画像をパパッと取り出せるiPhoneアプリに惚れた！

『WiFiPhoto』
バージョン：1.2
App Store価格：115円
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）

　「ヤシマさん、さっきiPhoneで撮った画像一式、今もらえます？」って急にそう言われてもなぁ。USBケーブルなんて持ち歩いてないし。かといって、画像何枚もメールで送るの面倒臭いし。てなときに重宝するのが『WiFiPhoto』。選択した画像を、PCのウェブブラウザー（以下、ブラウザー）でダウンロードを可能にするお手軽アプリだ！

WiFiと3Gの両方に対応しています！

　アプリ名には、思いっきり“WiFi”って書いてあるけど、実はケータイの3G回線にも対応済み。圏内ならどこでも画像を取り出せるぞ！

フォト一覧で送りたい写真を選択

　WiFiPhotoを起動したら右上の“＋”をタップし、PCに取り出したい画像を選択。するとこのような一覧ができあがる。一覧には縦横サイズや容量も表示。画像を左右になぞると一覧から削除できるよ。

取り込み先は変更できます

　ちなみに初期設定では、カメラロールにある画像しか取り込めないけど、設定を変更すれば、アルバムに保存した画像も取り込める。

画像の参照先を選択できるように設定

　画像参照元の変更は、フォト一覧の画面右下のギアマークをタップして“設定”を開き、“フォトの供給源を選ぶ”を“オン”にするだけ。

回線も最初に選択しておこう

　3G回線で使う場合は“設定”の“2G/3G回線”を“オン”に。画像は元の画質のままで転送されるけど、“イメージ品質”のスライダーで任意の画質に調整することも可能。スライダーを右に動かせば最高画質になる。ちなみに、画質を調整してから画像を選択することで、画質の異なる画像をフォト一覧の画面に混在させることも可能ッス。

PCにURLを入れれば、このとおり表示される！

　PCに取り出したい画像を選択したら、フォト一覧の画面下部に表示されてるURLを、PCのブラウザーのアドレス欄に入力。すると、選択した画像のサムネイルが、PCのブラウザーに表示される。

　画像に問題がなければ右上の“Download Zip”で一括ダウンロード。必要な画像のみダウンロードする場合は、画像を1枚ずつクリック。

ブラウザーでスライドショーの再生も！

　画像をぼんやり眺めたければ、スライドショーがオススメ。設定画面で“スライドショー”モードに切り替えてから、PCのブラウザーのアドレス欄に、フォト一覧の画面下部のURLを入力。すると、画像をダウンロードすることなく、スライドショーを再生できるよ。

　なお、設定画面で“スライドショーコン...”を“オン”にしておくと、スライドショーの画面上で再生/停止ボタンが使えるようになる。また、“ケンバーンズ・エフ...”を“オン”にすると、イメージビデオのようなカッコイイ視覚効果をかけられるよん。

　スライドショーを使っていてちょっと気になったのが表示サイズの問題。縦横サイズの異なる画像でスライドショーを行なうと、縦横サイズの大きな画像が一部しか表示されないのだ（縦横サイズの小さな画像に統一されてしまう）。さほど重要な問題じゃないけど、今後のアップデートで改善されることを期待したいッスな。

素早く転送したければ最初からZIPで！

　選択した画像を1秒でも早くPCに取り込みたければ、設定画面で“Zip”モードを選択。PCのブラウザーにURLを入力すると即座に、ZIP圧縮ファイルがダウンロードされる。iPhoneでも進行状況を確認。

　ちなみに現バージョンでは、画像に付加されたExifデータが強制的に除去されてしまう。開発元によると『アップル以外の開発者がExifデータを引用することは許されていない。今はExifデータを残せないが、アップルの許可がおり次第すぐに対応したい』とのこと。

　にしてもこの手軽さがいいよね。ブラウザーさえ使えれば、特別なPCソフトもUSBケーブルも不要。外出先のPCで画像を取り出す用途のほか、自宅にPCが何台かあるような場面でも、いちいちケーブルを挿し換える必要がないのはマジで気楽ッス！

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『WiFiPhoto』
App Store価格：115円
（価格は記事掲載時点のものです）
(c) 2009 Matteo Rossi
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