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MWC2011:ファーウェイの新モデル『IDEOS X3』は日本でも出るんです

2011年02月16日 09時00分更新

文● 中山智 編集●ACCN、Web担サカモト

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 HUAWEIからも新機種の発表がありました。タブレットとスマートフォン各1モデル。それから、モバイルルーターが3モデル。うち、スマートフォンとモバイルルーター1モデルは日本でも出るみたいですよ!

 まずは、タブレットの『IDEOS S7 Slim』。すでに発売されている『IDEOS S7』の後継機種で、名前のとおりS7よりも約3ミリ薄くなってます。プラットフォームはSnapdragonの1GHzで、OSは2.2と今回のMWCで発表されているタブレットとしては物足りない感じもします。 記者会見でも3.0搭載のモデルについて質問がありましたが、「次期モデルで検討している」という返答にとどまっていました。 海外では4月に発売予定とのこと。

7インチディスプレーを搭載
HUAWEI
↑ディスプレーは7インチ(800×480ドット)と前モデルと同等。
Slimの名に恥じない薄さ
HUAWEI
↑12.5ミリとタブレットのなかでもかなりの薄さ。質感、剛性感もあります。
カメラは320万画素
HUAWEI
↑本体背面のカメラは320万画素。フロントカメラも用意されておりそちらは30万画素。
HDMI端子も搭載
HUAWEI
↑IDEOS S7 Slimの詳細スペック。HDMI端子も装備しているので、大画面テレビへの出力も可能。

 次いで発表されたのが、スマートフォン『IDEOS X3』。3.2インチ(480×320ドット)のディスプレーに厚さ11.2ミリ、約120グラムと超薄かつコンパクト。CPUはMSM7227の600MHzなので、エントリーモデルですね。ちなみに、秋にソフトバンクから発表された『004HW』のベースモデルとなります。海外でも正式発表ということで、日本での発売も間近でしょう。

004HWとほぼ同じ
HUAWEI
↑サイズは57(W)×11.2(D)×110(H)ミリで重さは約120グラム。昨年秋にソフトバンクから発表された『004HW』と外観はほぼ同じです。
OSは2.3を搭載
HUAWEI
↑そのほかのスペックは写真のとおり。OSは2.3を搭載。そういえばソフトバンク版は2.2搭載と発表していましたが、どうなるのでしょう?

 最後にLTE対応の高速タイプなど通信方式別にモバイルルーター3機種を。

モバイルルーターも引き続き注力
HUAWEI
↑HUAWEIといえばモバイルルーター。LTE対応の『E589』、DC-PA+対応の『E587』、そしてHSPA+対応の『E586』の最新の3機種を展示。

 注目は『Mobile WiFi E586』。動作時間は6時間で、搭載したマイクSDカードを共有できる機能を搭載は3機種とも共通ですが、電源をオンにすると見慣れたロゴが表示されます!

イー・モバイルから発売予定!
HUAWEI
↑すでにこの状態でロゴが出ると言うことは、発売間近ですかね。日本が一番最初で第2四半期発売予定とのことです。

 MWCで展示発表されてるものは日本発売が未定なものも多く、ちょっとガッカリしていところだったので、日本か発売が確実なモデルがチェックできてちょっと元気が出てきましたよっ!

 

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