2009年08月26日23時30分

カメラオタクのダバダバ記事

オリンパスペンE-P1使用レポ「ディープ編」

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週アスの使用レポートでなんだかしり切れぎみだったので、 E-P1のその後というか、ディープな異種交換のお話を続けましょう.
E-P1テトスレポート

 本誌でのオリンパスE-P1使用レポートはヤマケンさんが続けていますが、ミヤノ的変態行動の続きをお送りします.
ていうか~、
「マウントアダプターってそんなに楽しいのですか?」とか
「なにをどう使うのかよくわかりません」
という質問が多々寄せられました.すいません.
 誌面では掲載できなかった異種交配の細かいところを説明しておきましょう.
 

E-P1テトスレポート

 これらが「マウントアダプター」です.この3つは、写真での下側がすべてマイクロフォーサーズマウントになっていて、上側が「異種」のレンズが付くマウントです.
 使うレンズは左から「標準フォーサーズ」、「ソニーα」、「ライカM」となります.本来はマイクロフォーサーズのカメラには合体できないレンズを、まずはこのアダプターと合体させます.
 すると、反対側がマイクロフォーサーズになっているので、カメラに付けられるようになるわけです.

E-P1テトスレポート

 「ライカM」マウントアダプターを使って、フォクトレンダーの15ミリF4.5のレンズを装着してみました.フォーサーズに付けると30ミリ相当です.スナップレンズとして常用してもカッコイイので、この状態でかなり持ち歩きました.絞りの変更はレンズ側の絞りリングで、焦点合わせも、もちろん、レンズ側のフォーカスリングを手で回して合わせます.E-P1の中央拡大機能を使えば非常に正確にピント合わせができます.
 実はこのレンズはライカLマウントなんですが、後部にLM変換リングを装着してあります.ですから、実際にはライカL→ライカM→マイクロフォーサーズという2段階の転換をおこなっているわけですね.

E-P1テトスレポート

 さて、2段活用がでてきたので、ここでねじれたマウントアダプターを出しておきます.左の大きいのが天下のハッセルブラッドレンズをコンタックスカメラに付けるためのアダプターです.なぜ持っているかは聞かないでください.心が痛みます.
 中央はコンタックスのレンズをライカMカメラに付けるアダプター、そして右にあるのが、さっき使っていたライカMレンズをマイクロフォーサーズに付けるアダプターです.

E-P1テトスレポート

 中央と右の2つのマウントアダプターを使った例がコレです.コンタックスの35ミリF1.4という、開放で使うと、ピントを合わせたつもりでも必ずピントがずれるという恐怖のレンズです.うそです.ウデのある人が使うと紙のような薄い合焦点からひじょうにキレイにボケていく奇跡のレンズとなります.直接マイクロフォーサーズに変換するアダプターもあるのですが、元々ライカのカメラに付けてみたくてライカMマウントアダプターを持っていたので、こういう変換になるわけです.
 

E-P1テトスレポート

 某Oカメラマンは一応感心してくれましたが、ほかのカメラマンには無視された組み合わせです.さきほどの3つのマウントアダプターをすべて使って、ハッセルブラッド用の古いレンズをE-P1に付けてみました.三脚用の台座まで付いているのが泣けます.もちろん泣く子も黙るツアイス製プラナー80ミリF2.8はMade in West Germany!!
 

E-P1テトスレポート

 すいません血圧が上がりました.現代に戻りましょう.
 最初に紹介した「ソニーα」用のマウントアダプターがここで紹介したい最新製品です.ここまで写真で紹介したレンズにはすべて「絞りリング」がありました.んがしかし、いまどきの最新AFレンズはニコンもキヤノンもソニーもシグマも絞りリングがありましぇん.なので、ふつうに合体させるだけのリングを作っても絞りを動かせないという弱点があったのです.
 んがしかし、このアダプターはそれを解決しました.このレンズはシグマの24-70ミリF2.8DGHSMという超音波モーター内蔵の最新レンズで、ソニーα用です.最新レンズはカメラ側からの電気信号によって絞りを操作するのでが、しかーし、αマウントにはいまだに絞りレバーというものが付いています.そこを、マウントアダプターでいじってしまおうという代物なのです.ちなみに、ニコンレンズにも絞りレバーがあるので、同等製品が出ました.キヤノンのEOSマウントは完全にレバーを捨ててしまったためにありません.だから付きません.残念.

 

E-P1テトスレポート E-P1テトスレポート

 接合部の拡大写真をご覧ください.左の赤丸にあるのがこのシグマレンズの「レバー」です.手で動かすと絞りがミコミコ動きます(おすすめしません).そして左がアダプターリングにある「レバー」です.これは、リングの青い輪を手で動かすと、連動してクイクイと動くしくみになっています.つまり、このレンズをこのアダプターに合体させて、青いリングを回すと、リアルに絞りがミコミコと動くことになるのです.なんと機械的な合意事項であることでしょう!!
 もちろんフォーカスと絞り込みは手動です.そのうえこの方法で絞りを動かすと、いまF値がどれくらいなのかよくわかりません.本来のカメラに付けて、絞り値を変えて、レンズの前か観察して、どのF値だと絞りがどれくらい閉じているのか、観察しておくといいでしょう.原始的で楽しいです.
 ともあれ、E-P1をAモードにしておけば入ってきた光を測って、きちんとシャッター速度を計算して制御してくれます.
 さあ、古いマニュアルレンズのみならず、最新の他社カメラ用AFレンズも使えるようになってしまいました.もちろんパナソニックのG1やGH1でも利用できます.いまやマイクロフォーサーズはレンズオタクのための最上位デジタルカメラとなられたのです.
 

 んで、撮った写真はどおしたとか、この製品はどこのなにでしょうとか、ご質問ありましたら

『週アスコミュニティーのおカメラ部』

の部室ノートに書き込んでくださいね.じゃあ.

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