さまざまな辞書の横串検索などの多機能辞書「デ辞蔵」

作者名：EAST Co., Ltd. （Japan）
価格：無料
カテゴリ名：書籍＆文献
バージョン：1.5.1
作者サイトURL：http://dejizo.jp/

「デ辞蔵」はAndroidデバイス初の、本格的な日本語対応辞書アプリです。

子供の頃から調べごとが大好きな私。インターネットの普及のおかげで、調べごともずいぶんと便利になりました。特に辞書サービスやウィキペディアは、公私共に大活躍！　Android端末を持ってからは、どこでもすぐに調べごとができるのでますます便利になりました。

辞書系アプリもいろいろとありますが、ちょっと気になる辞書がこの「デ辞蔵」。ウィキペディア日本語版から検索するネット辞書として使えるだけでなく、辞書データを購入すればローカルでも辞書が使え、ネット辞書とあわせて串刺し検索ができるのです（辞書ラインナップの一覧はこちら）。

シンプルなインターフェイスのこちらがトップ画面。テキストボックスに調べたいキーワードを入れ、「虫眼鏡」ボタンをタップするだけ。

 

入力したキーワードに沿った検索結果が一覧表示されます。なお、辞書データを購入していなければ、このようにウィキペディア日本語版から検索結果一覧が表示されます。一方、辞書データを購入すれば、ウィキペディア日本語版のほかに、購入した辞書からも検索結果一覧が表示されます。

詳細画面を見るには、先ほどの一覧画面から調べたいキーワードをタップ。詳細画面で「前項目」や「次項目」をタップすると、前後の検索結果が表示され、「戻る」をタップすれば、検索結果一覧画面に戻ることができます。

また、詳細画面でメニューボタンを押すと、調べたキーワードにしおりをつけたり、外部サイトからの検索や文字サイズの変更などができます。

メニューボタンから「しおり」をタップすると、調べたキーワードをしおりとして登録したり、しおりの登録をしてあるキーワードの一覧を見ることができます。

なお、しおりとして登録するキーワードには、タグをつけることも可能。仕事の資料など、調べたキーワードをカテゴライズする時に便利そうですね。

本アプリ以外から調べたキーワードの検索を行う場合には、メニューボタンから「外部検索」をタップします。

このように、Googleまたはウィキペディア日本語版のサイトから、調べたキーワードを見ることができます。

また、文字サイズや行間の変更をする場合には、「表示設定」をタップ。

なお、一度調べたキーワードは、トップ画面のテキストボックス右にある「時計」ボタンをタップすると、キーワードの検索履歴から調べることもできます。

トップ画面でメニューボタンを押すと、各種アクションが可能。「購入済み辞書一覧」や「目次から読む」など、辞書データを購入していないと使えない機能もいくつかあります。

こちらは「しおり」一覧画面。しおりの登録をしたキーワードが一覧で表示されます。

しおり登録の際にタグをつけておいたものは、タグごとに絞り込んで表示することもできます。

また、画面上部の「履歴」タブをタップすると、これまでに閲覧したキーワードが一覧表示されます。

なお、「しおり」や「履歴」に表示される各キーワードを長押しすることで、一覧から削除したり、タブをつけることが可能。

各種設定を行う場合には、「設定」をタップ。こちらも「辞書セットの設定」や「ローカル辞書一覧」など、辞書データを購入していないと設定できない項目もあります。

「検索条件の設定」画面では、検索に使用する辞書や検索条件、1辞書あたりの最大検索数の設定ができます。

また、検索結果一覧に本文冒頭を表示する「サマリー表示」や検索辞書のアイコン表示は、「動作設定」画面から設定が可能。

なお、辞書の一覧を更新する場合には、「辞書一覧更新」をタップします。

横串検索やしおりをつけられるほか、履歴から検索できたり、細かい設定ができるなど、アプリならではの機能が盛りだくさんの辞書アプリ。販売されている辞書も「ジーニアス英和・和英辞典MX＋明鏡国語辞典MX」や「大辞林」といった基本的な辞書をはじめ、「三省堂 故事ことわざ・慣用句辞典」や「学研 漢字字典」「デイリーコンサイス中日・日中辞典」「薬の事典ピルブック2011」などなどさまざまな辞書があります。自分の用途にあわせてこれらを購入すれば、勉強や仕事などで大活躍すること間違いなしです！