【トゥギャッター通信】第22回　「ゴルゴ13とふしだらな天罰」

2011年04月16日 12時00分更新

文● 広田稔　イラスト●robops　編集●Web担サカモト

　トゥギャッターのまとめの中から「これは！」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、香川県を訪れることになったゴルゴ13の話題やふしだらなツイートを繰り返した果ての結末などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック！

うどん×ゴルゴ　夢のコラボが実現!?

　香川県といわれて、たいていの人が思い浮かべるものは、“うどん”のはず。調理で大量に水を使うにも関わらず、夏場の水不足でも絶対に欠かせない。「イタリア人のパスタ以上にうどんを愛しているんですよ」と筆者は知り合いの香川県人に言われたことがある。

　今週、そんな香川県高松市を舞台にして、マンガ『ゴルゴ13』が新ストーリーを展開することが明らかになった。ここに食いついたのが、Twitterにいる香川好きたち。読まなくてもだいたい予想ができそうな感じだが、その様式美はぜひチェックしておきたい。

【ネタ・お笑い】
Togetter：もしもゴルゴが香川を訪れたら－そんなゴルゴ、ねーだろ！－

まるでギャグ漫画な超展開

　　“天網恢恢疎にして漏らさず”ということわざの意味を実感できるのが、このまとめだ。

　ツイートの主は、バイトの採用も担当している販売店（？）の方。職場のパソコンを使って、「うおー！バイトの女の子めっちゃいい匂いするよー！なんじゃー！」や「うおー！バイトの女の子がお団子ヘアーじゃー！うおー！」といったリビドー全開な発言をTwitterに投稿していたが、ひょんなことから相手にユーザー名がバレて「過去のPOST見られてババちびるくらい怒られた」とのこと。「ギャグ漫画か！」とツッコミたくなるようなこの展開、詳しくはリンク先で。

【雑談・語り】
Togetter：ふしだらなつぶやきを繰り返してた人に天罰が下るまでの一部始終

新単位“オクレル

　人体への影響度合いを表す“シーベルト”、放射線を出す能力の“ベクレル”、物質が吸収した放射線量の“グレイ”。連日、テレビやラジオで流れる原発関連のニュースで、放射線の単位を初めて知ったという人も多いはず。
　
　そんな状況を受けて誕生した（？）のが、新単位の“オクレル”。ある翻訳者の方が「自分で立てたスケジュールに対して、作業が1時間遅れたことを表す単位＝1オクレル」とつぶやくと、周囲が即座にリツイート。「24オクレルで、1オコラレルに単位が上がります」など、さらに上を行く単位が現れて出版業界を震撼させていた（ちなみにこの原稿は、12オクレルくらいで進行しております……）。

【ネタ・お笑い】
Togetter：翻訳クラスタにおける新単位：オクレルとは

まんまんちゃん、あん

　普段何気なく使っていた言葉が実は方言だった──。地方出身者なら、そんな経験を一度はしているはず。今週、Twitterで話題になっていたのは、神仏を拝むときに使う「まんまんちゃん、あん」という言葉。まんまんちゃんは仏様、あんはお祈りを表している。

　熊本では「まんまいちゃんにあっ」、富山では「なんなんちゃんになーん」、名古屋では「のんのちゃんあーん」、沖縄では「うーとーとー」といった具合に、かなりバリエーションが多い。自分の地方ではどんなふうに言うのか、まとめて読んでみよう。

【雑談・語り】
Togetter：こどものおいのり。

Amazonからの贈り物大作戦

　東日本大震災の爪痕は大きく、東北地方ではいまだに避難所での生活を余儀なくされている方が多い。Amazon.co.jpは4月6日から、そんな避難所にいる個人への配送を開始した。

　このニュースを受けてTwitterでは、避難所の人々が今、欲しいものをすぐに届けるシステムを作ろうという動きが起こっている。避難所単位でAmazon.co.jpのアカウントを作ってもらい、“ほしい物リスト”に必要なものを登録。その物資を全国の人が被災地支援として購入して、現地に届けるという構想だ。現在、陸前高田市消防団高田分団や石巻市雄勝町明神避難所など、各地のほしい物リストが出てきている。

　Amazon.co.jpでは被災地域に所属するメーカーの物品だけを扱った復興支援ページも用意してるので、まとめも含めてチェックしておこう。

【社会・国際・経済】
Togetter：amazonのウィッシュリストで被災地支援