週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』

2010年03月04日 20時39分更新

 イメーションからTDKブランドで発売された『TH-WR700』は、音のワイヤレス伝送に特化したKleer(クリアー)社の技術を採用したワイヤレスヘッドホンです。

 同技術は44.1KHz(16bit)の非圧縮“ロスレス”伝送を可能にした新規格。BluetoothのA2DPとは比較にならないほどノイズに強く、低消費電力といいます。

『TH-WR700』
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑実売価格は1万6000円前後。iPhoneは付属しませんとか、私はいちいち書かない派^^;
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑ラバー仕上げのカップ。装着時の圧迫感も少なく、音漏れも防いでくれます。
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑送信ユニット。最大4台のヘッドホンを接続できます。延長コードも付属。
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑左ヘッドホン側に電池を入れるスペースがあります。単4形アルカリ電池×2本。
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑送信ユニット側にも単4形×2本必要です。連続駆動時間は約40時間。
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑右ヘッドホン側に操作パネル。重量バランスもとれています。ボタンが大きく手探りで押しやすいのも◎。
有線クオリティーの無線ヘッドホン『TH-WR700』
↑Kleer技術恐るべし。その名の通り、確かにクリアーです。コレは有線のクオリティーと違いありません。

 電波の届く範囲は約10メートルとスペックには記されていますが、15~20メートルくらい離れても週アス編集部では大丈夫でした。離れていくと、音が劣化していくのではなく、急にプツリと切れる特性のようです。

 ヘッドホンは34mm径で、低音もなかなかダイナミックです。非圧縮伝送のため、有線とまったく変わらないクリアーな音を楽しめます。ケーブルの煩わしさから解放されます。

 音量はプレーヤー側とヘッドホン側双方でいい感じにしないとなりません。プレーヤー側を70~80パーセントくらいにして、あとはヘッドホンの操作部で調整するといい感じでした。ボタンは大きく、手探りでも押しやすいのですが、使っていないときでも、ちょっと触ると電源が入ってしまうこともしばしば……。ただ、未使用だと5分で自動オフになるので、さほど心配はいりません。

 これまでワイヤレスヘッドホンの音質にいまいち納得できなかったという人に、是非試してみてほしいです。 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう