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UI、文字入力、撮影機能からDLNAまで! 話題のAndroidタブレット『GALAXY Tab』を隅々チェック

2010年10月12日 09時53分更新

文● 山口ひろ美、ACCN 撮影●高仲建次

  10月12日発売号の本誌でも速報記事を掲載しました、注目のアンドロイドタブレット『GALAXY Tab』の最新情報を写真満載でお届けします。※端末は製品版ではないためソフト画面などは変更の可能性があります。

これが『GALAXY Tab』だ!
これが『GALAXY Tab』だ!
  • ディスプレー 7インチ(1024×600ドット)
  • 内蔵メモリー 16GB
  • OS Android2.2
  • カメラ 320万画素、インカメラ 120万画素
  • 外部メモリー microSH/SDHC対応
  • サイズ 121(W)×12(D)×191(H)mm
  • 重量 約382g

 まずは外観からチェックしていきましょう。スーツの内ポケットにもギリギリはいる絶妙なサイズで、女性の手でも片手でつかめます。

GALAXY Tab背面
GALAXY Tab背面
表から見ると真っ黒ですが、裏はキレイなホワイト。iPhone3GSのように丸味を帯びてはいないので安定します。
iPadとサイズ比較
iPadとサイズ比較
iPadはちょっと大きくて持ち歩きがつらい人にはうれしい絶妙サイズ。

 外部メディアが使えるのは、iPadにはない大きな魅力。

側面のボタンや端子類
側面のボタンや端子類
電源ボタン、音声ボタン、マイクロSDスロット、SIMスロットを搭載。
マイクロSDスロット
マイクロSDスロット
マイクロSDカードが入るので、写真を取り出したりするのが便利。
状態表示
状態表示
他のアンドロイド端末と同じように、ホーム画面で上端をひっぱり下ろすと状態表示画面。
ホーム画面でメニュー
ホーム画面でメニュー
ホーム画面でメニューを押すと、サムスンの特徴であるウィジェットを追加できます。
ホーム画面のウィジェット
ホーム画面のウィジェット
ホーム画面にサムスン独自ウィジェットを置けるのが便利。
ウィジェットのメニュー
ウィジェットのメニュー
サムスン製アプリのほか、検索などの基本的な機能、spモードメールなどのウィジェットが用意されています。ウィジェットの追加はホーム画面のメニューから。

 アプリ一覧画面など、現状ではほぼ『GALAXY S』と同じです。

アプリ一覧その1
アプリ一覧その1
アプリ一覧その2
アプリ一覧その2

 ブラウザーの機能をチェック。

ブラウザー
ブラウザー
大きな画面を生かしてサイトが見やすい。ピンチイン、アウトも可能。
ブックマーク
ブックマーク
ブラウザー画面で、星マークがあるのがブックマークボタン。履歴やよく見るページなども表示可能。左にある電話マークは実際にはなくなるとか。
ブラウザーのタブ一覧
ブラウザーのタブ一覧
大きな画面を生かして、サムネールでも中身までよくわかります。リスト表示も可能。

 フリック入力が快適でした。また、カーソル移動がしやすいように工夫されているのには感激。

フリック入力
フリック入力
指で隠れない位置にガイドが出るのがアンドロイドの特徴。打ちやすくていいですね。左右のカーソルキーもあり。
文字入力時のカーソル移動
文字入力時のカーソル移動
後から文字を挿入するときなど、カーソルが指で隠れて見づらいもの。こんなマークが出るなど工夫が!

 メールなど文字入力時に気になるキーボードの種類ですが、このような感じです。

キーボード選択
キーボード選択
キーボード種類の切り替え。
ケータイ入力キーボード
ケータイ入力キーボード
フリック入力も可能なケータイ入力のキーボード。
QWERTYキーボード
QWERTYキーボード
QWERTYキーボードはこんな感じ。
音声入力も可能
音声入力も可能
QWERTYキーボードでマイクのマークがあるボタンを押すと、音声入力ができるようす。

 あまり強調されていませんが、カメラ機能がかなり充実しているのに驚きました。デジカメ的なメニュー構造はわかりやすく、撮影機能も最近のデジカメにある機能はほとんどある印象。インカメラもあるので、自分撮りも可能です。

写真の撮影
写真の撮影
写真の撮影は横持ちで行ないます。画面が大きいので、どう撮れるかわかりやすい。シャッターは右親指の位置。
静止画の撮影モード
静止画の撮影モード
コンデジでトレンドの機能がほとんど入っているといっても過言ではない、充実のカメラ機能。パノラマ自動合成、笑顔シャッターなども搭載。

 動画撮影との切り替えは、画面右上にあるマークで。動画にもおもしろい撮影機能がありました。

動画撮影時の効果
動画撮影時の効果
ムービー撮影時に、ネガポジ反転やモノクロなどのフィルターをかけて撮れるのはおもしろい機能です。
ネガポジ反転動画
ネガポジ反転動画
ネガポジ動画は工夫次第でおもしろい動画が撮れそう。個人的には、ホラー映像っぽいものを撮って遊びたいです。

 あまり利用する人が多くないかもしれませんが、音声通話機能もあります。

音声発信
音声発信
音声通話ができます。イヤホンマイクなどを使わないと、相手の声はスピーカーからだだ漏れになりますが、マイクがあるので会話可能。
電話帳画面
電話帳画面
通話画面の隣のタブ、通話履歴はこんな感じ。隣には電話帳があります。

 その他、DLNA機能やカレンダーはこんな感じでした。

DLNA機能
DLNA機能
GALAXY Sとはちょっと違うDLNA機能の画面ですが、まだベータ版なのかもしれません。
カレンダー
カレンダー
カレンダー画面は、GALAXY Sとは違うもので、紙の手帳っぽくて素敵でした。

 専用クレードルも展示されていましたが、国内での販売は現時点では未定となっています。端子は独自仕様のもの。一見アップルのDoc端子にも似ています。

クレードル
クレードル
専用の充電クレードルも用意されるもよう。価格未定。HDMI端子があります。
横置きも可能
横置きも可能
横置きにして時計や写真のギャラリーを表示させておいたり、動画の視聴にもいいですね。

  アンドロイドアブレットは今後も続々と各社から登場すると思われますが、『Galaxy Tab』の完成度の高さはかなりのものだと思います。11月下旬の発売が楽しみ!(山口)

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