セガから6月2日にリリースされた『源平大戦絵巻 ~白の波濤、紅の雲霞~』。絵巻のような平安の世界で、カードコレクトの楽しみと本格的な戦略シミュレーションを堪能できる、和風ムード漂う不思議なゲームなのだ。
初回ゲームスタートではチュートリアル画面になる。序盤は指示に従っていくだけでゲームの流れを把握できるので、シミュレーションゲーム初心者でも安心だ。
まずは、自分の兵となる山札を用意する。兵種ごとにコストがあり、強い兵種ほど高コストなので、山札として持てる数は少なくなる。持てるコストの上限は、プレー中に獲得できるアイテムで増えていく。
ゲーム画面は横スクロール。左奥が自分の総大将で、ここに敵兵が攻め込むと敗北になる。その前に、山札から兵を布陣し、敵兵を一掃しよう。
簡単な流れは以上だが、一見カードを置けばいいだけのゲームかと思ったら、実は奥がものすごく深い! 置いたカードは移動させることができるので、一旦引いてタイミングを見計らって再突入させるといった作戦や、兵同士の相性を考えたカード布陣の戦略など、ゲームが進むにつれて要求されることは多くなっていく。
基本の歩兵。近接攻撃で刀をふりかざす。コストが安いので、序盤は大量投入。 |
遠くから矢を射り、足も速い弓馬兵。味方にいると心強いが、敵にいるとウザイことこのうえない。 |
レアカードの釈迦如来。画面の味方すべての体力を全回復してくれる。 |
また、このゲームの楽しさは戦略を練ることだけではない。兵種と呼ばれるカード収集も、大きな楽しみのひとつだ。戦闘が終了すると(敗北しても)必ず1枚カードをもらえるので、集めるのはそんなに大変ではない。しかし、出現確率の低いレアカードもあり、コレクター魂に火をつける。
カードは、戦闘以外にも、ゲーム内ショップや、ほかのプレイヤーとの交換でも入手できる。ショップのカードは、ランダムカード5枚230円のほか、レアカード3枚組450円などのゲーム内課金制。レアカードの内容は期間でかわるので、こまめにチェックしてみよう。
ゲームは全100ステージ遊べる有料の完全版のほか、20ステージプレー可能な無料版もある。どちらで対戦やカード交換ができるので、まずは無料版でプレーしてみるのもオススメ(対戦は、現在Bluetooth通信のみ)。iPhone/iPadの両方で遊べるユニバーサルアプリで、iPad版では最適化された美麗グラフィックを楽しめる。
こちらは、、『源平大戦絵巻 ~白の波濤、紅の雲霞~』のプロモーションということでアスキー・メディアワークスの会議室に登場した、怪しげないでたちの人々。
その正体は、『源平大戦絵巻』の自称“悪徳プロモーター”キラ★ロッソ氏と、企画・開発の新小田夢童氏。「今後は新しい兵種カードの追加をはじめとしたバージョンアップも行なっていきます。WiFi対戦にも対応予定です」とのこと。
ちなみに、虚無僧スタイルの新小田氏は「黙して語らず」ということで、終始無言だった。
現在、有料版の定価1200円が期間限定で特別価格600円に! 期間限定価格なのでお早めに。
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『源平大戦絵巻 ~白の波濤、紅の雲霞~』
App Store価格:600円(キャンペーン価格。通常価格1200円)
バージョン:1.0.0
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) SEGA
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