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音楽ライフをヘッドホンアンプでアップグレード! ヒビノ『iBasso D5 Hj』を試す

2011年07月11日 23時28分更新

 ヒビノインターサウンドから7月15日発売予定のポータブルヘッドホンアンプ『iBasso D5 Hj』。今回のモデルは輸入代理業務1周年を記念して制作されたヒビノインターサウンドとiBasso Audioとのコラボ限定モデルとなっています。

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 ブラッシュド・ブラックのフォルムがいやがおうにも音への期待を高めてくれます。旭化成エレクトロニクス社製の高性能DAコンバーターの採用、そして24bit/192kHzアップサンプリング機能(サンプリング周波数をあげることで音を補完、波形を滑らかにし、より自然に聞こえるようになる)しアナログに変換することでいい音で大迫力のサウンドが楽しめるという製品です。しかも、サイズ51(W)×77(D)×21(H)ミリ、重量約99グラムと小型軽量。最大連続駆動時間も38時間とかなりタフな仕様となっております。

 前面にはヘッドホン出力端子、AUX入力/出力端子、GAINスイッチ(+3dB/+10dB)などを装備。

0629 iBasso D5 Hj photo2

 裏面にはUSB入力端子、充電スイッチなどがあります。

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 さっそく視聴です!

 まずはiPodに入っているダンスミュージックから。高音部分がとてもクリアに聴こえながら、バックのサウンドも音の粒が感じられる、エッジの経った音が聴こえます。細かい部分まで、音の先の音までしっかりと耳に入ってきます。もちろん低音も心地よく、バランスがいいです。

 お次はアカペラもの。こちらも臨場感のある声! 隣で歌われているかのような錯覚にも。歌い手の表情がしっかり見えるサウンドが鳴る、またなめらかな印象もありました。

 続いてPCにつなげ動画サイトでライブ映像を鑑賞。自分も観客として見に行ったものをあえて選択しましたが……ここってライブ会場!? 客席で聴いていたものと遜色ない印象です。音が広い空間で鳴るときのあの独特な感じや、観客の悲鳴、歌い手の呼吸までクッキリ。あの瞬間あの感動を思い出しました。なお、アンプにつなげずにも聴いたときのノイズも軽減されており、とても聴きやすかった! ライブのUst中継などにもオススメですね。

 小型で超高音質、しかもDAC、アナログヘッドホンアンプとして大活躍してくれる本製品。マニアックなジャンルの製品ですが、手に入れて音楽ライフをワンランク、アップグレードしてみてはいかがでしょう!

iBasso D5 Hj
●実売予想価格 2万5000円
ヒビノインターサウンド
●7月15日発売予定
 

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