週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

録画番組をPCに転送してBDに焼けちゃう 『DiXiM BD Burner 2011』を使ってみた

 最近はUSBでつないだ外付けHDDや内蔵HDDに録画する機能を備えたハイビジョンテレビが増えました。しかし、同じメーカー製の(新しめの)BDレコーダーなど、特定の機器を用意しないかぎりは、録って消すのが基本。録画容量確保のため、涙をのんで好きな番組を削除しなければなりませんでした。地デジのデータは30分番組で3.33GBと巨大。放送中のアニメをすべて録画しようものならHDD容量は速攻でカツカツ状態です。

 そこで注目したいのが、今までありそうでなかったソフト『DiXiM BD Burner 2011』。REGZAやWooo、ひかりTVリンク対応チューナー、スカパー! HDチューナーなどで録画した番組を、LANを経由してDTCP-IP技術でPCに転送し、BDに焼いてしまおうというものです。さっそく使ってみました。

空のBDメディアを挿入する
DiXiM

 操作手順は驚くほどかんたん。ソフトをPCにインストールしたら、空のBDメディアを挿入します。ディスクを認識すると、PCがダビング先機器として動作します。

ダビングする番組を選択
DiXiM

 あとは番組を録画した機器のメニュー上でBDに焼きたい番組を選び、ダビング先としてPCを選択して実行するだけです。今回は液晶テレビ『REGZA Z1』(USBでつないだ外付けHDDに録画できるモデル)からダビングしてみました。ポチッとな。

書き込み作業開始
DiXiM

 光学ドライブがウィンウィン回転しだして、書き込み作業を開始。順調に終了して作業完了。

SD画質ならDVD保存も可
DiXiM

 また、SD画質で録画したデジタル放送はDVDに保存することも可能。書き込むビットレートはソフト側で調整します。

  焼いたBDは、ほかのPCやPS3で再生することも可能。テレビ番組をBDに書き込む場合、地デジは“コピー”となってダビング10が1回減り、BSや有料放送などコピーワンスなら“ムーブ”となります。

 なお、対応する機種はデジオンのサイトに公開されているので、ソフト購入前に確認してください。

検証環境:
[自作PC]
●CPU…Intel Core i7-2600K(3.4GHz)●マザーボード…Intel DP67BG(Intel P67)●メモリ…Corsair Memory CMX8GX3M2A1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM 4GB×2)●ビデオカード…MSI N560GTX-Ti Twin Frozr Ⅱ GE OC(NVIDIA GeForce GTX 560 Ti)●光学ドライブ…Pioneer BDR-206D●SSD…Micron Technolosy Crucial RealSSD C300 CTFDDAC128MAG-1G1(Serial ATA 3.0、MLC、128GB)●OS…Windows 7 Professional 64bit版
[液晶テレビ]REGZA Z1

デジオン『DiXiM BD Burner 2011』
●ダウンロード価格 6980円
●対応OS Windows・XP・Vista・7

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう