2010年11月20日12時00分

Mobile Asia Congress 2010で見つけたAndroid端末たち

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 11月16日から18日まで香港で開催されたMobile Asia Congress 2010(MAC2010)は毎年2月にスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressのアジア版という位置づけです。

毎年秋に開催されるMobile Asia Congress
mac2010
カンファレンスが主体のモバイル系イベントのため企業出展ブースの数も70社ほどとあまり多くはありません。ですが端末関連の出展もあり、中には日本では見かけない海外向け製品やこれから発売予定の新製品もいくつか見かけました。その中からAndorid OSを搭載した特徴的な製品をいくつか紹介しましょう。
ZTEの「Z-Pad」、CDMA版でまもなく発売
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日本でもスマートフォンの発売が決まったZTEは最近海外の展示会でも積極的にスマートフォンの展示を行っています。MAC2010の展示ブースではタブレット2機種に注目が集まってました。どちらもAndroid OS 2.1を搭載。このうちCDMA EV-DOとHSPAの両方式に対応したAD8070はは「Z-Pad」と、ZTEのタブレットをアピールする愛称がつけられていました。アメリカのVerizonや中国の中国電信からの販売が予想されますが、CDMAのタブレット製品は数が少ないだけに日本でもau対応でぜひ出してもらいたいものです。
HSPA対応のタブレット、ZTE V9
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またHSPA/W-CDMA対応のV9は年末前後にも発売できるだろうとのことで、独自のWi-Fiホットスポット機能を搭載しています。カメラは2メガピクセル、CPUも1GHz以下とスペック的にはやや物足りないかもしれませんが、その分本体価格はかなり安くできるとのこと。ハイエンドではなく普及モデルとして世界中のキャリアからおそらく発売されるのでしょう。こちらも日本で出してもらいたいものです。
LenovoのLePhoneは質感がイイ!
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ThinkPadでおなじみのLenovoが中国で販売しているスマートフォンがLePhone(楽Phone)。丸みを帯びた本体形状が中国らしさを感じさせますが、手に持ってみるとびっくり。ずっしりとした重量感、ステンレスらしき金属素材の平滑感は高級品そのもの。中国製だから安っぽいだろうと思っていたのですがみごとに期待を裏切られました。このLePohne、中国では各通信方式に対応したモデルが出ていますが、今回デモされていた3GW100はW-CDMA/Androidモデル。OSは1.6ですが2.1へのアップグレードが予定されています。1GHzプロセッサ、3メガピクセルカメラなど大手メーカー品にもスペックで引けを取りません。また外付けするとカバーのようになるフルキーボードもオプションで用意されているとのことで、ギミック的にも楽しめそうです。
モトのスマホはスタイリッシュ
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MotorolaのAndroidスマートフォンといえばMilestoneが有名ですよね。中国でも各種出ていますが、このMT810はスマホというイメージを感じさせないスタイリッシュなフリップカバースタイル。中国ではこの形状のMotorolaのハイエンド端末が古くから出ているのですが、最新モデルはスマートフォン&より洗練されたデザインとなりました。OSは中国移動がAndroidをベースにカスタマイズしたOPhone 2.0。実はAndroidアプリも結構動くので日本語FEPもAndroid用が入っちゃったりします。
Homeは「家」と主張するHTC
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HTCは中国販売モデルに中国語の漢字名を付けたモデルを出しています。この「HTC天璽」は海外版HTC HD2を中国移動の3G方式TD-SCDMAに対応させたマイナーチェンジモデルで、OSはWindows Mobile 6.5、4.3インチ800x480ピクセルの大型ディスプレイを搭載、5メガピクセルカメラ、1GHz CPUなど中国でも最上位に位置するモデルです。外見の特徴としてはディスプレイ左下のHomeボタン。これが中国の古書体で「家」と表示されているのです。ここにこんな文字が書かれていると重厚さを感じるというのか、さらにすごい製品に見えてきますね。
カジュアルな低価格AndroidもあるVodafone
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Vodafoneは海外キャリアでは珍しく自社ブランド端末のラインナップが豊富です。Vodafoneブランドの携帯電話はいずれもOEM品で安価なモデルが多いのですが、ついにスマートフォンも登場。プリペイドなどで手軽に買うこともできるそうです。Vodafoneブースに展示されていたVodafone 845はHuawei製、そしてVodafone 945はZTE製とのこと。845はちょっとスクエアで手のひらにすっぽり入るサイズ、945は細身で安さを感じさせません。どちらもAndroid 2.1搭載、ディスプレイは845がQVGA、945がWQVGAです。845は90ユーロ前後でヨーロッパで発売中で、学生層などがスマートフォン入門機としてこぞって買っているそうです。
OEMメーカーも続々Android市場に参入
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MAC2010は香港開催ということもあり、中国のOEM端末メーカーもいくつか出展を行ってしました。それら各社のイチオシ製品はやはりスマートフォン。OEMメーカーも安い携帯電話だけを作っているだけでは競争に勝てず、Androidスマートフォンをキャリアやメーカーに提供して生き残りを図ろうとする時代になっているわけです。たとえばこちら、UMEOX社のA1000Wは同社初の3G対応、初のAndroid端末となります。すでに複数社から引き合いがあるそうで、早ければ年明けにも製品が出てくるだろうとのこと。今までOEMメーカーの製品はGSMのみ対応だったり機能の低いものばかりで日本市場とは無縁でした。でもこうやって3G対応のスマートフォンが出てくることで、将来は日本でオリジナルAndroid端末を販売するような企業が出てくるかもしれませんよ。

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