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CES2011:新世代プロセッサー搭載パソコンが続々!!

2011年01月08日 00時09分更新

ラスベガスで開催される世界最大級の国際家電ショーと新製品をレポ!
週アスPLUS:CES 2011 最強特集

 インテルのSandy Bridge、AMDのFusion、両社の新世代プロセッサーが相次いで正式発表されたことを受け、パソコンメーカー各社が続々と新製品を投入。CES2011会場および併催されている各種イベントで展示された気鋭のパソコンを現地から一気に紹介!

 ソニーは昨秋から参考出展していたVAIOブランド初の3D対応ノートPCを『Fシリーズ』として正式発表。そしてタッチパネル搭載オールインワンモデル『Lシリーズ』のデザインを刷新。いずれもSandy Bridge(開発コード)ことインテルの第2世代Core iプロセッサーを搭載している。また、AMDのFusionからEシリーズ(開発コード: Zacate)を搭載した11.6インチ搭載ノートを『YBシリーズ』としてラインナップに加えた。
CES2011
3D対応ノート『Fシリーズ』。Full HD(1920×1080)で3D表示に対応。搭載されているCPUは4コアの『Intel Core i7-2630QM』。あわせてNVIDIAのGeForce GT540M(こちらも発表されたばかり)を搭載している。Blu-rayの3D再生も可能で、米国価格で約1700ドルからカスタマイズできる。
CES2011
オールインワンタイプの『Lシリーズ』。マルチタッチ対応の24インチFull HD(1920×1080)パネルを採用。搭載されているCPUは4コアの『Intel Core i7-2630QM』。

  

CES2011
Fusionこと、AMDのEシリーズAPUを搭載する『YBシリーズ』。11.6インチ液晶パネルのコンパクトなノートブック。APUのE-350は1.6GHzで動作するデュアルコア。

  東芝も18.4インチの大型液晶を搭載するハイエンド機『Qosmio X505』にSandy Bridge搭載モデルを投入。3D表示に対応する液晶パネルを搭載するほか、Blu-rayの3D再生も可能。さらに、WiMAXやIntel Wireless Display2.0、そしてHybrid HDDなど魅力的な技術を満載した『Satellite E305』などを展示していた。E305をはじめとしたSatelliteシリーズの新製品は、いずれもSandy Bridge(開発コード)のi5シリーズのCPUを搭載している。

CES2011
『Qosmio X505』も、ソニーFシリーズと同様にSandy BridgeのIntel Core i7-2630QMを搭載。こちらはGPUがNVIDIAのGeForece GTX460Mとなっている。
CES2011
『Satellite E305』。今回のCES取材でも高速回線の確保に大活躍しているWiMAX機能を内蔵。また、正式発表されたばかりのIntel Wireless Display Technorogy2.0、そしてHDDにSSDを併せ持つHybrid HDDなど先進スペック満載だ。
CES2011
Digital Experience会場で展示されていた富士通『LIFEBOOK AH572 Notebook』はSandy Bridgeのi5-2410を搭載。15.6インチの液晶パネルは3D表示に対応する。前出の東芝Satellite同様にIntel Wireless Display Technorogy2.0をサポート。価格は999ドルからカスタマイズ可能だ。

 MSIはオールインワンデスクトップとハイエンドゲーミングノートにSandy Bridge搭載モデルを数多く出展している。また、Fusion APU搭載機として『CR650』が出展された。同じく台湾勢のASUSも、3D Vision対応の『G73S』シリーズを展示。

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マルチタッチ液晶のオールインワンデスクトップ『Wind Top AE2410』。23.6インチのスクリーン。CPUはCore i5 2410MかCore i7 2630QMの選択。カスタマイズのオプションとして、NVIDIA GeForce GT540Mも搭載できる。
CES2011
MSIのゲーミングノート『GT680』。Sandy Bridgeのi7-2630QMとNVIDIAのGT 460M、そして15.6インチのFull HDパネルを搭載。
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AMDのE-350を搭載する『CR650』。画面は15.6インチ。
CES2011:新世代プロセッサー搭載パソコンが続々!!
ASUSの3D対応ノート『G73S』。Sandy Bridgeのi7-2630QMとNVIDIAのGT 460Mを搭載。画面サイズは17.3インチでFull HD対応だ。

 HPとLenovoもSandy Bridge搭載機と、AMD Fusion搭載機をそれぞれ発表している。また、DellはSandy Bridgeのi7-2630QMを搭載可能として17.3インチの『XPS 17』をアップグレード。

CES2011
HPのプレミアムノート『Pavilion dv6』。Sandy Bridgeを搭載。
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11.6インチのコンパクトノート『Pavilion dv1』は、AMDのE-350搭載に。
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AMDのE-350を搭載する『ThinkPad X120e』。さらに、E-240を搭載するモデルはカスタマイズによる最小構成で399ドルから。2月以降出荷の見通し。
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LenovoはIdeaPadのシリーズにもAMDのE-350を採用。IdeaPad S205は画面サイズ11.6インチ(1366×768)、最大8GBのメモリーを搭載可能。

 ほかにも注目製品のオンパレード!

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Dellは『XPS 17』を3D Vision対応に更新。カスタマイズの最上位としてCore i7-2630QMが搭載できる。画面サイズは17.3インチでFull HD対応。
CES2011
日本市場向けにはPCは展開をしていないが、SAMSUNGも圧倒的な種類のSandy Bridge搭載PCをCES2011の自社ブースで出展している。
CES2011
キューブタイプPCでお馴染みのShuttleもBTO製品にSandy Bridge対応モデルを発表。展示はミッドレンジのワークステーションで、Sandy Bridgeのi5プロセッサー、AMDのFireProやNVIDIAのQuadro FXといったOpen GL対応のグラフックボードを搭載する。自作派は同一筐体のベアボーン『SH67H3』にも注目!
CES2011
Sandy Bridge対応という以外のスペックは一切明かせないというZOTACのコンパクトPC。同社はIntel H67 Expressチップセットを搭載するmini ITXマザーを発表しているので、それを利用した製品だろう。
CES2011
これもSandy Bridge搭載の3DゲーミングPC。ビールサーバーを兼ね、NVIDIAがDigital ExperienceやCES2011の自社ブースで展示している。非売品。

 いずれも日本国内での登場に期待がかかります!

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