2010年10月06日12時00分

スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

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 みなさんこんにちは、山根康宏です。香港在住で携帯電話研究家というお仕事をしています。

 さて普段の仕事以外の時間といえば、キャリアのお店に行ったり家電店で携帯を見たり、中古携帯屋めぐりをしたり、財布に香港ドルが入っていればその場でついついスマートフォンやSIMカードを買っちゃったり。さらにたまに日本へ行ってはこんなことしたり(8インチ液晶搭載の『iPad リトル』登場!?)など、“公私共々24時間365日モバイル三昧”な生活を送っています。そんな私が今週から海外のモバイルなお話をいろいろと連載していこうと思います。

香港はモバイルガジェット好きの楽園
山根博士の海外モバイル通信

 連載一回目の今回は、「スマートフォンやモバイル好きなら香港に行ってみよう」てなお話です。日本では最近SIMロックフリーな端末の話題が日常的になってきていますよね。でも香港ではそんな話題は一切ありません。なぜかって? その理由はすごく簡単。だって香港にはSIMロック販売が無いんですから。キャリアだろうが家電店だろうがどこで買ってもロック無し。ホテルを出て目の前のお店で携帯が売っていたら、何も迷わず買っちゃっていいんです。もちろんキャリアと契約すれば端末はSIMロックが無いまま激安。私のiPhone4 16GBは約1万円でゲットしてしまいました。契約すれば割引、そこにはSIMロックの有無は関係ないのです。

 とはいえみなさんが香港に来て端末を買うとなると、基本は定価ですからそれなりの値段になります。iPhone4なら16GBがHK$4988(約5万4000円)、32GBがHK$5888(約6万3000円)。高いかもしれないけれど、これが本来のiPhone4の“まっとう”なお値段。しかもロックが無いから、使うSIMカードに対してあれこれ考える必要は一切ありません。日本通信のマイクロSIMカードも使えますし、前に紹介したように(SIMロックフリーiPhoneをインターナショナルに使いこなせ!「激安200円パケット定額」@香港)、香港では1日200円でパケット定額が使えちゃったりもするんです。海外に来る機会がある人はSIMロックフリーを買っても十分元が取れるわけです。

 ちなみに日本で携帯電話やスマートフォンを買う場合、ほぼすべてがキャリア販売、キャリア型番ですよね。でも香港やアジアやヨーロッパなどでは”メーカーブランド”で端末が販売されています。ちょうど香港で発売されたばかりのSony EricssonのXperia X8も、どのキャリアや家電店に行こうが売っているのは同じ製品、同じ型番。SIMロックフリーって意味はキャリア販売品ではないメーカー品であることでもあり、どこのキャリアのSIMカードだって使えるってことなのです。

Xperia X8が発売開始。蛇腹式のカタログを配っていました
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 てなことで香港の魅力を写真を交えて6つほど紹介しましょう。あ、観光旅行向けの案内じゃないので、風光明媚なステキな写真はありませんよ。でもこんな光景が香港ではあたりまえであり、モバイラーにとってはウハウハな場所であることがわかっていただけるでしょう。

その1 iPhone4が単体で売っている
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 これは大手家電量販チェーン店のひとつ、Broadwayです。ここに行ってお金を払えばiPhone4が買えます。契約も何もいりません。ただし以前紹介したように(SIMロックフリーのiPhone4を香港で入手する方法)、まだ在庫が全然入ってきていないので品切れが続いていますけどね。店員さんによると在庫が潤沢になるまでは、まだちょっと時間がかかりそうとのことです。

その2 プリペイドSIMカードの屋台がある
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 香港ではプリペイドSIMカードを買うときに身分証明書は不要です。キャリアの店はもちろん、コンビニや両替所などでも売っていますし、SIM専用屋台なんていうものもあるんです。種類もたくさん、安いものなら数百円で購入できます。もちろんデータ通信対応のものも売っていますよ。

その3 スマートフォンをどこでも見かける
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 これはキャリアの店頭。価格が無料なのは契約込みの値段だから。でもSIMロックの無いメーカー品なので、定価で買うこともできます。香港もスマートフォンはかなり普及しており、どこへ行っても各社のスマートフォンが自由に売られています。

その4 いにしえの古い携帯が売っている
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 ここはジャンク屋さんですね。ゴミ同然の中古品が投売りされています。使えるのか使えないのかは買ってみないとわからないことも。でもたま~に掘り出し物があるのでやめられません!

その5 携帯専門のビルがある
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 マニアの間では有名な先達廣場。フロアーの1階と2階に携帯電話屋さんがずらりと入っています。海外からの輸入品も多く、iPadなんてアメリカ発売の翌日にはもうここで売られていました。

その6 なんだか街中あちこちモバイルだらけ
スマートフォン好きならモバイルの楽園、香港に行こう!

 繁華街を歩いていれば、あちこちにスマートフォンやら携帯電話やらの広告などを多数みかけます。端末だけ売っている携帯電話ショップにも各社の製品ずらりと並べられており、全部SIMロックフリーで販売されています。初めて香港を訪問した人も、帰りにはなぜかスマートフォンとプリペイドSIMカードがスーツケースの中に入っていること間違いなしです。

 日本とはかなり違う香港のモバイル環境、いかがでしょう? 香港に限らず海外には魅力的な製品やサービスがたくさんあります。そして時にはちょっと怪しいグッズが中国や東欧から出てきたりもします。そんな海外のおもしろいモバイルなお話や、ハウツーネタを次回からも続けていきますのでご期待ください。


山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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