2011年07月07日21時02分

3D映画化決定! 話題の学園ミュージカルドラマ『glee』のライブに行ってきた その2

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というわけで、全米ツアーの最終ライブ、6月18日のニューヨーク公演に行ってきました。コンサート会場はロングアイランドのナッソー・コロシアム。アイスホッケーやビッグネームのロックコンサートも多く、収容人員1万8000人ということだから、日本でいうと横浜アリーナぐらいのキャパ。当日の公演は昼3時からと夜8時からの2回。

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私が観たのは夜8時からの回だが、ニューヨークはすでにサマータイムで夜の8時でもまだ明るい。開演2時間前ぐらいから会場に徐々に集まってくるのは圧倒的に女子! まだ幼い少女たちが親と連れ立って歩いていたり、『glee』と書いたお手製のTシャツをそろいで着ている女子中高生とおぼしきグループだったり。とにかく目立つのはティーンの女子。観客の7割は女性という感じ。おかげでコンサート開始前のトイレの長蛇の列はハンパなかった。

ライブはまず超絶ダンス集団こと『The LXD』による前座から。gleeでマイク役を演じるハリー・シャム・ジュニアはここのメンバー。とても人間ワザとは思えぬパフォーマンスの連続に会場からはどよめきが起こっていた。

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さて、お待ちかねのglee live のスタート。オープニングを飾るのはgleeのテーマソングといってもいい、ジャーニーの『Don't Stop Believin'』。耳慣れたメロディーとコーラスが聞こえる中、ジーンズに赤のポロシャツと白のベストでそろえたメンバーが勢ぞろい。フィン(コーリー・モンテース)が歌いだし、レイチェル(リー・ミッシェル)、メルセデス(アンバー・ライリー)にカート(クリス・コルファー)もいる! これぞ、まさに生glee。会場は耳をつんざくばかり歓声に包まれ、観客は1曲目にしてほぼ総立ち状態。

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コンサートはシーズン2からの新顔も含めて14名のメンバーが中心。残念ながら、顧問のウィル(マシュー・モリソン)と、グリー部を目の敵にするチア部のコーチ、スー(ジェーン・リンチ)はいない。が、ブリトニー(ヘザー・モリス)が、ブリトニー・スピアーズの『I'm A Slave 4 U』をカバーしたときには、大スクリーンにウィルが登場し、2人のスキットからスタートして会場は大盛り上がり。

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↑とぼけた役を演じているが、プロのダンサーでもあるブリトニー(ヘザー・モリス)。

基本、それぞれの持ち歌をステージで披露するというスタイル。ダントツ人気だったのはやはりカート。デカいステージでも、この人の動きはかわいく、彼が出てくるなり、黄色い声が一段と湧き上がる。迫力の声をとどろかせるのはメルセデス。彼女が歌う『Ain't No Way』はやっぱり圧倒されます。

さすがと思わせたのはレイチェルことリー・ミッシェル。この人が歌いだすと、なんか違う。伊達にブロードウェイ・ミュージカルでキャリア積んできちゃいません。派手な電飾をバックに歌う『Fireworks』は聴かせる。gleeメンバーの中でも、やっぱり別格だと改めて感じさせる。

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↑いちばん人気のカート。 ↑熱唱するレイチェル。

今回のライブの中で注目すべきは、シーズン2から登場する男子校グリー部の“ウォブラーズ”。赤い縁取りのある紺のブレザーに身を包んだ彼らが、アリーナの後方に用意されたステージに登場したとたん、今までとは違った歓声というか、ほとんど絶叫に近い声が上がり、会場全体がとんでもない騒ぎに。アメリカでは彼らの曲だけを収録したサントラが発売され、すごい人気らしいが、その片鱗がうかがえる。彼らの一糸乱れぬダンスと歌のうまさは素晴らしい。ウォブラーズのリーダ、ブレインとカートとの小芝居も会場を大いに沸かせた。

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↑ウォブラーズはケイティ・ペリーの『Teenage Dream』など、3曲を披露。

ライブはほぼ1時間半程度の尺。アンコールでは、1曲目にカートがティナやブリトニーたち女子軍団を従えて、『Single Ladies』を披露。アリーナ後方のステージの上で、お尻をプリプリ振って踊るカート。テレビで観たままのパフォーマンスだったが、ちょいお尻が太ったように見えたのは私だけか。

印象的だったのは車イスのアーティ。シーズン1の19話で彼が車イスから立ち上がり、踊るシーンを再現。ステージでも見事な動きを見せて、瞬間、あの切ないエピソードがよみがえった。ラストの『Somebody to Love』は、まさに会場全体で大合唱。音楽を通じて、ティーンはもとより、親の世代までが一緒になって歌う。この一体感こそがgleeの良さなのかもしれない。

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↑クイン(ディアナ・アグロン)とサム(コード・オーバーストリート)は『Lucky』をデュエット。

<セットリスト>
1.『Don't Stop Believin'』 ジャーニー
2.『Dog Days Are Over』 フローレンス・アンド・ザ・マシーン
3.『Sing』 マイ・ケミカル・ロマンス
4.『I'm A Slave 4 U』 ブリトニー・スピアーズ
5.『Fat Bottomed Girls』 クイーン
6.『I Want To Hold Your Hand』 ビートルズ
7.『Ain't No Way』 アレサ・フランクリン
8.『P.Y.T. (Pretty Young Thing)』 マイケル・ジャクソン
9.『Born This Way』 レディー・ガガ
10.『Fireworks』 ケイティ・ペリー
11.『Teenage Dream』 ケイティ・ペリー
12.『Silly Love Songs』 ウイングス
13.『Raise Your Glass』 ピンク
14.『Happy Days Are Here Again / Get Happy』
ジュディ・ガーランド&バーブラ・ストライサンド
15.『Lucky』 ジェイソン・ムラーズ&コルビー・キャレイ
16.『River Deep, Mountain High』 アイク&ティナ・ターナー
17.『Don’t Rain On My Parade』 映画『ファニー・ガール』より
18.『Jessie’s Girl』 リック・スプリングフィールド
19.『Valerie』 マーク・ロンソン feat エイミー・ワインハウス
20.『Loser Like Me』 
21.『Single Ladies』 ビヨンセ
22.『Friday』 レベッカ・ ブラック
23.『Safety Dance』 メン・ウィズアウト・ハッツ
24.『Empire State of Mind』 ジェイ・Z feat アリシア・キーズ
25.『Somebody To Love』 クイーン
(セットリストは会場や公演によっても変わります。映画の収録内容とは異なる可能性があります。)

さて、このglee live、日本でもぜひ開催してほしいと願うファンも多いと思うが、3D映画となって9月に公開されることになった。映画は今回のワールドツアーの模様と舞台裏を収めた内容になっている。3D映像だけに彼らの抜群の歌唱力とパフォーマンスをコンサート会場の最前列にいるかのように味わえる。劇場で生gleeの一体感を楽しもう。

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『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』
●20世紀フォックス映画
●9月23日よりTOHOシネマズ 六本木ほかにて公開

TM & (c) 2011 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

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