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フィッシュ、チキン、ベジタブル、マトン、全部うまい

機内中ずっとカレーも夢じゃない! 欧州までカレー三昧できるスリランカ航空の旅

2024年05月01日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

乗り継ぎが長いとホテルを無償で提供してくれる
スリランカ航空の魅力(2/3)

 楽しいポイントのふたつ目は、乗り継ぎです。基本情報を見てもらうとわかる通り、往路では約20時間、復路では約8時間の乗り継ぎ時間があります。旅好きにとって長い乗り継ぎ時間は、1ヵ国余計に滞在できるチャンスです。

 しかもスリランカ航空では8時間以上24時間以内の乗り継ぎ時間の場合、ホテルを無償で提供してくれます。航空券の購入価格など諸条件があり、条件によっては片道のみなどの制限はありますが、別途ホテルが無料で利用できるのはいいですよね。

 今回は片道1回だけの利用が条件でしたので、復路となる8時間乗り継ぎのフライトで利⽤しました。無料ホテルは提携先がいくつかあるようで指定などはできませんが、ホテルまでの送迎も無料で手配してくれるので、乗り継ぎが短いほうで手間をかけずに利用したいというのが狙いです。

無料なのに、立派なホテルが提供されます

ホテルまでの移動はバス。こちらも無料送迎です

 ちなみにホテル内での食事も無料。昼と夜の2食、しっかりとタダ飯をいただきました。今回はビーチ沿いのホテルが提供され、海辺を散歩しつつホテルのベッドで休憩と、長いフライトの疲れを癒やすには最高のホテルでした。

ホテルでは食事も無料なので、現地通貨はほぼ必要なし。カレーもある

ホテルのビーチから夕陽を眺めれば、旅の疲れも吹っ飛びます

 無料ホテル利用時の注意点としては、出発時に空港で預けた荷物はピックアップできないため、宿泊時の着替えなどは機内に持ち込んでおいたほうがいいということ。またスリランカ入国にはビザが必要で、4月17日から事前にe-VISAの申請が必要となっているので渡航前に申請しておく必要があります。

 ビザ代は18.50米ドル(約2900円)となっていますが、筆者の入国時や原稿執筆時は、パイロットプログラムとして日本人は無料でした。このプログラムは4月30日まででしたので、延長されているかどうかは、公式サイトをチェックしてみるといいでしょう。

コロンボのバンダラナイケ国際空港のビザ申請や入国審査カウンターは、この仏像が目印

仏像前で記念撮影をするときは、仏像にお尻を向けてはいけません

 ちなみに往路については乗り継ぎが20時間あり、コロンボの中心地にあるホテルへ移動する時間が十分にあったので、自分でホテルを手配しました。市街地までの移動は現地の乗り合いバスを利用しましたが、スリランカではライドシェアの「UBER」が利用できます。ただし交通渋滞が激しいエリアもあるので、くれぐれも飛行機に乗り遅れないように注意しましょう。また現地のモバイル通信ですが、スリランカはahamoの無料ローミング対象外なので、ahamoユーザーは注意です。

現地のプリペイドSIMは空港到着ロビーで購入可能。1スリランカ・ルピーは約0.5円なので、30GBで900円ほど

 (次ページ:格安で隣席をブロックできるサービスがあります)

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