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アンテナなしの部屋でも地デジ・BS・CSが視聴できる“ビエラにリンク!”生活を体験

2011年03月07日 18時51分更新

 年末までにデジタルテレビを買ったよ、という方が多いと思いますが、テレビを観る以外の機能が意外に活用されていないようです。
 ……というわけで、パナソニック主催の“今どきの簡単デジタルライフ体験会”に参加してきました。体験会では、BDレコーダー『DIGA』、液晶/プラズマテレビとポータブル地上デジテレビ『VIERA』、メディアプレーヤー『MV100』を使用した、無線LANやDLNA、DTCP-IP機能の活用法が紹介されました。

 まず、Skype対応の液晶/プラズマテレビ『VIERA』と“コミュニケーションカメラ”『TY-CC10W』を利用して、ビデオ通話を楽しむという活用法。
 昨年と今年に発売されたVIERAの一部のモデルは、別売りのカメラを使用すると、1280×720ドットの高画質でSkypeでのビデオ通話ができるんです。通話の相手はVIERA+TY-CC10W以外に、PCやスマートフォンのSkypeでもオーケー。
 「単身赴任の家庭や離れた場所に住む親戚同士に喜ばれているようです。おじいちゃんおばあちゃんがSkypeで孫の顔を見て元気を出した、という話などを聞きます」(パナソニック広報 山口耕平氏)とのこと。
 

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↑Skypeの表示例。全画面で、通話相手と自分の両方を表示できる。

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↑外付けのカメラ『TY-CC10W』、実売価格:1万8000円前後。ビエラ背面のUSBポートに接続する。映像のコマ落ちやカクカク感はほとんどない。

 ちなみに2月発売の『DIGA』シリーズもSkypeに対応しており、DIGA側で受話する場合は不在時の留守録ができます(4月サービス開始予定)。

 

 次に紹介したのは、“お部屋ジャンプLINK”機能を利用して、『VIERA』の液晶/プラズマテレビやポータブル地上デジテレビからDIGAの映像を転送するという活用法。

 たとえば、アンテナ線がない部屋でも、“お部屋ジャンプLINK”対応のDIGAに無線LAN接続して、DIGAの録画番組を視聴したり、地デジ・S・CS放送を転送したりできます。なお、テレビ放送の転送には“追っかけ再生”機能を使用するので、少々タイムラグが生じますがほぼリアルタイムに視聴できます。

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↑リモコンの『リンク』ボタンを押して『お部屋ジャンプリンク』メニューを選択(左)。次に接続先のDIGAを選び(中)、録画を観るか放送を観るか選択する(右)。

 新製品のポータブル地上デジテレビ『DMP-BV300』と『DMP-HV200』、『DMP-HV150』は無線での地デジ視聴が可能なモデルですが、BS・CSは観られません。でもお部屋ジャンプLINK対応なので、DIGA経由でBS・CS放送が視聴できちゃいます。
※『DMP-BV300』と『DMP-HV150』の無線LAN利用には、別売りの無線LANアダプター『DY-WL10』(実売価格1万円前後)が必要。
※DIGAでBD視聴している間はお部屋ジャンプLINKは使用できない。また、お部屋ジャンプLINKで同時に視聴できるテレビは1台のみ。

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↑『DMP-BV300』3月18日発売予定、予想実売価格8万円前後。10.1インチ(1024×600ドット)。BDプレーヤー搭載。ダイバーシティーアンテナ×4基内蔵により、無線で地デジ放送を視聴できる。YouTube、Skypeにも対応。右側面に接続しているのが無線LANアダプターです。

 お部屋ジャンプLINK対応製品にはメディアプレーヤー『SV-MV100』もあります。同製品には、無線LANでDIGAの録画を自動転送する機能があり、転送スケジュールは毎日や“最新3日間”などで設定できます。

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↑『SV-MV100』予想実売価格3万円前後。3月18日発売予定。ワンセグ視聴、FMラジオ受信、無線LAN接続でのウェブブラウザー閲覧などが可能。5月よりアプリのダウンロードサービスも始まる予定。

 年末にDIGAやVIERAを買った方やこれから買う予定の方は、こういったネットワーク関連の機能もぜひ試してみましょう~。

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