『Windows7ケータイ F-07C』をWindowsPhone端末にする！

　毎度おなじみの書き出しで恐縮ですが、WindowsPhone7.5端末がほしくてたまらないジャイアン鈴木です。

ホントは『IS12T』がほしーのです

　あまりに待ち遠しくて、開発者登録して入手した最新ファームウェアをインストールした『Samsung Omnia7』で心を慰めているのですが、やはり『IS12T』がほしーのです。最新CPUを搭載していますし、防水ですし。

　あまりにあまりに待ち遠しくてどうかしちゃった私は、KDDI田中社長が「まぎらわしい（笑）」とおっしゃっていた『Windows7ケータイ F-07C』に、WindowsPhoneエミュレーターが含まれる開発キット『Windows Phone Developer Tools 7.1 Beta』をインストールすることを思いつきました。このような自由度の高さが『Windows7ケータイ F-07C』の素晴らしいところです！

インストールできない！

　しかし、なぜか途中で『Windows Phone Developer Tools 7.1 Beta』のインストールが止まってしまいます。

冷やしてみる……

それでもインストールできない！

　冷やしてもダメ。うーん発熱が原因ではないようです。

　ダメもとで『Windows Phone Developer Tools 7.1 Beta』のインストールプログラム一式をUSBメモリーから起動してみました。

USBメモリーから起動……

インストールできた！

　インストールプログラム一式をUSBメモリーから起動してみたら、すんなりと（時間はかかりましたけど）インストールが終了しました。

　これでついに、『Windows7ケータイ F-07C』がWindowsPhone端末になりました!?

　さっそくエミュレーターを起動です。

エミュレーターを起動……

あれれ？？？

　何度エミュレーターを起動しても、プログラムが終了してしまいます。

　実はエミュレーター起動時に警告メッセージが出ていたのですが、『Windows7ケータイ F-07C』はエミュレーターの動作要件を満たしていなかったんです。

System requirements
Supported Operating Systems:Windows7,Windows Vista
・Windows Vista(x86 and x64)with Service Pack 2 - all editions except Starter Edition
・Windows7(x86 and x64) - all editions except Starter Edition
・Installation requires 4GB of free disk space on the system drive.
・3GB RAM
・Windows Phone Emulator requires a DirectX10 or above capable graphics card with a WDDM1.1 driver

　うーん、がっくりです……。

　しかし諦めませんよ、私は！

Metro UIを『Windows 7ケータイ F-07C』に搭載！

　フリーウェアの『Metro Home』を入れてみました。……すいません、今回はこのあたりが限界です。

　今回は『Windows 7ケータイ F-07C』の本領発揮とはいきませんでしたが、やれること、やれないことをちゃんと見極めた上で使うなら、こんな楽しい（いい意味で）オモチャはほかにありません。

　宮野編集チョと同様に、『Windows7ケータイ F-07C』を買うか買うまいか悩む日々は当分続きそうです。

Windows7ケータイ F-07C
メーカー：富士通東芝
キャリア：NTTドコモ
発売日：発売中
新規価格：7万円前後
製品公式サイト