週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【Imagine Cup 2011レポート6】つかの間の休息後、ファイナル進出チームが大舞台で魂のプレゼン合戦!

2011年07月13日 20時05分更新

 Imagine Cup大会4日目の7月11日は、コンペティションはお休み。日中は学生たちによるボランティア活動が行なわれた。
 さらに夕方からは、大BBQパーティーを開催。自由の女神が立つリバティ島のすぐそばにあるエリス島をマイクロソフトが借り切り、約400人の学生たち、そして大会運営スタッフが、つかの間の休息を楽しんだ。


セントラルパークでボランティア活動

Imagine Cup 2011

↑ニューヨークの学校に寄付するための本箱つくりなど、ボランティア活動に参加。


ニューヨーク観光も満喫!

Imagine Cup 2011

↑ニューヨークといえばココ! という定番スポットを訪れ、ニューヨークを満喫。


BBQパーティーで疲れを癒す学生たち

Imagine Cup 2011

↑エリス島でBBQパーティーを開催。各国の学生たちが交流を深めていた。


 翌日の7月12日は、いよいよファイナル。“組み込み開発部門”、“ソフトウェアデザイン部門”、“ゲーム部門”のファイナル進出全21チームが、 丸一日をかけて1チームずつプレゼンを披露した。ラウンド1、2は小さな部屋で行なわれていたプレゼンテーションも、ファイナルは大きな会議場を使い、さながら大手メーカーの記者発表会といった様相。
 しかし、さすがはファイナル進出チーム。どのチームもまったく臆することなく、堂々と自信満々に自分たちのソリューションをアピール。すべてのチームが全力を出し切ってファイナルでのプレゼンは終了した。


満員の観客を前に披露

Imagine Cup 2011

↑ファイナルになると会場はぐんと大きくなり、しかも会場は敗退してしまった学生や取材陣で満席。各チーム、この状況にもひるまずプレゼンを行なっていた。


模型を使ったデモを行なう台湾チーム

Imagine Cup 2011

↑組み込み開発部門の台湾チームは、災害時に各種センサーを使い、建物内の避難経路を自動でリアルタイムに変更させるシステムを開発。ビル1フロアーの模型を作成しCCDカメラでデモを映し出していた。


イギリスチームはなんとひとり!

Imagine Cup 2011

↑組み込み開発部門のイギリスチーム。チームといっても、Kevin Pfisterさんの彼一人だけ。指導者もいないとのこと。しかも昨年も一人で参加しファイナルに進出している。ソリューションはSIDS(乳幼児突然死症候群)の予防について。


ルーマニアチームはKinectを導入

Imagine Cup 2011

↑医療のリハビリテーションにKinectを使ったシステム『MIRA』を開発したソフトウェアデザイン部門のルーマニアチーム。きっちりKinectが稼働するデモをみて、日本マイクロソフトの社員も感心するほどだった。


会場をうならせたヨルダンチーム

Imagine Cup 2011

↑ソフトウェアデザイン部門のヨルダンチームは、手足を使わずに帽子につけたセンサーや、音声認識でマウスコントロールなどを行なう技術を開発。そのシステムの完成度や、パワーポイントの拡大縮小機能を使ったダイナミックなプレゼン映像が、審査員と観客を魅了。いちばんの歓声と拍手を受けていた。


アイルランドはクラウドを使った交通事故防止システム

Imagine Cup 2011

↑同じくソフトウェアデザイン部門のアイルランドチームは、車載デバイスをクラウドサービスのWindows Azureと連携し交通事故を防止するシステムを開発。


チェコチームのゲームは大手メーカーなみの品質!?

Imagine Cup 2011

↑ゲームデザイン部門のチェコチームは、リアルタイムで進行する山火事を、消防車やレスキュー車をつかって被害を食い止めるゲームを開発。アイディアもオリジナリティーがあり、3Dマップを使ったビジュアルも高品質。普通に市販していてもおかしくないレベル。


 結果発表は7月13日(現地時間)に、場所をリンカーン・センターに移して行なわれる予定。次回開催予定地もそのときに発表されるとのこと。続報をお待ちください!

(7月14日21:45追記:アイルランドチームのプレゼンテーションに関する情報を追加しました。)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう