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原音に忠実なSHUREのヘッドホン『SRH940』最速レビュー

2011年07月12日 19時30分更新

 明日(7月13日)に発売となるリファレンス・スタジオ・ヘッドホン『SRH940』。レコーディングなどのスタジオでの使用を想定したプロ用ヘッドホンが編集部に到着しましたので、早速試聴レポートをお届けします!

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 まず外観から。長時間の装着を考慮した設計で、頭部にはクッションを4つ装備。重量は約320グラム(コードを除く)と軽量を実現。サーカムオーラル(耳全体を包み込むデザイン)のベロア素材でできたイヤーパッドがとても柔らかな感触。耳にほどよくフィットし、使い心地バツグンです。ハウジング部分は反転はもちろん、水平にもできますよ。

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 付属品。上から着脱式カールケーブル、交換用ベロア素材イヤーパッド、6.3mm標準プラグアダプター、着脱式ストレートケーブル。

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 本体とこれらの付属品を収納できる専用のトラベルケースも付属します。

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 肝心の音です! 第一印象は安定感の良さが段違い! という点です。どっしりと落ち着いたサウンドかつ音の伸びも低音から高音まで実にスムーズ。どの音域もしっかり耳に届きます。そして音の広がりもすばらしい。とはいえ、ポイントとなる高音は前に出てくるし、低音の奥へ奥へもぐっていくような感覚も併せ持っており、「原音はこうだったのか」と改めて感じることができます。

 ロック、ジャズ、ダンスミュージックなどの音源も試聴しましたが、いつも聴いているヘッドホンとは比べ物にならないほど、音のその先が見えるという感覚を得ました。

 PCで音を聴いた場合もノイズが軽減され、音に集中できます。今回はさまざまな音が鳴る(人の声や、風の音が入ったイベント)音源も聴きましたが、聴きたい音がはっきりと耳に入るので、音と正面から対峙ができ、冷静に音の良し悪しが判断できました。

 原音が耳にきちんと届き、長時間装着でも負担が少ない『SRH940』。ヘッドホン派の人もそうでない人も、ぜひ手に取って試していただきたく思います!


『SRH940』
予想実売価格 2万6800円前後
完実電気
7月13日発売予定
 

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