サメになって魚や人をガブリッ！　中毒性が高い「Hungry Shark」

作者名：Future Games of London
価格：1.99ポンド
カテゴリ名：アーケード＆アクション
バージョン：1.7.0
作者サイトURL：http://www.futuregamesoflondon.com/

「Hungry Shark」はサメになって水中を泳ぎ回り、獲物を食べるアクションゲームです。

その昔、サメが襲いかかってくるパニック映画がありましたが、その逆の立場を体験できるゲームが「Hungry Shark」です。上の画像で一目瞭然ですが、プレイヤーが操作するのは、ゲームタイトルにもなっているお腹を空かせたサメ。彼になって、とにかく海に存在する獲物を食べまくります。

タイトル画面です。選べるメニューは、実際に遊ぶ「PLAY」、ハイスコアを確認できる「HI-SCORES」、オプションを設定できる「OPTIONS」、ヘルプを見られる「HELP」の4つ。

ちなみに、すでにBGMが冒頭にも記した某サメ襲来映画を思わせるような“いかにも”な緊迫感溢れるもの。このB級っぽさ、すばらしいです。

ゲームをスタートする前に「HELP」を見ておきましょう。ただこのゲーム、後述しますが操作は2種類のみ。早く遊びたい人は「TIPS」だけ確認しておけばいいかも知れません。

「TIPS」ではゲーム中に出てくるゲージや、獲物に関する情報などが見られます。

「OPTIONS」では、端末の傾きや、音に関する設定などができます。ただ個人的には、このゲームに関しては絶対に「SOUND ON」でプレイすることをオススメ。ヘッドフォンを購入してでも、音を出してプレイしましょう。

「PLAY」でゲームを始めると、最初に傾きセンサーの設定をします。水平になっている状態（基準となる状態）で、中央の「CALIBRATE」ボタンをタップしましょう。

なお、操作は端末を傾けて行いますが、オプションでタッチ操作に切り替えることもできます。

…それにしても背景にいる人間が、ナイフを持っていて怖いです…。

ゲームの舞台は広大な海中です。端末を傾けた方向にサメは移動するので、周囲を泳ぐ魚にぶつかりましょう。自動的に食べてくれ、スコアが入ります。

ただこの時の描写がいい意味で酷く、血は流れ、食べている音もやけにリアル。「パクパク」といったかわいいものではなく、「ゴリッ…ゴリッ…」といった感じ。胸がかなり痛みますが、食物連鎖の頂点に立つということはこういうものなんでしょう。

泳ぎ回ると色んな魚が見つかります。これは群れをなしている魚ですね。少し心苦しいですが、食べてスコアを伸ばしましょう。

泳ぎ回る際に要所要所で使いたいのが画面をタッチすることで発生するブースト。右上にある赤いゲージを消費して、すばやく移動できます。特に動きの速い魚を食べるときに有効です。

ちなみに魚だけでなく、海面を楽しそうに泳ぐ人間も食べられます。これはキツイ！　獲得スコアもそれほど高いわけではないので、ほどほどにしておきましょう（苦笑）。

色々と胸が痛みますが、それでも食べ続けなければなりません。右上の緑のゲージは健康状態を示していて、泳いで空腹になるうちにどんどん減ります。ブーストゲージは一定時間で回復するものの、こちらのゲージの回復手段は魚を食べることのみ。心を鬼にして獲物を食べまくりましょう。

ただし、いくらサメとはいえ、海中で最強というわけではありません。クラゲを食べれば毒でHEALTHゲージは減ります。

さらに機雷にあたっても、HEALTHゲージは一気に減ります。なぜ海に機雷があるかはわかりませんが、とにかく周囲を泳ぐときは慎重に端末を傾けましょう。

順調に生き延び魚を食べ続ければ、サメはどんどん大きくなります。と言っても体が大きくなったぶん、先述のクラゲや機雷を避けづらくなっているのですが…。

また、海中にはレアアイテムが存在し、取るとスコアが多く手に入ります。こういったレアアイテムは広い海中で全10個。これを集めるのも「Hungry Shark」楽しみのひとつでしょう。

HEALTHゲージがゼロになるとゲームオーバーとなり、スコアが表示されます。ハイスコアとなったときくらいよろこびたいものですが、横に吊るされた自分（＝サメ）の姿にちょっと悲しくなります。

ハイスコア時は名前の入力をすることができます。

タイトル画面に戻って「HI-SCORES」を確認すると、ちゃんとランクインしていますね。

ちなみにランキングはオンライン投稿機能もあり、2011年2月現在の世界ランキングの上位が上の通り。15時間も海中を泳いでいた人のプレイが一度見てみたいものです。

こんな風に、ややグロい描写はありますがそれさえ除けばゲームとしては非常にわかりやすく、万人にオススメできる「Hungry Shark」。獲得スコアの制限こそあるものの、無料版も用意されているのでぜひ一度プレイしてみてください。