2011年01月11日20時39分

CES2011:バッファローが国内未発表製品群を先行公開

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 日本国内での発表よりひと足早く、バッファローの新製品群がCES 2011に合わせて米国市場向けに発表された。同社における新製品の米国市場への先行投入は、昨年Apple Store限定発売からスタートしたiPod/iPhone用のDockとポータブルHDDを一体化した製品『DUALIE(デュアリー)』に続いて2年連続となる。

 米国法人にあたるBuffalo Technology(USA),Inc.が発表したのは、同社お得意のジャンルである外付けハードディスク、NAS、無線LANルーターの各種新製品だ。

CES2011
CES開幕の前日に行なわれたイベントDigital Experienceで新製品が公開。

 まず、外付けハードディスク。いずれもUSB3.0での接続に対応した高速アクセスがセールスポイントになる。

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2.5インチHDDを内蔵するポータブルタイプ『MiniStation Stealth USB 3.0(HD-PCTU3)』。HDD容量は500GBと1TBの2種類。3.0の文字が誇らしい。価格はいずれも米国における希望小売価格で89.99ドル〜129.99ドル。
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3.5インチHDDを内蔵するスタンダードな外付けタイプ『DriveStation Axis USB 3.0(HD-LBU3)』。HDD容量は1TBと2TBの二種類(写真右)。3.5インチHDDを二台内蔵してRAID 0/1に対応する『DriveStation Duo USB 3.0(HD-WLU3R1)』。内蔵される2台のHDDをあわせた容量(RAID 0のストライピングモード)では2TBと4TBの2種類(写真左)。価格はそれぞれ99.99ドル〜149.99ドル、279.99〜459.99ドル。
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3.5インチHDD4台内蔵の『DriveStation Quad USB 3.0(HD-QLU3R5)』も2種類。最大容量は4TBと8TB。写真は前面のフタを開けてHDDの交換ができる状態。価格は629.99ドル〜1199.99ドル。

 無線LANルーター製品は公式発表はされていないものの、最大で450Mbpsの無線LAN通信が行なえるとのこと。本体の形状は同社の従来製品によく似ているが、上部に特徴的な3本のアンテナが取り付けられていた。

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3本のアンテナが特徴的な未発表の無線LANルーター。現行製品の300Mbpsを上回る450Mbps(理論値)での高速無線LAN通信が可能となる見込みだ。

 ビジネス向けのNASには、最大8台のHDDを搭載できる『TeraStation Pro 8(TS-8VHL/R6)』と最大6台搭載可能な『TeraStation Pro 6(TS-6VHL/R6)』が新たに追加されている。従来までの『TeraStation Pro』の最大4台という筐体を横にふたつ並べたような大きなデザインの製品になっている。価格は2499ドル~6499.99ドル。

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従来の最大4台搭載から8台搭載へ。物理的にも機能面でも大幅な拡張を果たしたビジネス向けモデル。

 そしてNAS関連製品として今回もっとも注目を集めそうなのが、『Buffalo CloudStor』シリーズである。Cloudstorシリーズは、米CloudEngines社の『Pogoplug』をベースとしたクラウドサービスが利用できるのが最大の特徴となる。

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Pogoplugを使った簡単なWeb共有ができるCloudstorシリーズの製品。

 Pogoplugの仕組みをおおまかに説明すると、誰でも簡単に設定できるWebアクセスサービスということになる。ユーザーは機器の設置後に、メールアドレスとパスワードを設定するだけで、家の中からでも外出先からでも、同じドライブ名でCloudstorシリーズのNASに接続できるようになるという。共有されるデータ自体はいわゆるインターネットクラウド上ではなく、自身の所有するNASのなかに保存される仕組みだ。また、PogoplugのサービスはPCだけでなくiOS、Android、Blackberry、Palmなどの携帯端末にも対応。それぞれに応じたソフトウェアをインストールすると、PCと同じNASの共有ドライブにアクセスすることが可能だ。家の中、外を問わずに外付けHDDと同じような感覚で複数の機器から共有できるドライブを手にすることができるのがPogoplugの仕組みと言うわけだ。

 自宅内に設置したNASにWebを経由して様々な機器からアクセスすることはこれまでも同社製品をはじめとした他のNAS製品でも可能だったのだが、それは利用するユーザー側にもある程度のスキルが求められる作業だった。そうした面倒な部分をすべて取り去って、誰でも簡単にWeb共有機能が使えるようにしたのがPogoplugなのである。

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Cloudstorシリーズの広告ポスター。
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同じドライブ名でNASの共有ドライブに、機器を問わず接続できるクラウドサービス。

 Buffalo CloudStorは1TBのHDDを搭載する『CS-WV1.0TL』と2TBのHDDを搭載する『CS-WV2.0TL』の2種類。二台のHDDを搭載できるハードウェア仕様となっているが、いずれも出荷時は1台のHDDのみが搭載されている状態で出荷される。必要に応じてユーザーがもう1台のHDDを簡単に増設できる仕組みだ。また、背面にはUSB2.0の端子をひとつ装備しているので、ここに外付けHDDをつないで容量を増やすこともできる。製品価格は169.99ドル~269.99ドル。米国市場では2月の販売開始を予定している。なお、2種類の製品は当初搭載されるHDDの容量だけでなく搭載されるNAS機能を管理するプロセッサの違いから、『CS-WV2.0TL』のほうがより高速に処理を行なえるようになっているとのことだ。

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写真では2台のHDDが搭載済みだが、出荷時は1台のみで仕様どおりの容量が使える。ユーザーが必要に応じて内蔵ドライブをもう1台増設可能。
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設置時にはLANケーブルを背面に接続してユーザー名となるメールアドレスとパスワードを設定するだけ。USB2.0ポートを利用することで外付けHDDを使った容量追加にも対応する。

 現時点では、いずれも日本国内向けには未発表の製品となるが、BUFFALOはいずれも国内販売の意図をもっており、準備が整い次第、製品ごとに正式発表となる見通しだ。特にCloudstorシリーズに関しては、アメリカを拠点とする開発チームの企画を元にした製品だけに、大きな期待が寄せられているという。

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