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4倍速い青! USB 3.0の外付けSSDを試した!!

2011年02月08日 21時55分更新

 ストレージが大好物なガチ鈴木が目を付けた外付けSSD。キングストンからUSB 3.0接続のSSD『HyperX MAX 3.0』が登場。64GBモデル(実売価格 2万円前後)を使って、実際に速度を測ってみました。リード毎秒190MBをうたう本製品。USB 2.0接続が転送速度最大480Mbps(毎秒60MB)なので、もちろん実力を発揮しきれません。USB 3.0搭載製品が増えてきた今こそ、試してみたい一品です。

HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0

 パッケージの中は、外付けSSD本体とUSB 3.0対応の付属ケーブルが1本。サイズは73.9(W)×118.6(D)、12(H)mm、重量は実測150g(64GBモデル、ケーブル含む)と、小さくて軽い! 青いアルミケースがかっこいい! と、青が好きなガチ鈴木は気に入った模様。側面のLEDはUSB 3.0接続のときは青に、2.0接続のときは緑に点灯。付属ケーブルと本体とはミニプラグでつながります。

HyperX MAX 3.0

 リード毎秒195MB、ライト毎秒160MBのカタログスペックに劣らない速度を見せてくれました。ちなみに、USB 2.0で接続した速度は以下のとおり。使用したベンチマークは定番の『CrystalDiskMark 3.0.1』(作者 ひよひよ氏)です。

HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0

 USB 2.0は背面ポートとPCケース接続の前面パネル利用とでそれぞれ測ってみましたが、当たり前ですが、リード毎秒35MB程度、ライト毎秒30MB程度ととっても遅いです。ベンチマークだけだとわかりにくいので、実測は以下のとおり。

HyperX MAX 3.0
HyperX MAX 3.0

 背面のUSB 3.0と2.0ポートを利用。システムのストレージから、生成した1GBのファイルひとつと1.45GBぶんの画像ファイル253個をシステムのSSDから転送終了までに掛かった時間をストップウォッチで比較しました。どこかの赤の3倍より速い、青は4倍速かったことが判明! そりゃ、レッズよりもF・マリノスですよ。
 速度はもちろん、SSDなので振動にも強く、カバンの中に入れての持ち歩きには安心です。まだかなりお高い感じはしますが、使ってみて確かな満足感はあります。あとはUSB 3.0の外付けHDDケースと比較してみたいところ。ただ、とにかく高速な外付けストレージが欲しい人にはオススメです。

HyperX MAX 3.0

 ベンチ中USB 2.0につなぐと、上記のような注意がポップアップ。USB 2.0が出た当初は、設定をUSB 1.1のままにしてしまいよく注意されましたよね。もちろん自BIOS(UEFI)でUSB 3.0を有効にしていないと、注意されます。いやーそれにしても久々に見かけました。

HyperX MAX 3.0
●キングストン
http://www.kingston.com/japan/
64GBモデル 実売価格 2万円前後
128GBモデル 実売価格 3万円前後
256GBモデル 実売価格 6万円前後

●ベンチマーク環境
CPU:『Core i7-2600K(3.4GHz)』、マザーボード:ASUSTeK『P8P67』、SSD:『Crucial Real SSD C300(128GB)』、メモリー:CFD販売『W3U1333Q-2G(PC10600 DDR3 2GB×2)』、グラフィックボード:ASUSTeK『ENGTX470/2DI/1280MD5 (PCIExp 1280MB)』、PCケース:Antec『Nine Hundred Two』、OS:『Windows7 Ultimate(64ビット)』

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