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砂漠も山道も走れるJeep「WRANGLER SAHARA」は東京砂漠も楽勝だ!

2024年04月28日 15時00分更新

車内外を黒で統一! シックだけど野性味溢れるデザイン

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 室内は黒で統一。ラグジーではなく道具感が強く、助手席に体を支えるためのハンドルが設けられています。日本車を見慣れた目からすると収納は少ないものの、必要なものは一通り用意されています。

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 ドライブセレクターの隣にあるのは、4WDモード切替。ほかの操作系は軽めなのですが、このレバーだけは特別。グイッと力を入れて動かします。2輪駆動の方が燃費がいいかなと思ったのですが、メーカー担当者によると「あまり変わらないと思います」だそう。今回の試乗中は4WDのAUTOモードと2WDを切り替えてみました。走りは当然変わりますがのちほど。

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 ステアリングホイールは大径で、バスかトラックを運転しているような気分に。かなり操作は軽く、腕の力が弱い人でもラクに操作できるでしょう。ステアリングホイールの裏側にはパドルシフトの代わりに音量調整などといったボタンがついています。運転支援としてアダプティブクルーズコントロールを装備。車線監視やハンドル支援はありません。

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 メーターは指針式で、中央にはインフォテインメントディスプレイを用意。ナビゲーションと連動して、交差点などではルート指示をします。

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 インフォテインメントの画面は小さく、画面も直角なので見づらいのが正直なところ。操作も独特だったりします。また、Apple CarPlayとAndroid AUTOにも対応しています。

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 運転席側のUSBはType-AとType-Cを各1系統用意。その下にはスマホが置けそうなスペースがありました。

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 感心するのはダッシュボードの奥行きが浅いため、フロントガラスにダッシュボードの映り込みが少なく、いかなる時でも視界が確保されているところ。なるほど、命を預けるクルマってこういうモノなのかなと感心しました。

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 逆に感心できなかったのがペダル周りで、左足にフットレストがないこと。フットレストがないクルマって、どうも納まりが悪いんですよね。

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 シートはフカフカでホールド感は薄め。800万円を超えるクルマなのに、電動リクライニング機構がないのはちょっと残念です。

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 天井や荷室部分の外装は着脱可能。比較的簡単にパネルを取り外せるので、オープンカーのような楽しさが味わえます。ですが取り外したところで「このパネルとか、どこに置けばいいんだ?」となります。

見た目どおり後席はかなり広く、USB端子も豊富

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 後席は広くて、EセグメントSUVであること、3mの長いホールベース車であることを改めて実感させられます。シートに身をゆだねれば、ロングドライブも苦ではなさそう。USBだけでなく、150WのAC出力もありますので、ゲーミングノートPCでも充電や操作ができそうです。

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 特徴的なドアを開けて荷室へ。十分な広さはあるのですが、ボディーサイズが大きいゆえ「思ったより狭い」というのが率直な感想。とはいえ、小物入れや12Vアクセサリーソケット、カップホルダーなどが用意され使い勝手は良好。リアシートを倒せば、ほぼフルフラットの2000Lという広大なスペースを得られます。

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 後席を倒す時、シート座面が前へ移動するのはアイデア賞。小さな気配りですが、これが使い勝手の良さとシートの厚み(居住性)を両立させます。ほかのメーカーでも見かける機構ですが、もっともっと広まるといいと思います。

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