2011年07月27日10時00分

映画の前売券購入と座席予約はサクッとネットで! 『ムビチケ』誕生

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 映画って公開前に予告編とかを見て、「すげー行きてー! 絶対観にいこー」などと思いながら、始まったころにはすっかり忘れてしまってつい見逃す、なんてことありません? ボクの場合、週アスの新作映画のコーナーを読んでいて、よくあるわけですが。
 あれって結局、“観たい熱”が頂点のときに、その場でサクッと前売券を購入できないってところに原因があるんですよね、たぶん。

 そんなうっかりさんに朗報です。8月下旬より、映画前売鑑賞券のインターネットでの販売が始まるとの記者発表会が、7月26日にありました。
 サービスを提供するムビチケと日本マイクロソフトが提携し、クラウドサービス基盤『Microsoft Windows Azure Platform』上に国内映画興行会社の映画前売券を購入できるウェブサイト『ムビチケ』を構築するとのこと。


ムビチケのサイトイメージ

ムビチケ

↑ユーザーは、さまざまなソート機能などによる絞り込みを駆使して、観たい映画を絞り込みながら探せる。割引や特典などのインセンティブもある。

 ご存じのとおり、最近のシネコンなどでは、公開中の映画のチケットを購入したり座席予約できるシステムをすでに構築しています。そうした複数の映画興行会社のシステムとムビチケを連携することで、前売券をオンラインで購入できるようにしつつ、さらに公開開始後には、座席指定までネットで済ませられるようにするといいます。


思い立ったらネットで即買い! 座席予約も!

ムビチケ

↑公開が始まったら、行きたい映画館で日時、座席を予約。当日は、発券機でチケットを出すだけ。ネットで購入した前売券をギフトとしてメールなどで人にプレゼントすることも可能。


ユーザーのページ

ムビチケ

↑これまで観た映画の履歴やこれから観たい映画のリストなどを管理できる。

 映画の超話題作ともなれば、前売券発売初日のトラフィックなど、想像もできないほどの量だと思われます。が、そのへんは「Azureにお任せ!」です。記者発表会に登場したムビチケの高木文郎社長は、クラウドサービスを検討するにあたって、マイクロソフトの信頼性を重視したと述べています。同じく、記者発表会に登壇したマイクロソフトの樋口泰行社長も自信たっぷりでした。

 サービス提供開始は8月下旬の予定。開始当初はウェブブラウザーによるアクセスとなりますが、今後、スマホアプリによるアクセスにも対応する予定です(スマホのブラウザー経由によるアクセスは当初から可能)。スマホ対応は、まずWindows Phoneに対応し、年内にはiPhoneなどほかの機種にも対応していきたいとのこと。フィーチャーフォンにも11月ごろ対応予定です。

ムビチケが利用できる映画興行会社は次のとおり(予定)
・角川シネプレックス
・佐々木興業
・松竹マルチプレックスシアターズ
・東急レクリエーション
・TOHOシネマズ
・ユナイテッド・シネマ
(2011年7月26日時点。50音順)

 日本には大手の映画興行会社チェーンが10社前後あるそうですが、開始当初からすでに半数ほどが参加していることになります。現在交渉中のところもあるので、利用できる映画館は今後さらに増えるはず。

 ムビチケには角川メディアハウス、メイジャー、デジタルプラスが共同出資しています。記者発表会には、角川グループホールディングスの角川歴彦取締役会長も登壇。「実際の配給会社や興業会社のあいだで、前売チケットをネットで売れるものなのだろうか、システムを構築できるのだろうかという疑問もありましたが、マイクロソフトのAzureなどクラウド技術の進歩もあって、時代がここまで来ました。関係会社のみなさんのご協力があって初めて、クラウドという最新の技術を使いながら、配給会社、劇場主、そしてユーザーにと、B to B to Cというビジネスモデルが一気通貫でできるようになったことを実感しています」とコメント。今後のムビチケの発展に大いに期待を寄せていました。


国内映画産業の活性化を目指す!

ムビチケ

↑左から、日本マイクロソフト樋口泰行代表執行役社長、ムビチケ高木文郎代表取締役社長、角川グループホールディングスの角川歴彦取締役会長。3年で初年度比120パーセントの映画館鑑賞人口の増加、ユーザーデータの効果的なマーケティング活用などを目指す。

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