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トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

2010年04月01日 20時22分更新

作者名:ymst
価格:無料
カテゴリ名:写真
バージョン:0.5.5
作者サイトURL:http://yyaammaa.jimdo.com/fxcamera
 

「FxCamera」は、トイカメラ風の写真が撮れるアプリです。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

トイカメラとは、撮影した写真の色や形を変えるなど様々な加工を施して、まるでまったく違う世界を撮影したように見せられるアプリです。「FxCamera」は、そんな「見て楽しく」、フィルムカメラで撮影していた頃の「写真を見るまでどう写っているのかわからない」ワクワクした気持ちまで味わえます。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

使い方はいたって簡単。「FxCamera」を起動すると、最初の画面で6種類の撮影モードが用意されています。これらの中からいずれかを選べばカメラが起動するので、あとは「Shot」アイコンをタッチして撮影するだけ。ただし、microSDカードを挿していないと撮影した画像が保存できないので、その点だけ注意してください。
 

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

また、アプリ内の表示はすべて英語ですが難しいことはありません。ピントを合わせたいときは「Auto Focus」を押して、緑の点が現れたら「Shot」を押せばOK。「Config」では、そのモードの設定変更ができます。設定を変更することで、さらにおもしろい写真が撮れることもあるので、慣れたらいろいろ試してみるといいでしょう。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

あとは、シャッターを切るだけで写真が完成。それぞれのモードらしいユニークな写真が撮れているはずです。気に入った写真があれば「save」で保存できます。保存しない場合は「discard」で削除、「share」を選ぶと写真共有サービスのPicasaへ写真をアップロードしたり、メールに添付して友達や家族に写真を送信できます。右にある矢印を押すと写真が回転します。

基本的な操作の説明はここまで。いよいよ、各撮影モードを紹介しましょう。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」
トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

まずは「ToyCam」。このモードでは写真の色が変わります。初期設定では緑の色が強い、ちょっと古めの雰囲気を醸し出す写真が撮れるようになっています。「Config」で他の色を強くしたり、コントラスト比を変えて楽しむこともできます。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

「Polandroid」では、ディスプレイに表示されている写真がポラロイド写真のように、周りに白い枠が表示されます。「Config」で「Mono」を選ぶと、写真の色を白黒に、「Square」を選ぶと写真のサイズを「1:1」の正方形にすることができます。写真をフィルムカメラで撮影している雰囲気が味わえるというわけです。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

魚眼レンズ風の撮影ができる「Fisheye」は、撮った写真が丸く加工されます。動物や人の顔に寄って撮影すれば、ユーモラスで変てこな写真ができます。また、街や自然といった何気ない風景が、味のある写真に変わります。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

「SymmetriCam」は左右上下対称の写真を撮れるモードです。初期設定では左右対称になっていて、画面の左半分が撮影範囲です。そこに写った写真が、まるで鏡を見ているかのように右側にも表示されます。「Config」ではさらに「上下対称」「左右上下対称」に設定を変更したり、写真のカラーまで変えられます。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」
トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

「Warhol」は、写真をイラスト風に見せることができます。人の顔や何気ない風景を撮影するだけで、とても格好いいイラストのように仕上がります。たとえば次の2枚の写真、上の1枚目は猫を真正面から撮影した写真をベースにしていますが、2枚目は机の上を撮影しただけ。それだけでも、なんだか格好いいイラストに見えませんか? 「Warhol」は「FxCamera」の中で、もっとも「どんな写真ができるかわからない」楽しみがあるといえます。

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」
トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

最後は「NORMAL」です。その名の通り、このモードは初期設定では撮影をしても加工処理は施されません。ユニークな写真を撮るだけでなく、目の前の風景をそのまま撮りたい、なんてときにアプリを閉じることなく使えます。しかしそれだけではありません。「Config」を開くとカラーフィルターを選べるので、たとえば白黒やセピア色の写真、イラストやサーモグラフィー風といった加工写真が、この通常モードでも撮れます。
 

トイカメラ風のユニークな写真が撮れる「FxCamera」

最後に、「FxCamera」で撮影・保存した写真は、アプリ内の「Gallery」で見られます。最初の画面でメニューを表示してください。ここで「Gallery」を選択すると、保存した写真を見られます。さらにメニューからスライドショーも始められます。写真を誰かと見るときや、写真を撮影している途中でチェックするときに便利でしょう。

誰でも必ず「味のある」写真が撮れる「FxCamera」。ぜひ、いろいろ試してみてください。

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