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怪奇!“OK”ボタンが消えてゆく

2008年10月31日 11時00分更新

2ヵ月くらいまえの週アス(9月16日発売の9/30号、通巻704号)の『聖ビスタ学園』(56ページ)に載っていたネタで、
“ウインドーの枠の太さを変える”
というのがあった。

vista081030a.jpg
↑ウインドーの枠というのはココ。上下左右にある囲み部分。

1.ウインドーの枠の太さをいろいろ変えてみる

まず、コントロールパネルの“デスクトップのカスタマイズ”の下にある“色のカスタマイズ”をクリック。
あるいは、デスクトップの何もないところを右クリックしてメニューから“個人設定”を選び、いちばん上の“ウィンドウの色とデザイン”をクリック。

vista081030b.jpg
↑コンパネから開く場合はココをクリック

次にいちばん下の“詳細な色のオプションを設定するにはクラシックスタイルの[デザイン]プロパティを開きます”というリンクをクリック。

vista081030c.jpg
↑いちばん下のリンクをクリック

“デザインの設定”というダイアログウインドーが開く。この画面があとで問題となる。

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↑“詳細設定ボタン”を押すと……

vista081030e.jpg
↑“デザインの詳細”ダイアログが開く

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↑“指定する部分”のドロップダウンメニューから“ウィンドウ境界の間隔”を選択。

vista081030g.jpg
↑“サイズ”欄は、ビスタの標準状態(デフォルト)では4。

この“サイズ”を小さくすれば枠が細くなるし、大きくすれば太くなる。ためしに“0”にしてみた。

vista081030h.jpg
↑たしかに細くなった気がするがよくわからない。

vista081030i.jpg
↑なので、デフォルトの状態と比較してみた。よく見れば細くなっている。

個人的には、XPを使っていたときも最小にしていたので、VISTAでも“0”で使っていきたい。枠を細くすることでウインドーを少し広くできるので、特に画面のせまいノートPCでは有効……と書こうと思ったけど、やってみたらあまり変わらなかった。まぁ、気分的な問題か。

vista081030j.jpg
↑最大値は“100”。ある意味幻想的。

上記“指定する部分”のドロップダウンメニューからほかの項目を選べば、枠線の太さ以外も設定できる。
上のほうで“詳細な色のオプションを設定するにはクラシックスタイルの云々”とあるように、これは本来クラシックスタイルのときにいろいろ変更するための設定だ。エアロで透明を使っているときにも有効だとは知らなかった。ただし、すべての設定が有効なわけではなく、設定はできるけど、無効となってしまう項目も多い。
今回はそのへんの解説はしないので、気になる人は自分でいろいろ試してみてください。

2.ボタンが下のほうから消えていく……

さて、ここからが本題(?)。

上記のように設定した枠線の太さは、“デザインの設定”ダイアログで“OK”ボタンか“適用”ボタンを押すと反映される。“適用”ボタンを押すと、ダイアログは消えないので、続けていろいろ設定を変えることができる。これはまぁ、ウィンドウズユーザーなら常識。

vista081030k.jpg
↑デザインの設定ダイアログ。設定を反映させるには、“OK”ではなく“適用”を押してもいい。

また、“配色”欄にある“Windows Aero”を選択し、“OK”あるいは“適用”を押せばデフォルトの状態に戻る。なので安心していろいろ変更を試して見ることができる。
そこで、枠線の太さをいろいろ変えたり、ほかに何が変えられるのか試していたところ、不思議な現象が!

下の画面は設定を変えたりデフォルトに戻したりしながら何回か(10回くらい)“適用”ボタンを押したところ。

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↑あれ? 下の方がなんか窮屈なことになってきた。

そしてさらに、10数回繰り返すと……。

vista081030m.jpg
↑ついに“OK”、“キャンセル”、“適用”ボタンが消えてしまった!

正確には、いちいち設定を変えなくても、“Windows Aero”をクリック→“適用”をクリックということを繰り返す。1回ごとに下から1ドットずつ表示されなくなっていき、25回ほどで、ボタンが全部消えてしまう。“適用”ボタンが消えてしまったので、これ以上消えることはない。不可解な現象だけど、これもビスタの仕様なので、しようがないのです(イヤミ)。
右上の赤い“×”ボタンを押して、いったんダイアログを閉じれば、次に開いたときには、ちゃんと元どおりに戻ってます。よかった。よかったのか?
(加藤兄)

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