示できません。これならLiveViewのほうが機能は上なんですが、MBW-150は最初から腕時計として設計されています。

 腕に装着したときの見た目や使い勝手はまさに市販の腕時計そのもの。LiveViewとは設計思想が異なった製品なんですね。なお今回放出されたのはMusic Editonという製品です。

放出品のためパッケージは簡素
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 とはいえMBW-150が発売されたのは2007年、今から4年前です。EXPANSYSでは全品充電テストを行なってから出荷しているとのことですが、電池の持ちは発売当時よりも多少落ちてはいるでしょうね。ま、この値段で腕時計買ったらBluetoothもついてきた、って考えれば納得できるはず。

 またマニュアルもついていませんが、MBWシリーズは歴史が古いのでいろいろな方々の利用実績がネット上にまとめられているのでそれを読めば使い方はわかるでしょう。

 パッケージもオリジナルの外箱はなく、MBW-150の箱と付属品がバラでセットになっています。恐らくヨーロッパのどこかの国の倉庫で眠っていたものが今になって出てきたんでしょうね。

アタッチメントをつけて充電
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 MBW-150の充電はちょっと面倒です。LiveViewならマイクロUSB端子があるので充電は自由自在。ところがMBW-150は、まず本体に専用の充電端子付きアタッチメントを装着。さらにその先にソニエリ専用充電端子のACアダプターを接続します。

 2007年はまだ各メーカーが独自の充電コネクターを採用していたため、MBW-150も充電はこのような方法で行なっていたのです。なおアタッチメントをなくすと充電できなくなっちゃうので要注意。

本体左右にはコントロールボタン
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 本体の左右にはコントロールボタンがあります。右側のボタンは腕時計のようにMBW-150の各種機能をコントロールするもの。真ん中のボタンは竜頭で、普通の時計と同様に腕時計の針をこれで動かして時間を合わせます。また左側のボタンはAndroid端末の音楽プレーヤーの操作用のものです。

AndroidにはOpenWatchをインストール
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設定のポイント
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 Android端末でMBW-150を使うためにはペアリングとアプリのインストールが必要です。MBW-150をペアリングモードにするには右側下のボタンを押してペアリングマークを出し、右側上のボタンを押します。あとはAndroid側から検索してパスキーに“0000”を入れればOK。

 Android端末にはあらかじめマーケットからOpenWatchをインストール。このOpenWatchがAndroid側の情報をMBW-150に流してくれるわけです。OpenWatchの起動画面はバージョン説明などそっけないのですが、メニューからSettingsで様々な設定ができます。ここでのポイントは下記のとおり。

[Device]:[Device]を“MBW-150”にする
[Display]:[Use system font]をチェックする
[Calls]:[2 line Caller ID]のチェックをはずす

 このあと再びメニューから“Start”を押せば、MBW-150を使うことができます。

バイブと画面で着信を表示
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 MBW-150はわずか1行のディスプレーですが各種情報を表示することができます。基本機能は着信表示。番号がディスプレーに表示され、また本体もバイブレーションするので端末をポケットやカバンの中に入れておいても着信を逃しません。電話帳登録されている名前なら番号ではなくその名前が表示されます。

SMSは本文も表示
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 そしてSMS到着時にはバイブと手紙アイコンが出たあと、差出人、そして本文が続けて表示されます。長い本文もスクロールして表示されるのでこれは便利かも。仕事の催促のメッセージもこれなら見逃しません(大汗)。

 なおほかにもメール着信やカレンダーアラームのお知らせなど様々な機能があるのですが、使えない機能も一部あるようで筆者は全部試していません。まぁTwitter表示とかをしたいなら素直にLiveViewを買ったほうがいいでしょうね。MBW-150はそこまでの多機能を求めるのではなく、ちゃんとした腕時計なのにちょっとした情報が表示できちゃう! ……ってところが魅力なのです。

デジタル時計は時刻を同期、音楽リモコンにも
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 そもそもソニエリのMBW(Mobile Bluetooth Watch)シリーズってソニエリのフィーチャーフォンで使うための製品だったんです。それをAndroidでも活用できるようにしてくれたアプリがOpenWatchというわけ。LiveViewのようにMBW-150は最初っからAndroid対応として開発されたわけではないのですね。

 でもMBW-150のデジタル時計表示はAndroid端末と時刻を同期してくれるし、左側のボタンは音楽プレーヤーのリモコンとして使えます。古い製品だけど今回のような放出価格なら十分お買い得かもしれません。海外通販サイトは最新スマートフォンが安く手に入るだけではなく、今回のようにちょっと古いアクセサリーの放出がたまに行なわれるので日常のチェックは欠かせませんよ。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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